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200文字小説

ヒトカラ(200文字)

作者: うわの空

 一人でカラオケ、通称ヒトカラに行った。


 隣の部屋は盛り上がっていた。

 女性が熱唱する声に合わせて、男性達の合いの手や叫び声が聞こえてくる。

 アイドル気取り? いや、合コン?

 自分には友達がいないという劣等感が増す。


 トイレに行く時、扉の窓から隣の部屋を覗いてみた。






 隣の人も、ヒトカラだった。

 女性が一人で熱唱していた。






 合いの手は止まない。

 明らかに、女性の歌声に合わせて聞こえてくる。

 隣の部屋の『中』から、ずっと――


 

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― 新着の感想 ―
[一言] これは……怖い話なんですかね?
[一言] 1人なのが寂しくて、そういうのをどっかでダウンロードしたか、録音して流してたと考えちゃった僕はきっと寂しがり屋。 ヒトカラ行って、うっかりカップルとか友達同士で来た客なんかを見ると妬ましい…
[一言] こんにちは、なのです。 一人カラオケを「ヒトカラ」っていうんですね(今、調べて知りました)。  知らなかったもので、ジャンルがホラーで「人から……」かと思い、読むとやばいかなと思いつつ、…
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