札幌駅パセオで 博多もつ鍋
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は博多もつ鍋にしよう。
JR札幌駅から直結の東側パセオに向かい徒歩2分。
ぶあ○そ 札幌本店だ。
2年前のパセオ閉店に伴い移転したが良い店だったので紹介しておきたい。
それにしても何という店名を付けるのだろう。飲食業は味だけでなく接客も大事な要素と言って良いのではなかろうか。しかしながら昨今は求人してもなかなか集まらないからか外国人の店員さんが増えたし、愛想どころか態度も悪い店員も少なくない。誤解のないようあらかじめ伝えておくとこちらは店名とは真逆に素晴らしい接客だったので安心して欲しい。あくまで話題としてるのは一般的な飲食業に来店した際に感じる接客の質の低下についてだ。
もちろん気持ちの良い接客をしてくれる店員さんもいるのだが明らかに昔より接客の質が低下したと感じる場面が増えた気がする。社員教育の問題もあるかもしれないが少子高齢化を要因とする人手不足や高騰する人件費を賄えず質の高さを保つのが難しい側面もあるということだろうか?いや、もしかしたら飲食業のブラックな体質や理不尽なクレーマーへの対応、下手したら警察沙汰になりかねないレベルの話なども広まったことで接客業への忌避感が高まったことが質の高い人材を遠ざけた一因かも知れない。これらもある種バタフライ効果と呼ぶ現象なのだろうか。
実際店員さんの接客のせいで再訪しなくなった店も少なくない。商品やサービスに対する不満を店や企業に伝えずそっと離れる人が多いと聞くがその気持ちは良く分かる。私もそうだからだ。どうやらそのような人たちをサイレントクレーマーと呼称するらしい。日経リサーチの調査によると実に日本人の72.5%がサイレントクレーマーに該当するらしい。そっと離れる人が多数派と言って良いだろう。それにしてもどんな事象にも命名するのだなと感心する一方、一言もクレーム付けてないのにクレーマー呼ばわりされることに納得いかないのは私だけだろうか?供給側に属する資本家の傲慢さを感じる。突然主語をデカくしたことは認める(笑)
店や企業側としてはお客さんが何も言わず去るため改善点が分からず困るという話を聞いたことがあるがイチ消費者としては「んなこた知ったこっちゃねぇ」が本音だ。こちらとしてはお金という対価を提供して商品やサービスを購入してるだけで立場としては対等なワケだ。お客さんが何も言わずに去るような体制で営業してる店や企業側の問題であり根本原因は顧客に対する姿勢の舵を握る経営層の問題だ。
ハードルが低く気軽に話しかけやすく改善点を指摘した時に真摯に受け止めて感謝してくれるような対応であれば指摘することもやぶさかではないが、そもそもそこまで接客が良ければ再訪しない行動にまで移すことは少ないだろう。経営層を含む上層部は数字だけ見て原因が分からないとか怪しいコンサルに頼る前に現場を見て改善点を考えろと言いたい。
盛大に脱線した上、心の声が駄々漏れかつ熱く語ってすまない。元に戻ろう。
こちらの店は以前紹介した「なかす○娘」で美味しいもつ鍋を出す際に研究対象のひとつとされたほどのレベルなので味は保証できると言って良い。
当時は飲み放題があったので飲み放題一択。
もちろんサ☆ポロクラシ○クで乾杯!(終わりの始まり)
頼んだメニューはこちら。
・刺身盛り合わせ
・チキン南蛮
・特製辛子明太子
・博多一口餃子
・博多もつ鍋(味噌)
刺身盛り合わせ。間違いない美味さ。新鮮でプリプリ。ビールが進む。
チキン南蛮。美味い。結構ボリュームあるので驚いた。
特製辛子明太子。こちらもサイズがデカい。本場博多で食べた時と同等のサイズ。さすが博多を売りにするだけある。旨い。
博多一口餃子。こちらも間違いない美味さ。今までいわゆる普通の餃子サイズしか食べたことしか無かったので初めて見た時はサイズの小ささに驚いた。が肉の味が濃厚で旨い。箸が止まらない。
博多もつ鍋(味噌)。待望のもつ鍋。もつのサイズがゴロゴロしておりデカい。そしてぷるっぷるで旨い。コラーゲンもたっぷりでスープや野菜と一緒に食べるとたまらなく美味い。こちらも箸が止まらないというヤツだ。
冒頭でもお伝え済みの通りこちらは店名と真逆に接客が素晴らしい。さらに味も内装もコスパも良いと来れば最高としか言いようがない。現在では場所が移転してしまったしコスパも変わってるかも知れないが味は間違いなく美味いので気になる方は是非チェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。