「そうめんでいいよ」 どう思う?
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は老舗の大人気焼き鳥にしよう。
JR上野駅から南に向かって徒歩3分。
ガード下にある やきとり 上野文○だ。
焼き鳥を食べたくなったので訪問。約5ヶ月ぶりなので相当期間が空いたがいつも激込みなので仕方ないとも言える。週末は12時オープンだが13時でも2人程度であれば座れるだろうと来訪したが満員御礼状態。甘かったようだ。しかしながら行列?の先客は2名だったのでマシな方なのだと思う。
むしろ5分程度で座れたのでラッキーだったかも知れない。
早速乾杯!(終わりの始まり)
黒ラベルを提供する店は結構珍しい。旨い。
***
「そうめんでいいよ」が話題となった件についての記事があった。
※参考。「そうめんでいいよ」…その一言にネット上の怒りが収まらないワケ
https://toyokeizai.net/articles/-/904792
正直アホらしいとしか言いようがないが、年中炎上してるのがSNSなので「いま話題のネタはコレなのね(鼻ホジ)」としか思わない(笑)
おそらく各々が思い描く背景が異なるにも関わらず、それらの文脈や説明を端折るからスレ違いが起きるのではなかろうか。
そもそも現代のような共働きが当たり前となった環境で、女性側だけが料理を作るシチュエーションしか思い浮かばないのは思い込みや固定観念が強いように感じるが世間では違うのだろうか。実際そのような家庭が多いのであれば謝る(笑)
どうやら麺を茹でるだけでなく薬味を準備することが大変だの、上から目線に感じる辺りが嫌だのという話だそうだが、薬味の準備が面倒なら薬味無しにすれば良い話だし、上から目線に感じるのであれば「簡単と思ってるなら作るのよろしく」で済む話ではなかろうか。薬味が無いことに文句を言われたら「ほな自分好みの薬味を自分で準備よろ」で済む話だろう。
実際私は茹で具合などこだわりがあるので、言われるまでもないどころか、むしろ率先して作っていた。暑い中そうめんを茹でるのは大変と言うが、グラグラ茹で上がる灼熱の湯気を浴びてこそ「この後キンキンに冷えたそうめんという名のご褒美が待っている」と逆にワクワクするが少数派なのだろうか。
だとしたら私の感覚は世間と随分ズレがあるようだ(笑)
昭和の頑固親父の時代はともかく、現代の夫婦間で一方的に「料理する専門」「食べる専門」に分かれてるのだろうか?分担して作業したり交互に料理したりしないのだろうか。違和感を覚える。
お互いパートナーなのだから負担は分担した方が良いのでは?という話だし、不満があるなら話し合いで良い方向に持って行けば良いと思うが理想論なのだろうか。
夫婦間の話し合いで思い出したが、以前お世話になってた配属先の社員さんと飲んだ際に「彼女や奥さんの料理が不味かったら言う?言わない?」が話題となった。
驚いたことに約半数が「言わない」派だったのだ。
要約すると「せっかく作ってくれたのだから気を使ってしまい言えない」と言う話だったが、私は言う派なので「それだといつまでも改善しなくないですか?」「自分は我慢すれば良いとしてもお子さんにしわ寄せ行きません?」と正論を突き付けてしまった。(もちろん美味かった時は大袈裟なほど褒めることも添えて)
酔ってたので思った内容をオブラートに包むことなくぶちまけてしまったが、配属先の結構偉い立場の方だったので同席した周囲の同僚は青くなってたらしい(笑)今では反省してる
だが実際のところ不味いのであれば上達して欲しいことは間違いない。
何せ実家の母親が作る料理がメシ不味で「被害を受けた子供」そのものだからだ。オッサンなのに「子供」と表現することに違和感があるというご指摘はその通りなので甘んじて受けよう(笑)
実家暮らしの頃はそれが普通だったしほとんど外食もしない家庭だったので何とも思ってなかったが、家を出て外食や自炊するようになってからは、数少ない帰省時もほとんど料理には手を付けなかった。「大して料理が上手とも言えない私が自炊しても美味しく作れるのに、なぜ数十年料理してる母の料理は上達せず不味いままなのだろう。。」と何度思ったか数知れない。
男女関係なく「お子さんのために」料理は上達して欲しいと願って止まない。
脱線した。元に戻ろう。
冒頭の記事では「そうめんでいいよ」という意見が出た際は一旦受け入れた上で「そうめん茹で係」「薬味準備係」どちらをする?と問いかける方もいたそうだ。見事な切り返し&タスク分担である。
「~でいい」を使って良いのは「作る・用意する側だけ」というのも納得である。思い返せば私も「簡単なものでいいよ」と言ったことがあるが、もしかして言い方が悪かったのだろうか。
言い方や頼み方には普段から気を付けてるつもりだが、油断すると失礼な言い方になることもあるだろう。配慮を忘れず気を引き締めようと心に刻む今日この頃だ。
***
ちょっと何言ってるか分からない?安心しろ。私もそう思う。
頼んだメニューはこちら。
・牛もつ煮込み
・もも串
・タン串
・ハツ串
・砂肝串
・なんこつ串
牛もつ煮込み
柔らかく煮込まれておりコラーゲンたっぷり。肉から溢れ出た甘みなのか汁は甘めな味付け。豆腐にも味が染み込んでおりモツ含めて物凄く旨い。残り汁にラーメン入れたり雑炊にして食べたいレベル。丼にしても旨そう。
手前からもも串、タン串、ハツ串、砂肝串、なんこつ串
もも串
しっとり柔らかで旨い。
タン串
結構な厚さ&しっかりした弾力で噛みしめると旨味が溢れてくる。旨い。
ハツ串
柔らかプリプリ。ハツ特有の旨味が口中に広がり旨い。
砂肝串
コリコリで旨い。
なんこつ串
何故かナンコツ周りの正肉ごと提供された(笑)骨周りなので肉含め旨い。
総じて大満足。結構飲み食いしたのに1人あたり約2200円である。激安と言って良いだろう。安くて旨いのだから激込みとなるのも仕方ないと納得。気になる方は是非チェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。