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特撮ヒーローもの　半世紀の歴史に幕

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え？似たメニューを知ってる？それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日は格安チェーン店にしよう。

○高屋だ。

肉野菜炒めを食べたくなったので訪問。早速乾杯！（終わりの始まり）

ビールはいつ飲んでも旨い。

＊＊＊

皆さまいわゆる「ニチアサ」と呼ばれる子供向け番組（アニメ、特撮ヒーローものなど）を観てたことはあるだろうか？大体の子供は通過する番組のひとつだろうし私もその一人だ。

そんな特撮ヒーローものが半世紀の歴史に幕を下ろすとのこと。

※参考。スーパー戦隊、放送終了へ　テレ朝、半世紀の歴史に幕

https://www.47news.jp/13384195.html

※参考。“終了報道”にテレビ朝日「今後の編成についてはお答えしていません」

https://mantan-web.jp/article/20251030dog00m200074000c.html

関係者によるとイベント、関連グッズ、映画化などで得られる収入が制作費に見合わないことが放送終了の背景にある。と言われてしまえば残念だが仕方ないとしか言いようがない。

私は子供向けではないアニメは未だに視聴してるが、特撮ヒーローものは小さい頃に視聴したきり全く縁が無い。今でもきちんと視聴したら結構面白いのだろうが、あらゆる娯楽がひしめき合う中、有限な時間を割いてまで観るか？と言われれば優先順位は下がると言わざるを得ない。

別に子供向けだからとバカにしてるワケではない。むしろ爆発シーンや怪獣、巨大ロボなどが戦う際の背景作りなどは尊敬するレベルの職人技が光る裏方仕事あってのものだろう。メインの特撮シーンではなく、それらの現場を支える裏方のメイキング映像の方が俄然興味を惹かれるほどだ。

刀鍛冶や町工場などでモノ造りしてる人達を下手な編集を入れず定点観測する映像に惹かれるようになり久しいというのもあるが特撮に関しては「トクサツガガガ」という漫画で描かれた熱い特撮愛に強く影響されたと言っても過言ではない。

ドラマ化されたので視聴されたことがある方もいらっしゃるかも知れないが私はテレビを持ってないので残念ながら未視聴である。そう言えば漫画原作でドラマ化した作品は他にも多数あるのに何１つ観てないなと今更ながら気が付いた。まぁ多分これから先も観ないと思うが（笑）

そのトクサツガガガで色々語られていたのだが「若手俳優の登竜門である」「イケメンが出演してるが、特撮ファンとしてはイケメン目当てではなく純粋にドラマや特撮シーンを楽しみたいのだ」「ドラマパートの俳優と特撮パートのスーツを着た中身の俳優は違う」「オタクバレしたくないので大人向けの『分かる人にだけ分かるグッズ』が欲しい」など、まさに特撮ファンでないと分からない「特撮界隈あるある」を披露してくれるので非常に楽しめる作品だった。

実際どの程度リアルを反映してるのか不明だが、初登場時は演技も滑舌もお遊戯レベルだった若手俳優が１年近く揉まれることで終盤付近には演技がしっかりするのを観ると成長を見守る親のような目線となるらしい（笑）そのような観点で特撮を捉えたことは無かったので少々興味を惹かれるほどである。

裏方についても色々苦労話が披露されており「怪獣などの着ぐるみに入ると視界も悪く音もほぼ聞こえなくなり周囲の状況を確認できないので安全のためにサポートの人が介助に入る」「迫力ある怪獣を表現するために足元から撮影すると天井の骨組みやライトなどが映り込んでしまうので、怪獣を人が支えることで斜めにしながら撮影してる」「空飛ぶシーンを撮影するために背中側にピアノ線を張ると映り込んでしまうので、上下逆にして腹側にピアノ線を張る」など色々と創意工夫が溢れてるのだなと感心するほどだ。