新宿で 肉バル
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日はバルにしよう。
JR新宿駅から東に徒歩3分。
大勝軒の脇道を入った地下1階の肉バル アモ○レ 新宿店だ。
若干分かりにくい場所にあるが超好立地と言って良いだろう。
近辺に店が多すぎてゴチャゴチャしてるのと入口が分かりづらいので事前にストリートビューでチェックしておくことをオススメする。
それにしても久しぶりに金曜19時の新宿を訪れたがあまりもの人の多さに驚いた。昔は新宿で働いてたこともあるのに綺麗サッパリ忘れるものなのだなと感慨深さすら覚えたほどだ。あと店の密集具合とギラギラ度が凄い。以前は繁華街と言えばコレが普通と思ってたがしばらく離れるだけでリセットされるのか新鮮な気分で眺めてしまった。
札幌ではススキノの近くに住んでたので繁華街は慣れてたつもりだったがレベルが違いすぎる。ここまでギラギラではないし少し離れると割と閑静な住宅街と言っても良いので落ち着くが新宿の近所に住みたいかと問われたら否と回答せざるを得ない。私は少々不便でも閑静な住宅街を好むのだなと改めて実感した次第だ。
それにしても本当に店が多く圧倒される。眺めながら通り過ぎるだけで楽しめるレベルだ。これだけあればきっと自分にベストマッチな店もあるだろうが探すのが大変だろう。故にぐるなびやホットペッパーなどのお世話になるワケだ。
しかしながら条件を緩くして検索すると大量にヒットして見るのが嫌になった人も結構いるのではなかろうか。具体的には「新宿で五千円以内のディナー」しか指定しないと1400件超のお店がヒットする。ヒットした店を全て見る人はどれだけいるのだろう?少なくとも私は一件もチェックせず条件を追加する派だ。
個人的には三十件までならチェックするが五十件を超えると辟易とする。この辺りの閾値は人によるだろうが選択肢が多くなるほど嫌になる傾向が高くなるのは間違いないと思う。
どうやら選択肢が多すぎると選べないのは1995年にとある教授により「ジャムの法則」として発表済みのようで、選択肢が少ない方が購買率が十倍になったとのこと。選択肢の幅だけでそこまで影響するのかと驚いた。
もちろん販売する商品や選択肢等により効果は異なるのだろうが興味深い話だ。
選択肢が多いとは少し異なるが漫画喫茶に行った際、とある本を読みたく端から端まで探したことがあった。大量の本から目的のタイトルを探すというストレス・負荷の意味では似てるのではなかろうか。
探してる最中「大量に陳列されてるとは言えスペースの関係から売れ筋を中心に絞ってるだろうから、国立国会図書館に貯蔵されてる中から好きなのを選べと言われたら途方に暮れるだろうな・・・」と現実逃避したのは探すことに疲れたからだ。根性なしにも程があるエピソードだが目視での人力検索はキツイ。漫画喫茶にも某本屋のように検索機器を設置して欲しいと思ったのは秘密だ。
その時は残念ながら目的の本が見つからなかったので映画が面白かったハイキューを借りて読んだら物凄く面白くハマったので結果オーライだった。これも人間万事塞翁が馬ということなのかも知れない。
選択肢が多すぎると疲弊するのは間違いない。各検索サイトについては今後最適な数の選択肢が提示されることを期待する今日この頃だ。(コンシェルジュのようなサービスを期待)
脱線した。元に戻ろう。
単品飲み放題にしたのでビールで乾杯!(終わりの始まり)
頼んだメニューはこちら。
・たこわさ
・枝豆
・チキン南蛮
お通しはマカロニサラダ。うん普通。美味いという程では無いけどツマミになるのでこれで充分。
たこわさ。こちらは間違いない美味さ。ビールが進む。
枝豆。外れが少ない食材のひとつ。旨い。
チキン南蛮。衣がザクザクで思ったより美味いがハラいっぱいになりつつあるので食べる速度が遅くなる(笑)
店の場所が分かりづらいのと店内の通路が狭めなのがネックだが駅近だしコスパも良い方なので選択肢のひとつとしては悪くないと思う。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。