時計台ビルで 中華
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は中華料理にしよう。
札幌市営地下鉄東豊線大通駅から北に向かって徒歩5分。
時計台ビル地下1階にある中華料理の順○だ。
東西線、南北線からも同様だし札幌駅からも徒歩圏な好立地だ。
時計台と言えば日本三大がっかり観光地として有名だ。非常に不名誉なランキングだが事実だから仕方ない。私は事前に情報として知っていたので「なるほどコレは確かにがっかりする」と冷静に納得したが観光名所として期待して来た人達は落胆するだろう。観光地として成り立たせるには周囲の環境も大事であることを学べる反面教師としてこれからも役立って欲しいものだ。
というワケで時計台の実際の姿を知ってるだけに、漫画などで時計台の描写が出てくると「さすがにハッキリ描写してないけど周りに無粋なビルや街並みがあって風情の欠片も無いんだよなぁ。。どちら方面から来てどこに向かうんだろう?」と現実に引き戻されてしまう。若干離れてるが徒歩圏に住んでたので裏道含め知り尽くしてるのだ。生活圏にあると観光地であってもただの建物でしかなくなるのは仕方ないかも知れないが、作者の皆さま方には現実の舞台を描く場合、多少は風情がある場所を描写してもらいたいと願ってしまう。
そう言えば街中にあるにも関わらず浅草の雷門は相変わらずの大人気スポットだ。やはり写真を撮る際に周囲の建物があまり邪魔に感じないことが大きな要素なのかも知れない。奥に進めば仲見世通りがあり年中お祭り感を味わえるし、横にそれれば昔ながらの街並みを再現した通りもあるので歩くだけでも楽しい。外国人観光客も多いがレンタル衣装の着物姿で楽しんでる若い世代も多数いたりして賑わいを見せている。コンセプトを大事にして街全体で観光地らしさを創りあげる努力が必要なのだなと改めて思う。
脱線した。元に戻ろう。
時計台ビル周辺はビジネス街でもあるので平日昼のランチタイムはサラリーマンで賑わう場所でもある。こちらの店も同様にランチメニューをやっており行列が出来るほどの人気店だ。期間限定ではあるがこちらで提供してた酸辣湯麺が私は大好きだった。珍しいことに黒胡椒がたっぷり掛かっており酸味とラー油の辛みだけではない黒胡椒の刺激も相まって飲み干すレベルの旨さだった。あれから色々なお店で酸辣湯麺を食べたがこちらの店を超える味にはまだ出会っていない。出来ればもう一度食べたいものだ。
そんなワケでいつもはお昼に伺っていたのだが本日は夜に居酒屋として来店。残念ながら飲み放題は無いので単品でビールを注文。乾杯!(終わりの始まり)
頼んだメニューはこちら。
・麻婆豆腐
・油淋鶏
せっかくの本格的な中華料理屋なのだからもっと普段は食べられないようなモノを選べば良いのにという声も聞こえるがこちとら小食な上に保守派なのだ。更に一緒に飲むメンツも食べないので余計に厳選してしまう。よってド定番を選んでしまったというヤツだ。批判は甘んじて受ける。
麻婆豆腐。間違いない美味さ。最初は甘口かな?と思ったけど何口か食べるうちに辛さがやってくるタイプ。ビールが進む。
油淋鶏。こちらも旨い。紹興酒も飲んでみたがやはり私はビールの方が好きなのでそれ以降はビール一択だ(笑)
昼に行列が出来るのは知っていたが夜も結構混んでいたので予約した方が無難かも知れない。今回二人で来店したので控えめな注文となってしまったが、このような中華に来店する際は大人数で来てたくさんの料理を少しずつシェアするのが正解なのだろう。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。