Episode1 偉大なる名を受け継ぐ者
この物語は二年前にある中学校で起こった事件を元につくられたものです。当時、事件の起こった中学校は事件が大事となって、外部にもれないように、この事実を隠蔽しました。しかし、学校内では、事件のことはすぐに広まりました。最近では、あの事件についていろいろな説が言われるようになってきました。ですが、私はあの事件の本当の真実を知るただ一人の人間です。ここに全ての真相を書き記します。小保方による捏造や、新垣による執筆は一切ございませんので、ご安心ください。しかし、昨今問題となっている個人情報のことを考え、登場する人物の名前は、実際とは異なりますが、ご了承ください。
彼は今年の春で、K中学校の二年生となる。フケが大量に積もった坊主頭に、プシャのでこ。彼はこの持ち前のルックスのためか、学校中の人気者だった。生徒達は彼のことをこう呼んでいた。
「尊師」
それが彼の名であった。入学式で初めて彼の名を聞いた時は体育館中がざわめいた。中には、尊師マーチを熱唱し出す者もあった。この偉大なる名を持つ彼の存在が、これから起ころうとしている事件に大きく影響することになろうとは、誰にも分からなかった。私一人を除いて、、、。