時計台の隣で 海鮮居酒屋
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は海鮮居酒屋にしよう。
札幌市営地下鉄東豊線大通駅から北に向かって徒歩4分。
時計台と道を挟んで反対側の地下1階 海○ 時計台前店だ。
東西線、南北線からも同様だし札幌駅からも徒歩圏な好立地だ。
こちらはいわゆる海鮮系の居酒屋チェーンで他の居酒屋より少しだけお値段高めなのでたまに利用する店舗と言って良いだろう。立地は良いので集まるメンツの住所を気にせず来店できるのも良い点だ。
時計台もテレビ塔も札幌の中心街に位置しておりアクセスの良さに驚いたものだが、札幌は割と近郊に観光地が点在してることに気付いた。当初は車で訪問してたのだが郊外でない限り渋滞や駐車場待ちに巻き込まれることは間違いない。そこで自転車の出番というワケだ。
東京に出張してる時に自転車が欲しくなり、ロードバイクは大袈裟すぎるもののクロスバイク程度は欲しいと思い色々探したところ常駐先の会社の近くに専門店を発見。相談したところ目的のメーカーは取り扱ってないものの型落ちのクロスバイクを格安で売ってくれるとのこと。型落ちとは言え二年前後古い型というだけで自転車自体は新品なので特にこだわりが無いこちらとしては大歓迎。その時は全く知識が無かったがトレックという有名メーカー品なので品質は保証出来るとのこと。それは期待が持てる。
試しに近所を試走したところ「最近のクロスバイクってこんなに高性能なの?」と驚きを隠せなかった。とにかく軽いのだ。軽いと言っても車重ではない。もちろん車重もママチャリに比べれば半分以下の重量なので軽いのだがそうではなくクランクがほとんど抵抗を感じることなく回せるので、ペダルを踏み込むというよりクルクル回転させると言った方が正確なほどだ。金属同士が干渉するようなノイズもなく上質な乗り味で機能美すら感じさせる。コレが六万なら激安と言って良いだろう。買わない選択肢などあるはずも無いということで即購入した。
ただコレは私の身長に合うピッタリなサイズの自転車がたまたま売ってただけなので、サイズが合わなかったらここまで気に入ったとは思えない。ママチャリではあまり意識しないと思うがクロスバイクやロードバイクの購入を検討してる人は身長や股下などのサイズに合った自転車を選んで欲しい。少しでも大きかったり小さいと途端に不快となるからだ。
実際その後ロードバイクを購入したがアメリカのメーカーだけに私の身長より若干大きい人向けのサイズしか売っておらず妥協して購入したものの最後まで不快な違和感が拭えず悔しい思いをしたものだ。結局クロスバイクは最後までたくさん乗ったがロードバイクは数えるほどしか乗らなかった。決して安い買い物ではないので納得行くまで試乗して自分に合うサイズの自転車選びをして欲しいと思う。
そんなワケで出張時は毎週末80キロほど走行するのが習慣となり、限界にチャレンジということで距離で言うと奥多摩方面に160キロ走行したのが最高記録となった。8時間ほど運転してたので最後は脚力だけでなく握力もほとんど無くなり痺れたような感覚が続くのだなと勉強になった。ツールド○○に参加するような人達は化物クラスと言っても過言ではないと思う。
また高尾山の大垂水峠(おおたるみとうげ)を超えて相模湖に行った際は水分か塩分摂取不足で足がつって大変な目に合ったし道志みちを通って富士山に行った時はほぼ全てヒルクライムとなるとは予想もしてなかったので長時間の苦行を味わったりだの自転車生活を満喫。自転車も飲んだら乗ってはNGなのでアルコールが好きな私も自転車生活中は非常に健康的な生活を送っていた。いま振り返ってみても何故あそこまでハマったのか謎である。
そんな感じで札幌に戻ってからもクロスバイクを乗り回してたのだが、札幌は割と平坦な場所が多いので自転車ライフが捗るのだ。また今でこそ中心街は駐輪禁止区域が増えたが少し離れてしまえば車よりは遥かに駐輪場所に困らない。西は藻岩山、南は真駒内、東は百年記念塔、北は石狩湾など色々楽しむことが出来た。ただ円山公園から藻岩山の西側を抜ける幌見峠は激坂すぎて押して歩くことしか出来なかった(笑)車で登るのもひと苦労なレベルなので興味がある方は是非チェックして欲しいと思う。
盛大に脱線した。元に戻ろう。
ア○ヒなのが残念だが乾杯!(終わりの始まり)
頼んだメニューはこちら。
・刺身5点盛り合わせ
・アスパラ天麩羅
・だし巻き玉子
刺身5点盛り合わせ。さすが海鮮居酒屋。新鮮でプリプリ美味い。
アスパラ天麩羅。アスパラも大好物のひとつなので頼んでしまう。旨い。
だし巻き玉子。こちらも間違いない美味さ。ふわふわで優しい味だ。
こちらは物凄くオススメという程ではないが選択肢のひとつとしては良いと思う。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。