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弓矢の攻撃 避けられる?

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日は海鮮にしよう。


JR上野駅から南に向かって徒歩3分。

築地○鮮市場 上野アメ横店だ。


旨い肴をつまみに飲もうということで訪問。早速乾杯!(終わりの始まり)


挿絵(By みてみん)


赤星はいつ飲んでも旨い。


***

皆さま弓矢を扱ったことはあるだろうか?私は無いし何なら生で見たことすら片手で数えるほどの少なさだ。今や伝統芸能並みの絶滅危惧種と言って良いのではなかろうか。そう言えば幼い頃どこかのお祭りで流鏑馬(やぶさめ)を見学したことを思い出した。


そのように弓とは全く縁が無いと言っても過言ではない私だが、突然オススメ動画に以下のショート動画が表示された。


※参考。弓兵から攻撃されるとこう見える

https://www.youtube.com/shorts/KW56cYj8-w8


弓とは無縁とは言え興味が無いワケではない。


どれどれ?と確認したところ「こんな無音&想像以上に速い兵器、各種創作物で描かれたり語られるような『避ける』『握る』『剣や刀などで切る』だなんて出来るワケが無い。。」と遠い目になった。


まず28mの距離からの射撃だが、一応矢の軌道は見えなくはないものの正直人間の反応速度で避けたり対応できるか?と問われれば「格闘技の頂点にいる面々であれば反応できるかも?」としか思えない。一般人はアタフタして終わりだろう。


更に120m先からの攻撃に至っては完全に無音&突然矢が刺さるので「これから矢が飛んでくる」と身構えてても驚くほどである。3回ほど見返したところでようやく右中央付近から射撃してることが分かったが、何度見ても矢の軌道は1ミリも分からない。戦場であれば「気付いた時には深々と刺さってた」状態となるのは想像に難くない。


矢の初速は秒速60m(時速216km)らしいので余程の動体視力&反射神経でないと反応出来ないのが当たり前ではなかろうか。


※参考。和弓わきゅう

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E5%BC%93


そんな矢が戦場では雨あられのように降ってくるのだ。避けるなど不可能だろう。


日本で用いられるいわゆる和弓で出来るかは不明だが、洋弓で矢を曲げて射撃する動画があった。(しかもかなりの至近距離で)


※参考。Lars Andersen: Turning Arrows

https://www.youtube.com/watch?v=qc_z4a00cCQ


左右だけでなく色々な技術により上下にも曲げられるようだが、どんなに技術力があり自信が付いたとしても、流石に人を障害物に見立てて射撃するのはやりすぎと感じた。下手したら殺人事件だし、日本で同じことをしたら例え怪我してなくとも危険行為として(何らかの罪状で)逮捕されることは想像に難くない。


まさに「真似したらダメ。絶対。」の典型例だろう。


有名な弓の名手の一人に那須与一がいるが「小舟の竿の先に設置された扇を射させた」話が事実かは不明なものの、総大将である源義経に命令され仕方なく引き受けた役目だったそうだ。


※参考。弓流しと扇の的

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%8B%E5%B3%B6%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84#%E5%BC%93%E6%B5%81%E3%81%97%E3%81%A8%E6%89%87%E3%81%AE%E7%9A%84


義経は「外せば源氏の名折れになる」とプレッシャーをかけたそうだから今であればパワハラでありコンプラ違反だが、戦時中だしそもそも当時にそのような概念があるワケが無い(笑)


南無八幡大菩薩なむはちまんだいぼさつ」と神仏の加護を唱え、射損(いそん)じれば腹をかき切り自害すると覚悟した上で鏑矢(かぶらや)を放ったらしい。


相当な覚悟の上だったにも関わらず成功させたのは、腕前だけでなく胆力も同等に凄かったのだろうと畏敬の念すら覚える。


銃火器が普及し久しい現代では、弓は戦争に用いられるものではなく、伝統工芸品であり技術・礼節でしか無くなったと言っても過言ではないだろう。(刀も同様)


しかしながら完全に無くすには真に惜しい伝統ある文化だと思うので、細々とかも知れないが今後も弓道の文化が継続することを陰ながらお祈りする今日この頃だ。

***


ちょっと何言ってるか分からない?安心しろ。私もそう思う。

頼んだメニューはこちら。


・カツオのたたき

・特上おまかせ刺身盛り合わせ

・魚の南蛮漬け


挿絵(By みてみん)


お通しの色々な魚の煮付け

マグロ以外にも色々な具材が入ってるとのこと。甘辛な味付けと合い全て旨い。


挿絵(By みてみん)


カツオのたたき

最近は生姜ではなくニンニクで味わうことが流行りなのだろうか?

だが実際食べてみると確かにニンニクと絶妙に合う。


本当は呑める魚屋 ○草で食べたかったがまだ入荷してないということで、こちらで注文することに。うーん。悪くはないというか普通に旨いのだが○草の素晴らしさを知った後なので少々物足りなさを感じる。。


挿絵(By みてみん)


特上おまかせ刺身盛り合わせ

(マグロトロ、サーモン、海老、生サバ、ヒラマサ、マグロの漬け)


通常5点盛りのハズが常連というコトでマグロの漬けまで頂いてしまった。感謝!全てが新鮮プリプリで旨い。


挿絵(By みてみん)


魚の南蛮漬け

種類は忘れた(笑)が角の取れた酢が使われてるおかげかマイルドで旨い。


挿絵(By みてみん)


〆は○高屋

ホッピーセット

安定の旨さ。


挿絵(By みてみん)


ネギタワー味噌ラーメン

こちらも間違いない旨さ。


総じて大満足。テラス席が満席だったがカウンター席も良いと改めて感じた。気になる方は是非チェックして欲しい。また来ます!


ごちそうさまでした。

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