狸小路でコスパが良い 海鮮
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は海鮮にしよう。
札幌市営地下鉄南北線すすきの駅から狸小路を西側に向かって徒歩8分。
瑠○&魚平だ。
こちらはとにかくコスパが良い。60分限定とは言え1000円を切る価格で飲み放題が設定されてるのだ。口コミによると現在は飲み放題が無くなってしまったようなので実際に行って確かめて欲しい。
それにしても居酒屋が設定する飲み放題はバグってると思うのは私だけだろうか?
今でこそ飲み放題が1000円を切るお店は減って久しいように思うが、それでも通常料金のアルコールの設定金額から考えると激安と言って良いだろう。メニューにより異なるが3杯前後で元が取れそれ以上は飲めば飲むほど得をするシステム。イチ消費者としては有り難いが原価割れしないのだろうかと心配してしまう。
どうやらサワーやチューハイ系は原価率が安いらしく、ビールは原価率が高いとのこと。そうなのか。私は最低でも10杯は飲むから経営者から見ると忌むべき客なのかも知れない。原価率が高いビールばかりガバガバ飲んですまない。何せこの麦とホップの苦みと香りを炭酸のシュワシュワと共に流し込むのど越しがたまらないのだyすいませーん!生おかわり(満面の笑みで)
私のような客が増えることで値上げしたり飲み放題がメニューから消えたりするのかも知れない。すまない。
それにしても真面目な話、時には私のような原価割れするレベルに飲む客も来店するだろうが、年間で平均すると元が取れるから続けてる店が多いのだと思う。もしくは飲み放題は広告料代わりと割り切ってツマミで元を取ってるなど。どなたか覆面座談会のような形で経営者陣にインタビューしてくれはしないだろうか。飲み放題だけでなく食べ放題も内情はどうなっているのか気になる。もちろん大食いハンターのような人達が連日押し掛けるような事態になれば赤字間違いないだろうが、ごく一般的な客層で考えれば採算が取れるラインを設定してるのだろう。BtoCそれも飲食は身近なだけに興味深い分野である。
脱線した。元に戻ろう。
店名だけ見ると洋風な雰囲気を想像すると思うが実際にはコの字カウンターが並ぶ昔ながらの昭和な居酒屋だ。
狸小路は観光客が訪れる代表格のひとつだが、こちらの店は珍しいことに地元客の方が多い。何故なら安くて旨くてボリュームがあるからだ。普段使いに丁度良いお店と言って良いだろう。
観光客で思い出したが、コロナ渦前の狸小路はアジア系の外国人だらけで酷いものだった。具体的には中国や韓国系が多かったが特に中国系の観光客が迷惑だった。観光地にお金を落としてるのだからあまり文句を言ってはいけないのかも知れないが私の懐が直接潤うワケではない。それに彼らは狸小路の通路中央に30~40名の団体で立ち止まって大声で喋ることも日常茶飯事なので通り抜けるのも一苦労。他者への気配りなど1ミリも感じない。文化が違うと言えばそれまでだが、迷惑を掛ける観光客は来るなと思うのが直接的な利益を得ない地元民の本音だ。
コロナ渦をキッカケに以前とは比べ物にならないくらいアジア系観光客が激減したが個人的にはウエルカムだった。利益を享受してた一部ドラッグストアや土産屋は大打撃かも知れないがそれも時代の流れというヤツだ。せめて観光客の集団が迷惑にならないよう注意喚起や行列の整理など最大限の努力をしてたのであれば擁護の気持ちも湧いてくるがそんな様子は全く無かった。ということは経営層の思想が売上にしか向いていなかったということだろう。正直ザマアと思う今日この頃だ。
脱線したと言いながら心の闇を隠し切れずすまない。ストレスが溜まっているのかも知れないので飲んで発散するとしよう。乾杯!(終わりの始まり)
頼んだメニューはこちら。
・まぐろ刺身
・あじたたき
まぐろ刺身。切り身のサイズがデカい。けど大味というワケではなく旨い。ビールが進む。
あじたたき。間違いない美味さ。正直コレがあれば3時間でも戦える。
こちらのお店は一品ごとのボリュームが凄いので少しずつ様子を見た方が良い。まぐろの気分だったしあじたたきは絶対食べたかったのでこちらの二品を注文したがこれだけで充分満足だった。ビールの炭酸でハラいっぱいになったというのも大きいがこちらは本当にボリュームが多いメニューが多いので少しずつ様子見した方が良い。しかし新鮮で旨いことは間違いないので気になる方はチェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。