表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
400/406

グッズ販売 運営側もランダム商法をやめたい

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日は格安チェーン店にしよう。


○高屋だ。


ネギタワー味噌ラーメンを食べたくなったので訪問。

早速乾杯!(終わりの始まり)


挿絵(By みてみん)


安定の旨さ。


***

皆さまに「推し」はいる(ある)だろうか?

またグッズなどを購入したことはあるだろうか?


私は熱烈とまでは行かないものの一応いるしグッズも購入&普段使いしてるバッグにピン留めしてる。とは言え流石に良い年したオッサンで恥ずかしいので、キャラではなくシンボルである意匠を付けてるがお気に入りである。


一口にグッズと言っても普通に販売してるものから通称「ランダム商法」と呼ばれるものまであるが、運営側の愚痴ぶちまけブログがドストレートすぎて面白かったので紹介したい。


※参考。運営側だってもうランダムやめたいよ日記

https://note.com/syosen_ningen/n/nf6be6e24e3dd


「ランダム商法」と言われてもピンと来ない方のために説明すると、数~数十種類のグッズが「中身が見えない梱包」に入れられた状態で販売される形態だ。ガチャと同じと言って良いだろう。


挿絵(By みてみん)


ただ当然ながらその方式では目当て(推し)のグッズを引けるとは限らない。

言い方は悪いが当人にとっての「はずれ」が多数含まれてるのは言うまでもない。


▼「あたり」が出ない

挿絵(By みてみん)


▼「あたり」が出た

挿絵(By みてみん)


正直私はランダム商法は「どうしても欲しい!」という客の足元を見る下衆(げす)な商売だと感じてるし、なるべく近寄らないようにしてるのだが、販売側の理屈として「売り上げを最大限にしたい」以外にどのような理由があるかは気になる。


結論から言うと「通常販売のグッズは引くほど売れず、逆にランダム商法のグッズは引くほど売れるから」「売上・利益が数十~100倍以上違うから」とのこと。


身も蓋も無い結論で笑ってしまったが、何故そうなるのだろう?


正確に言えば「人気なものは通常販売でも売れる場合もある」が、不人気なものは「フォロワーがほぼ無いに等しい個人がコミケに初挑戦したレベルかな?」というほど売れないそうだ。商業ベースでそれは事業として成り立たないだろう。


その点ランダム商法であれば「(1個で当たると限らないから)とりあえず10個購入しておくか」という心情が働くそうで、通常販売であれば1個しか売れないものが10倍以上売れる→結果的に数十~100倍の差となり「ランダム商法でしか大きな売り上げが作れない」という体験を運営側に与え続けてしまうとのこと。


「絶対に欲しい!」と鼻息荒く購入する人であれば金に糸目を付けないだろうから百倍以上の差となっても不思議ではない。更に人気や希少価値が高いグッズなどが含まれてた場合、転売屋の餌食となることは容易に想像できる→バブル状態となるのも、ある意味自然の摂理と言えるのかも知れない。


そのため「引くほど売れない通常販売グッズの赤字」を「ランダム商法の利益で補填」することで何とかイベントを実施してる状況だそうだ。薄氷を踏むような運営と思わざるを得ないが仕方ないとも言えるのだろう。


SNS上でもランダム商法は蛇蝎のごとく嫌われてるそうだが、仮にランダム商法が法律で取り締まり対象となり一斉に販売停止となった場合どうなるか?


そうなれば売上・利益見込みが大幅に減少→社内稟議が通らない→イベントを開催できない・グッズ販売できないパターンに陥る→客はイベントへの参加やグッズを手に入れる機会が激減するのではないかとのこと。


「推しの新規グッズや供給機会が丸ごと消滅する可能性が高い」とブログ主は予想してるが、正確には「鬼滅の刃」レベルの超人気作品は問題ないものの、それ以外のグッズ類は消滅する可能性が高い。と言い換えて良いのだろう。


受注販売についても触れられてるが、最小ロットという単位がある&大量発注した方が原価は安くなるので不人気な作品やキャラを「欲しい人にだけ受注販売で受け付ける」というのも現実的ではないらしい。極端に言えばチープなグッズが1個数千円と言われたら買うか?という話だし最低限ペイできる見込みが立たないと企画自体が通らないとのこと。世知辛いが仕方ないと言える。


本来であれば破綻してる事業を無理やり延命させてる小手先の手法としか言い様が無いが、需要がある限り今後も続くのだろう。


手作業で数千~数万個を梱包する苦労や、売り切れになるのも在庫が残りすぎても困る話など、熱い想い(愚痴)が筆圧高くこれでもか!と書き殴られ(笑)ており読み応えがあるので気になる方はチェックして欲しい。


ブログ主に幸あれと願わざるを得ない今日この頃だ。

***


ちょっと何言ってるか分からない?安心しろ。私もそう思う。

頼んだメニューはこちら。


・ネギタワー味噌ラーメン


挿絵(By みてみん)


ネギタワー味噌ラーメン

最近のお気に入り。加水率高めのプルモチ麺含め全体のバランスが良い。旨い。


総じて満足。明らかに麺が以前より美味くなってる気がするが気のせいだろうか?気になる方はチェックして欲しい。また来ます!


ごちそうさまでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ