昼は稲庭うどん 夜は居酒屋
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は昼に稲庭うどんセットをやってる居酒屋にしよう。
札幌市営地下鉄南北線大通駅から北に向かって徒歩4分。
牛丼とラーメン屋が入ってるビルの地下1階。ほっかいどうお万菜処 まるひ○だ。
和風バルはれる○北1条店の隣なので見たことある人もいるかもしれない。
パッと見少々お値段高めに見えるお店だ。
と紹介したが実は昼に来たことが無い。
しかしながら稲庭うどんセットは惹かれる。気になる方はチェックして欲しい。
ちなみにこちらのお店は元同僚のオススメだ。
元同僚はお酒も飲まなくはないが何より食に目がなく様々な良店を知っているので良くヒアリングさせて貰ったものだ。海産物はもちろんだが、特にラーメン屋さんをたくさん教えてもらった。あまりにもたくさん教わったので半分行けたかな?というところだが紹介して頂いた店はほぼ外れ無しだったので好みが近いのだろう。好みが近い歩く食べログと言ったところか(笑)
食べログと言えば皆さん利用されたことがある人も多いのではなかろうか。私もちょくちょく利用してる。
しかしながら点数はほとんどアテにしていない。点数システムがブラックボックス化されており恣意的に点数を操作してるとの噂があることも理由のひとつとしてあるが、そもそも美味い不味いは主観と好みにより大きく左右されるからだ。
例えばラーメンひとつ取っても醤油・味噌・塩・豚骨その他諸々と好みがある上、麺の太さ、固さ、脂の量、しょっぱ目薄め等々、好みは千差万別と言っても過言ではないだろう。なので点数は見ずに写真だけで推定し訪問。旨ければ高評価および似た感想を書いた人が紹介する他店もチェックし、好みが似てる人=外れが少ないのでは?と当たりを付けて開拓を進めていくのが王道のひとつらしい。
理屈は分からなくは無いが個人的にはそこまでするのは面倒くさい(笑)ので私はリアル口コミまたは写真で見て美味そうと思う店を訪問する日々だ。たまに「アレ?」と思う時もあるがそれもまた一興。これからも開拓を続けて行こうと思う。
そんなこんなで色々教えて貰ってるワケだが、教えてもらうばかりでは悪いなと思い自分が開拓して美味しいと思った店を紹介すると「そこ美味しいよね」と既に訪問済みということもしばしばで笑ってしまう(笑)
私が自信をもって紹介したお店で彼が未訪問だった店は片手で数えるくらいだろうか。評判の店はほぼ全網羅してると言っても過言ではない状況に震える。成人済みのお子さんが数名いる年齢なのに美食への貪欲な姿勢は見習いたく思った。
そんな彼に教えてもらったこちらだが、ただ美味しいだけでなく元同級生がオープンしたお店とのこと。身内みたいなものだから堂々と紹介するのも恥ずかしいけど美味しいから是非食べて欲しいんだよねと。それは行くしかないと一緒に訪問。
隣の和風バルはれる○は数回訪問したことがあったがこちらは初訪問。なぜなら少々お値段高そうで敷居が高く感じたから。しかし元同僚の同級生ということで一安心。さてどのような料理が待ち受けてるのだろうか。
とりあえずビールといこう。乾杯!(終わりの始まり)
連れて来られたので良く分からないがコースメニューのようだ。元同級生ということもあり多少融通も効かせて頂いたとのこと。感謝とともに頂くとしよう。
・カレーうどん
・刺身盛り合わせ
・アスパラ焼き
・冷製コーンスープ
・生牡蠣
・クリームコロッケ
・ほっけの開き焼き
・いわしの丸焼き
・カレイの煮付け
・炊き込みご飯
・2~3種の魚介入りお吸い物
お通しは3種盛。肉とインゲンの煮物、トウモロコシ、山菜の煮付け。山菜は正直苦手だが一番苦手なわらびとゼンマイは無かったので一安心。山菜苦手な自分でも美味しく頂けた。これは期待が持てる。
カレーうどん。〆でなく初っ端からカレーうどん?と思ったけど、本当に美味いから是非シラフのうちに食べて欲しいとのこと。そこまで言うなら…なるほど。ビーフを中心とした洋風カレーうどんというテイスト。旨い。洋風だけどしいたけも入ってるので良い感じに和洋折衷してる。確かに美味いがうどんがキッチリ1人前あるからボリュームが多い(笑)味は飲み干すレベルで旨かったがハーフサイズにしてもらえば良かった。
刺身盛り合わせ。マグロ、マダイ、エビ、北寄貝、名ダコ、ホタテ、つぶ貝。旨い。もうこれだけで良いと思ってしまう。
アスパラ焼き。焼いた後の中身だけを提供してくれるスタイル。デカい(笑)20cmオーバーで皿からはみ出してる。ほっくりシャキシャキ。やはりこーゆーヤツは穂先の柔らかい部分が一番旨い。
冷製コーンスープ。本日イチ目が見開いた。何だコレは旨すぎる。コーンスープって温かいのが当たり前のイメージだったけど冷やしたヤツってこんなに旨いのか。今後冷製コーンスープを提供してる店を見つけたら是非頼んでみようと思った。
生牡蠣。間違いない美味さ。本当は生牡蠣大好きでいくらでも食べられると言いたいところだが、あたるのが怖くてたまにしか食べられない。まさに久しぶりに食べたが身はぷりっとして大きいし旨いしで感動した。
クリームコロッケ。ふわっふわで軽く滅茶苦茶旨い。ソースとマヨネーズがあるが何も付けず食べるのが一番美味いと思った。
ほっけの開き焼き。間違いない美味さ。言うこと無し。
いわしの丸焼き。珍しいことにいわしがあるとのことで丸焼きを提供いただいた。いわし大好きだが最近は不漁続きで高級魚扱いとなっていることが哀しい。丸ごとかぶりつくのが正解。旨い。
カレイの煮付け。味付けが絶妙。甘ったるすぎず旨い。このタレをご飯にかけて食べたいと思った。
炊き込みご飯。具材はあまり見えないが秋の芳醇さが香り鼻腔から幸せを感じる。旨い。
2~3種の魚介入りお吸い物。純粋なお吸い物と違って魚介の脂が薄く浮いてるがそれがまた良い。旨い。まさに〆の一杯という感じ。胃腸が整えられる。
最初から最後まで堪能できた。かなり食べたハズなのに胃もたれする感じが全くしない。良質な食材と調理だと胃もたれしないということか。さすがにボリュームとバリエーション満点のこれらはお友達価格の数々だと思うが、料理の腕は間違いないと感じた。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。