万博で色々な国の人に インタビュー
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は格安チェーン店にしよう。
○高屋だ。
ニラレバ炒めを食べたくなったので訪問。早速乾杯!(終わりの始まり)
ビールはいつ飲んでも旨い。
***
皆さま海外出身の方へ「出身国の事情や物事」について質問したことはあるだろうか?私は無い。
一応仕事でほんの少しだけ海外の方と関わったことはあるが、仕事のこと以外では当たり障りのない「酒の席で話すような」会話しかしなかった。
何せ勉強が嫌いだったので、出身国の話どころか日本のことを質問されても詳しく知らないので答えられない→恥ずかしながら「質問・回答する下地が皆無」だったのだ。当たり障りのない会話しか「出来なかった」と言う方が正確なのだろう。
当然話す際は日本語だし、相手が日本語を喋れない場合、通訳必須である(笑) 英語を喋れないことを差し引いても教養の無さを恥じたことは言うまでもない。
そんな中、万博で色々な国の人に質問してるブログがあった。
※参考。万博で、いろんな国の人に前から気になっていたことをたずねてみた
https://www.yoshiteru.net/entry/conversation-peace
海外の事情どころか地理すら怪しい私には有難い(笑)
良い機会だから勉強させて頂くとしよう。
▽カザフスタン
(引用:外務省「中央アジア・コーカサスと日本」)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/pub/pamph/book/index.html#page=3
(引用:©Google)
地理は中国の西側でロシアの南側。更に「~スタン」という国々が南のアラビア海まで連なってると。なるほど覚えた。
こちらの国の方への質問は「中央アジアで一番面積が広く1人当たりGDPも一番高い→中央アジアのリーダーという認識はあるか?」というもの。また日本人宇宙飛行士も同国の基地から国際宇宙ステーション(通称ISS)へ旅だったそうだ。へー知らなかった。
※参考。外務省「中央アジア・コーカサスと日本」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/pub/pamph/book/index.html#page=3
回答した方によると中央アジアのリーダーという認識は無いとのこと。
どうやら中央アジアの国々は仲が良いらしく、何故かと言えばカザフスタンには色々な民族がいるとは言え、元々何千年も前から1つの民族が元となってると考えられてるからだそうだ。
こちらの感覚で言えば「国際結婚などで多少血は混ざったけど根幹としては日本人だよね」というところだろうか。
ブログ主は最初「模範的な解答かな?」と思ったそうだが、ウズベキスタンでも同様の回答をされたそうなので「兄弟意識」が中央アジアの共通感覚なのだなと感じたらしい。私もほんの少しだけ解像度が上がった気がする。
▽バングラデシュ
(引用:©Google)
地理はインドの東側。1960年代までインドを挟んだ場所にあるパキスタンと1つの国だったらしく1970年代に別の国へ分かれたそうだ。知らなかった。。
インドは結構大きい国だと思うが、そんなに離れてるにも関わらず同じ国。ということがあるのかと驚いた。
こちらの国の方への質問は「2つに分かれたことは良い?悪い?」というもの。
当事国の人がどう感じてるのか確かに気になる。
回答した方によると元々地理的に離れてる両国が別の国となることは早い段階で決まってるようなものだったとのこと。およそ旭川~福岡ほど離れてることを考えると確かに自然と感じる。
そもそも両国には違うものが沢山あるそうで言語すら異なるそうだ。
バングラデシュがベンガル語でパキスタンがウルドゥー語。方言ならともかく言語が違うのであれば同じ国と言われても違和感の方が強いだろう。
しかしながらバングラデシュは「敵を作らない」方針があるそうで(同盟は結ばないものの)周辺国と平和に友情を築きたいと考えてるそうだ。その意味ではパキスタンのことを兄弟とは思わないが友情はあるとのこと。
また貧困撲滅の一翼を担うマイクロクレジットの創設が同国の銀行だったり、アパレル産業で大きく発展したなどあるそうだが、私は初耳のことだらけでブログ主の幅広い知識に驚いた。
※参考。マイクロクレジット
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88
バングラデシュ人の英語が独特のためブログ主のリスニング力では半分も理解出来なかったそうだが、説明時の熱量&パビリオンの大きさ比較などから「パキスタンへのライバル心」を感じたそうだ(笑)
正直バングラデシュと聞いても「名前は知ってるがそれ以外何も知らない」状態だったので、パキスタンへのライバル心があることを面白く感じると共に勉強になった。
▽ウズベキスタン
(引用:©Google)
地理はカザフスタンの南側。
どうやら「ファイナルファンタジー」の10作目で(ウズベキスタンの古都である)サマルカンドをモデルにしたと思われるザナルカンドという街が非常に重要な役割を果たしてるそうだ。
私は同シリーズをプレイしたことが無いので全く知らないが、その際に流れる「ザナルカンドにて」という音楽が人気だらしい。美しくも切ないピアノの旋律で一発でお気に入りとなってしまった。ゲーム音楽には名曲が多いと思うのは気のせいでは無いだろう。作曲家の皆さまには万雷の拍手を贈りたい。
※参考。ザナルカンドにて
https://www.youtube.com/watch?v=cxPvGGmWM3A
こちらの国の方への質問は同ゲームについてから始まったが「中央アジアで最も人口が多い」「中央アジアの中で一番最初にソ連から独立した」「中央アジアには沢山の民族がいるが元々トルコ系のため兄弟のようなもの→自国だけが発展しても意味が無い」「15世紀に大帝国を築き上げた人物は今でも尊敬されている」「小学校でロシア語・ウズベク語のどちらを学ぶかを選べる」など色々と勉強になった。
他にも多数の国の方へ質問されたようだが正直、情報過多すぎて口からはみ出してしまう(笑)少しずつ読んでいこうと思う。
それにしてもブログ主の知見の広さには感嘆の念を覚えると共に私は何も知らないのだなと改めて痛感させられた。
万博は誰が何と言おうが大赤字なのは間違いないし悪印象しか持ってなかったが、ブログ主のように色々な国の方々と交流を持てるという意味では有意義なイベントだったのだなと見識の狭さを恥じるばかりである。
しかし不思議なものだが学校を卒業してからの方が勉強してるし、歴史なども含め色々な分野に興味が湧いてるように感じる。
自国の歴史すらほとんど知らないと言っても過言ではないので、多少は説明できるレベルに学んでみようと改めて感じた今日この頃だ。
***
ちょっと何言ってるか分からない?安心しろ。私もそう思う。
頼んだメニューはこちら。
・そら豆
・ニラレバ炒め
・おつまみネギチャーシュー
そら豆
間違いない旨さ。
マヨネーズを付ける方もいるようだが私は塩味だけで食べるのが好き。
ホッピーセット
安定の旨さ。
ニラレバ炒め
ニラやレバーは好き嫌いが分かれる食材のひとつだが私は大好物である。
特にニラは自炊してた頃は1回の食事で1束全て入れるほどの大好物なのだと熱弁すると「流石に入れすぎ」と言われる(笑)解せぬ
なのでこのように大量にニラが入ってると嬉しい。レバーと炒め油との相性も良くモヤシのシャキシャキ感も相まって旨い。
おつまみネギチャーシュー
ネギも大好き食材のひとつだが、こちらのメニュー単体だと少々ネギの辛さが浮き立ってしまうので今回のように肉類やラーメンなどと一緒に食べると丁度良く中和されるのが嬉しい。旨い。
総じて満足。やはり炒め物シリーズは間違いないと改めて感じた。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。




