久しぶりの飲み会 居酒屋
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は久々に飲み会だから居酒屋にしよう。
昼飲み+喫煙者がいるので上野に集合。いやー。こんなに使い勝手が良い街だとは知らなかった。今までノーチェックだったのが悔やまれるレベル。まぁ良い。これから取り戻して行けば良いのだから。
ということで喫煙可能かつ4名が座れる店は、と。うん。結構あった(笑)
私以外のメンバーはビールのメーカーにこだわりが無いので、まぁ何でも良いよ。とゆーコトで上野駅徒歩3分くらいのところにあるひらがな3文字の居酒屋へ。私も初訪問。期待に胸が高まる。
まずはアルコールを注文。私は基本的にビールが大好きなのでビールを注文。お?メガジョッキがあるじゃないですか。ア○ヒスー○ードライか。。内心の不満は胸の内に留めておきながら注文。他メンバもそれぞれ注文。そして乾杯!終わりの始まり。
しかしながら時刻13:20だと言うのにお店は8~9割の客入り。そして大半のお客さんが既に出来上がってて声がデカい状態。自分が言うのも何だけどこんな昼間から泥酔してて良いのかねチミたちぃ。(ブーメラン)
しかしまぁ複数名で飲み会やると、自分ではあまり頼まない品もテーブルに並ぶのが楽しいと思う。
「京風自家製 出汁巻き玉子」
「イカゲソ唐揚げ」
「ハムカツ(チーズ入り)」
「フライドポテト」
「しいたけ串」
「ししとう串」
「なんこつ串」
「砂肝串」
「ねぎま串」
「ふわっと極厚油揚げ」
うん。出汁巻き玉子とフライドポテト以外は自分でも頼むヤツだった(笑)
まぁアレだ。推しだ何だうだうだ偉そうに語っているがビールは旨い。ぐびぐびイケてしまう。メガなのにジョッキが空になるのが早い。やはり喋りながら飲むと飲むペースが早くなる。なのに酔うのが遅いように感じられる。
そう。実は喋りながら飲むと酔いづらいと感じるのには理由がある。
飲酒運転の取り締まりで呼気検査というのがあるのをご存知だろうか。知らない方のために説明すると、警察官に差し出された機器に息を吹きかけると、吐き出した二酸化炭素中にどれだけアルコール成分が含まれてるのかを計測する機器で、それで血中アルコール濃度を確認することで飲酒運転の判断をするワケだ。何ミリ以上が飲酒運転となるかは知らん。各自ググってくれ。
警察が上記方法を採用するように、摂取したアルコールは胃や腸で吸収された後に肝臓で分解、二酸化炭素と水に分解されて体外に排出される仕組みとなっている。具体的には吐く息と汗、おしっこで排出されるワケだ。
ではその生成されたものを大量に排出したらどうなるか?
いわゆる毒素を排出するようなモノなので身体に良いことは間違いないが、効能はそれだけではない。むしろ喋ることにこそ意味がある。
考えて欲しい。人は喋りながら同時には飲めない。
そして酔って来ると必然的に喋るペースも話す時間も長くなる。周囲の酔っ払いの会話を見てれば分かるだろう。徐々に大きくなる声。ループする話。良く分からんがゲラゲラ笑う人達。
つまり自分では飲むペースが早いと感じていてもそれは酔っ払いによる錯覚なのだ。実はそんなに早くないことに気付け。酔っ払いども。(ブーメラン再び)
たくさん飲んでも酔わない。ではない。
喋る時間が長いから、飲むペースが抑えられている。必然的にアルコールを分解できる速度まで飲むペースが落ちてる。ゆえに長く多く飲めているということだ。早いペースで飲めてるように感じるのは酔っ払って時間感覚がおかしくなってるだけだ。まぁアレだ。楽しいことをやってる時間は早く過ぎるというヤツだな。
何を熱弁してるのか分からなくなってきた。
まぁ酔っ払いの戯言だから気にするな。
というワケで色々頂いたがほぼ全て美味しかった。
特にハムカツは期待通りの薄さで嬉しかった。
厚切りで出す店もあるがアレは分かってないと思う。
ハムカツは薄切りに限る。異論は認める。
だがチープさと懐かしさ、エモさポイントも含めての味なのだ。
ハムカツを扱っているお店はぜひ参考にして欲しい。
そして極厚油揚げも美味しかった。
「ふわっと」と名付ける通り、大きいサイズなのにふわっふわ。
なのにしっかり味が付いておりツマミとして最高としか言いようがない。
これは他店も採用して欲しい。そう思ってやまない出来栄えだった。
あとイカゲソだけど、最近イカが高騰してるせいか出してる店が減った気がする。本当はタコ唐揚げの方が好きだけど、原価が高いせいか扱ってる店が少ないのが悲しい。だからせめてイカゲソは居酒屋メニューの定番として残して欲しい。とは言えあまりにも高価になったら手が出なくなるが。。
ということで串も含め大満足のメニュー類だった。
滞在時間約5時間。いくら何でも長居し過ぎで申し訳ない。
また来ます!
ごちそうさまでした。