漁獲高が乱高下 黒潮大蛇行が影響?
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は格安チェーン店にしよう。
○高屋だ。
ネギタワー味噌ラーメンを食べたくなったので訪問。
早速乾杯!(終わりの始まり)
安定の旨さ。
***
皆さま牡蠣はお好きだろうか。私は大好きだ。
特に生でつるんと食べるのが大好きなのだが、如何せん「当たる」のが怖くてなかなか手を出せないのも事実。とは言え「焼き」「蒸し」「フライ」全て美味いので覚悟が決まるまではそちらでお茶を濁すことにしてる。
そんな牡蠣も気候変動の一環なのだろうか。影響があるようだ。
※参考。広島産カキの水揚げ解禁、例年より19日遅れる 海水温高く出足不調
https://news.yahoo.co.jp/articles/b121f407feaece5c5405f54215226be25142d8c8
広島産の牡蠣と言えば名産のひとつだが今年はかなり厳しいようだ。
業者によると「水温だけで7~8割も死ぬとは考えられない」という話だが、水温が変わると当然ながら牡蠣が食べるエサなどにも影響するだろう。
人間はエアコンなどで丁度良い気温に調整できるが、大自然のままで生きる生物は生息領域を変更(移動)しない限り多大な影響を受けることは想像に難くない。人間もエアコンなどの調整機器が無いと簡単に熱中症になるのと同じことである。
牡蠣の成分構成がどのようになってるのかは不明だが、人間もタンパク質が変性すると元に戻らず42℃を超えると死ぬそうだ。ならば同じ生物である牡蠣も似たような性質があっても何ら不思議ではない。その海温ですぐ死ぬことは無いとしてもじわじわと弱り死に至ることもあるかも知れない。
と、つらつら茹でガエル理論を述べてみたがド素人による完全な憶測(笑)なので専門家による解明を望みたい。
そんな感じで広島では厳しいニュースがある一方、三重県の方は逆に獲れ高が3倍になったそうだ。
※参考。前年比で獲れ高が“3倍”に…三重県 黒潮大蛇行の終息が影響か
https://news.yahoo.co.jp/articles/73789c76673a4a0e19873d7fdf901d0237b1e6cc
身の太りも例年以上だそうだが、昨年は(今年の広島と同様に)7~8割死んでたとのこと。まさに一寸先は闇である。
科学が発達した現代においても人間は大自然の影響は免れない&予測不可能なのだから大昔の人々が神仏や様々な占いなどに縋ったのは必然と言えるだろう。
どうやら紀伊半島~東海沖にかけて7年9ヶ月も続いていた「黒潮の大蛇行」が、今年4月に終息したことが影響した可能性があるのでは?とのこと。
名称は聞いたことがあるが具体的にどのようなものだろう?
※参考。過去最長の「黒潮大蛇行」が終息 不漁や異常気象の原因だったのか?
https://www.mbs.jp/news/feature/kansai/article/2025/08/107990.shtml
日本近海にある黒潮に限らず、世界中に「海流」と呼ばれる巨大な水の流れが存在するそうだ。「地球の自転」「海底の地形」など様々な要因で起きると考えられてるものの、主な原因は「風」らしい。
地球上には「常に特定方向に吹く風」があり、日本がある中緯度帯では西から東に吹く「偏西風」赤道付近では逆に東から西に吹く「貿易風」がそれとのこと。
このずっと吹き続ける風により海面が押し続けられることで地球規模の巨大な海流が生まれる→北半球は「時計回り」南半球は「反時計回り」に海流が循環してるらしい。分かりやすいバタフライエフェクトと言えるだろう。
風の影響力が凄いと思うと同時に地球規模でずっと巨大な扇風機が風を送り続けるようなモノだからそれは海面にも影響するだろうと納得しかない。風の影響は表面だけでなく水深3000m付近まで影響が及んでるそうだ。規模の大きさに「まさに大自然」と驚嘆するばかりである。
地球が自転する→風が吹く→海流が発生するというメカニズムのようだ。
つくづくこの世は物理法則の支配下にあるのだなと改めて感じる。
どうやら世界中にある海流の中で長期間に渡り安定した蛇行を見せるのは、日本の南岸を流れる黒潮だけとのこと。その理由は以下の条件が奇跡的に重なってることが要因だそうだ。
▽海流の流れが特に強い場所であること
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自転の影響で北半球の海流は西側で流れが強くなる性質があるそうだ。日本の黒潮は「西側」(左側)に該当するので世界的に見ても非常に勢いが強い海流らしい。
⇒電車や車が加速した際に、進行方向と逆側に重力を感じるのと同じ。ということなのかも知れない。
※参考。慣性力について
https://watson.daa.jp/kanseir1.html
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▽地形が複雑で急カーブしていること
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流れが強い黒潮が日本列島の南岸に沿って流れる→強い流れが複雑な地形を進むことで蛇行を生み出す一因となるそうだ。
⇒以下は曲がる川の速さについて説明されてるが、流体力学はかなり難易度が高いらしいので「へーそうなんだ」で良いと思う(笑)
※参考。曲がる川の流れの速さ
https://www.jsme-fed.org/experiment/2019_6/003.html
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▽海底の地形が非常に複雑であること
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決定的なのが海底の地形だそうだ。黒潮が流れるルートには水深4000mの深海から、急に水深500メートルほどまで浅くなるなど巨大な「海底の壁」のような場所が存在するらしい。
横だけでなく縦にも色々と障害物がある複雑な地形が黒潮の流れを乱すことで海面まで影響を及ぼす大きな蛇行を引き起こしてるとのこと。
⇒3D空間の巨大な迷路のようになってる→流れを計算するには恐ろしく複雑だが自然現象としては逆にルートが固定されやすい。ということかも知れない。
※参考。日本近海海底地形図・鳥瞰図
http://www.mirc.jha.jp/knowledge/gallery/bev/JTOPO30v2_M_globe.png
───
黒潮が大きく蛇行することは漁業関係者以外にも影響が大きいと言えるが、安定してること自体はある意味対策も立てやすいように思える→不幸中の幸いと感じる。
その蛇行の直接的な引き金と考えられてるのが「偏西風」だそうだ。
偏西風が少しずつ北上してる→黒潮の推進力の一部が(北へズレることで)弱まる→海底や陸の地形・その他要因と組み合わされる→黒潮が大きく蛇行する流れとなってるらしい。
なお偏西風が北上や南下する原因は科学的に未解明とのこと。
地球温暖化で加速度的に様々なところに影響が浮き彫りとなってる昨今。是非力を入れて解明に取り組んで頂きたいと思う。
黒潮の蛇行により不漁が続いてた様々な海産物が(蛇行が終了したことで)以前のように獲れるのでは?と期待が高まってるようだが、温暖化の影響で海水温そのものが変化済み→一度変わってしまった魚の生息域や漁場が「海流が元に戻っただけで、すぐに回復するとは限らない」とのこと。
メディアで紹介されたことで一見客が殺到→常連客が寄り付かなくなり、ブームが去った後、閉店した飲食店があるという話を思い出した。←創作カモだが
もはや過去に戻ることは出来ないので未来を見据えるしかないが、少なくとも反温暖化政策を進めるトランプ大統領のような人物をトップに据えてはならないと改めて強く感じる今日この頃だ。
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ちょっと何言ってるか分からない?安心しろ。私もそう思う。
頼んだメニューはこちら。
・そら豆
・マカロニサラダ
・ネギタワー味噌ラーメン
そら豆
安定の旨さ。
マカロニサラダ
こちらも間違いない旨さ。
ネギタワー味噌ラーメン
ラーメン好きとしていつも思うのは「言ったら悪いけど専門店の方が確実に美味いのは間違いないのに、何故このように普通な町中華の味噌ラーメンを食べたくなるのだろう?」である。だが定期的に食べたくなるのも事実。
以前から改良を重ねてるらしいので確実に旨くなってるのだろう。確かに別のチェーン店と比べると段違いに美味いと思う。コレは言うならばアレだ。毎日食べる味噌汁のような位置付けなのではなかろうか。
ホッと安心できるいつもの味。否。麺だけでなくスープも含め普通に旨い。
総じて満足。コロコロと好みが変わってるのは認める(笑)が期間限定メニューをもう一度再販して欲しい気持ちがあるのも事実。ホームページに問い合わせ窓口があったので再販希望を送信したのは秘密だ。気になる方はチェックして欲しい。 また来ます!
ごちそうさまでした。




