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定期的に食べたくなる 博多もつ鍋

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日は博多もつ鍋にしよう。


札幌市営地下鉄南北線さっぽろ駅から東に向かって徒歩3分。

階段を降りた地下1階。なかす○娘 時計台通り店だ。


札幌市営地下鉄東豊線(とうほうせん )さっぽろ駅からも西に向かって徒歩4分。

JR札幌駅からも南に向かって徒歩7分なので好立地と言って良いだろう。


残念ながらだいぶ前に山○猿にリニューアルしてしまい、なかす○娘は現在、宮城県仙台市の1店舗のみとなってしまった。しかしながらかなり良い店だったので紹介しておきたい。


一時期定休日以外毎日通っていた行きつけの居酒屋があったのだが、そちらのマスターがこちらの別店舗で働いていたことがあるのだ。


飲食あるあるでまぁまぁブラックな香りを漂わせていたらしいが、その店舗以前に勤務してた地獄のような環境に比べれば100倍マシとのこと。私なら耐えられず即離脱する自信がある。


こちらは店名から推察できるように博多料理をメインに提供しており、その中でももつ鍋がイチオシメニューとなっている。味噌、醤油、辛味噌とあるがどれも美味い。マスター曰く、色々ともつ鍋が美味しい店を食べ歩いて研究し、それらの味を超えるよう皆々で試行錯誤を重ねた結果とのこと。素晴らしい研究と成果にスタンディングオベーションを贈らざるを得ない。


札幌なのに博多料理?と思われるかも知れないが、博多を含め地方の郷土料理を提供する店も少なくない。最近だとアジアン系も増えてきたと言って良いだろう。もちろん北海道=海産物の宝庫なのは誰もが知るところなのでどの店舗も刺身や盛り合わせなどは当たり前のように用意されてるが、わざわざ北海道で食べなくても良いのでは?と思うメニューも多数提供されている。


私も観光客のひとりとして訪問してた頃は違和感を覚えていたが、実際に暮らしてみると海産物以外も食べたくなるのだ。むしろそこら辺のスーパーで売ってる刺身ですら普通に美味しいので、外食時には海産物以外の美味しいものも食べてみたい欲求に駆られるのだろう。人間とは贅沢なものである。


海産物で思い出したが、道産子は幼い頃から美味い海産物を食べ慣れてきたせいかあまり海産物に興味を持ってる人が少ないように感じる。新鮮が当たり前。美味くて当たり前の世界線で育つとそうなるのかも知れない。関東出身としては羨ましい限りだ。


と思っていたが、幼い頃から食べ過ぎたせいで嫌いになるのか、刺身を始めとして生魚が一切ダメな人も一定の割合で存在する。小樽で生まれ育ったのに生の海産物が一切NGとか勿体無いにも程がある。。持たざる者の嘆きが発動してしまう。


このように北海道には海産物以外の料理を提供する店が少なくない。考えてみれば築地、いや今は豊洲か。そこも市場で働く人のためのメシ屋さんは海産物以外にも多岐にわたるとのこと。端的に言うと海産物ばかりだと飽きるということだろう。かの有名な牛丼の吉野○も築地に1号店をオープンしたとのこと。牛丼に限らず外食産業の皆様方には今後も旨いメニューの数々を提供して欲しいものである。


脱線した。元に戻ろう。


そんなワケで本日のメインはもつ鍋だがその他にも旨いメニューが勢揃いしてる。何はともあれ飲み放題一択。乾杯!(終わりの始まり)


サ☆ポロクラシ○ク飲み放題で1000円を切るとか尋常ではない。リニューアルオープンの名の元に閉店するくらいなら採算が取れるレベルまで値段を上げて欲しかったと思わざるを得ない。


頼んだメニューはこちら。


・博多明太子入りだし巻き卵

・九州名物 からしレンコン

・とんぺい焼き

・チキン南蛮

・刺身3種盛り合わせ

・博多鉄板 一口餃子

・もつ鍋(醤油)


博多明太子入りだし巻き卵。ふわっふわで旨い。中に入った明太子が良いアクセントとなっている。どうやらこちらも評判の良い料理のようだ。


九州名物 からしレンコン。こちらで初めてからしレンコンを食べたが絶妙なバランスで旨い。後日別のお店でも食べたが、そちらでは少しからしの刺激が強すぎてバランスが崩れていた。全体のバランスが大事なのだなと思った。


とんぺい焼き。ソースとマヨビームが食欲をそそる。間違いなく旨い。これだけで最後まで戦える。


チキン南蛮。博多というより宮崎県の郷土料理だが同じ九州というくくりだから良しとしよう。自家製タルタルの具材が少し大きめでゴロっとしてるのがアクセントとなって旨い。


刺身3種盛り合わせ。間違いない美味さ。九州直送の刺身もあったが今回は標準的な盛り合わせを注文。九州しばりにしても良いが旨ければ何でも良いのだ。


博多鉄板 一口餃子。羽根つき餃子。一口という名前だが普通の餃子とそんなにサイズは変わらないが旨い。博多に旅行にいった時に思ったが何を食べても美味しいと思ったことを思い出した。


もつ鍋(醤油)。本日メインのもつ鍋。間違いない美味さ。さすがイチオシである。あご出汁で丁寧に取られたスープは雑味が一切ないのに濃厚で旨い。そしてもつのサイズが大きい。某メーカーのサイ○ロキャラメルのサイコロと同等サイズがゴロゴロ入ってる上、臭みは一切なく身はプルプル柔らかで出汁が染み込んでおり滅茶苦茶美味しい。今まで食べてたいつまでも噛み切れないガムのようなもつ鍋は一体何だったのかと問い詰めたくなるレベルだ。コラーゲンもたっぷりなので美容が気になる方もチェックして欲しいと思う。


前述した通り残念ながら現在は仙台の1店舗のみとなってしまった。近隣の方および観光で行く予定がある方は是非チェックして欲しい。また来ます!


ごちそうさまでした。

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