表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/7

《 oral sex 》



 唯

 満たしてあげる事で 満たされるのです



 キスをしたり

 唇で肌に触れたり

 舐めたり吸ったりする行為は

 何故 これほどの悦びと

 快楽に満ち充ちているのでしょう



 本来

 食べたり 話したり その為の器官なのに

 口で愛情を表現することに

 とろり 濡れ蕩けてしまうのです



 重ねた唇を離して

 顎から首元へ

 首元から胸へ

 胸から下腹部に唇を這わせる時の

 期待したように濃くなる

 貴方の眼差しが好きなのです



 まるで めくれるほどに括れたところを

 舌先でぐるりと撫でてあげる時

 小さく左右に揺らした舌で

 裏側を擦り上げてあげる時

 貴方から零れる声が好きなのです



 唇で覆って

 舌の平で舐め上げて

 舐め上げて

 舐め上げて

 喉の奥を締めて

 舌を巻きつけ吸い上げて

 吸い上げて

 吸い上げて

 その時

 腰を浮かせる貴方が好きなのです



 貴方が私の口の中に精を放つ その刹那

 その流れを舌で感じ取り

 注がれた液を 一滴も残さず飲み干したくて

 満たしたくて 満たされたくて

 眉を寄せ 愛しげに私を見てくれる目が

 何故 これほど

 たまらなく愛しく想うのでしょう



 唯

 貴方が好きだから

 好きなことをして 満たし満たされたいのです



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
まー!大人な詩ですね。エロロ~(笑) sexyで善きです✨
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ