開放的なキッチン 本当に理想?
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は格安イタリアンにしよう。
みんな大好き サイゼリ○だ。
イカ墨パスタを食べたくなったので訪問。早速乾杯!(終わりの始まり)
ドンラファエロ
間違いない旨さ。
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「開放的なキッチンが理想」って本当?という記事があった。
※参考。私が“あえて手元を隠した”理由
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ea83cd69a669197f937f20b0111d60e73ec0b82e
確かにオープンな対面キッチンは開放感があるし見た目も良い上、家族と向き合い会話も出来るスタイルだから人気なのは分かる。
それにしてもアイランドキッチンは聞いたことがあるがペニンシュラキッチンとは何だろう?と思ったら同じ対面キッチンではあるものの短辺な左右のどちらかが壁にくっついてる形式のキッチンを指すそうだ。メリットとしては油跳ねが少ないとのこと。
なるほど。確かに部屋のどこからも完全に独立した島型であるアイランドキッチンだと油跳ねも凄いことになるのか。華やかな舞台裏を見せられた気分だ(笑)
※参考。アイランドキッチンとは?
https://www.miratap.co.jp/shop/app/media/islandtype_kitchen/
※参考。ペニンシュラキッチンとは?
https://www.toyokitchen.co.jp/tksn/detail/30222#section1
冒頭の記事によると「その開放感が自分にとって心地良いかは別問題」とのこと。一体どういうことだろう?
どうやら筆者は「いつも綺麗に整えられるタイプではない」のに「モノが出しっぱなしだと気になる」性格だそうだ。共感する方もいらっしゃるのではなかろうか。私は「うん分かる分かる」ボタンを連打するレベルで共感した(笑)
また料理をする際にテレビをつける習慣もなく家族との会話も作業が終わってからで十分。かつどちらかと言うと「少しこもって落ち着いて作業したいタイプ」なので作業台が常に見えるキッチンは落ち着かなかったとのこと。
なので作業する手元が見えなくなるよう30cm前後の腰壁を付けたそうだ。
そうすることで「洗い物が残ってても気にしなくて良い」「来客時も見せたくない場所が自然と隠れてくれる安心感」で随分と心が楽になったらしい。
それはそうだろう。別に隠したいことがなくても、四六時中どこからでも料理中の手元が視られる状況というのはストレスとなっても何ら不思議ではない。お洒落な店やスタジオはともかく、自宅でわざわざ手元まで見せる必要性は低いと感じる。
そもそも包丁や沸騰したお湯、揚げ油など危険を伴う作業をしてる最中に顔を突き合わせて会話する必要などあるのだろうか?見た目がお洒落なのは認めるが、私はこのように考えてるため対面キッチンが流行る風潮を疑問に思う。
百歩譲って顔が見れた方が良いという意見を尊重したとしても完全フルフラットにする必要性は低いのではなかろうか。個人的には顔だけ見れるスペースが開いてれば良いのでは?と思うし妥協しても胸や肘付近までオープンになってれば充分ではないかと思うのだが少数派なのだろうか?
私も自炊してから知ったのだがキッチン周りは簡単に汚れるのだ。それも結構引くレベルに。町中華やラーメン屋などで床がヌルヌルの店があるだろう。極端に言えば自宅があのような状態になるのだ。
なのでマメな掃除が必須である。私は洗い物はするものの掃除は面倒だと長いこと放置したので、ガス台を含めキッチン周辺に焦げや油汚れがこびりつき掃除が大変だったことを鮮明に思い出す。
あとこれは個人的な印象だが油や匂いなどは見えない粒子となり結構部屋中に拡散してるように思う。それを実感したのがホルモンを焼いた時で、換気扇を全開にした上で窓も全開にしてたにも関わらず少なくとも一週間は部屋から臭いが取れなかったのだ。
部屋中およびカーテンやカーペットなどにも消臭剤を大量に吹き付けたにも関わらずである。おそらく天井や壁などにも付着してたのだろう。ホルモン大好きだがそれ以降「店でのみ食べることに」したことは言うまでもない。
そう考えてたが私の仮説は正しかったようだ。
※参考。【お家焼肉】部屋の匂いを取る方法とは?
https://brunofans.jp/2023/07/post-729.html
↑には原因および対策が記載されてるが、こんな面倒なことをするならお店で食べた方が良いし、どうしても自宅でやりたいならベランダや庭など屋外で実施した方がトータルで片付けも楽となり良いだろう。
そのような意味でも開放的な対面キッチンは個人的にオススメではないと感じる。
冒頭の記事に記載されてるように見た目の美しさに囚われず「どう過ごしたい?」「どこなら落ち着ける?」更には「臭いの拡散や掃除・片付けに対してマメさはある?」などを総合的に勘案してキッチン選びをすることで心地良い暮らしを過ごせるのではないかと思う今日この頃だ。
***
ちょっと何言ってるか分からない?安心しろ。私もそう思う。
頼んだメニューはこちら。
・小エビのサラダ
・エスカルゴのオーブン焼き
・イカの墨入りセピアソース
・ポテトのグリル
・トッピング野菜ソース
小エビのサラダ
ソース多めで注文出来るという話を聞いたので試しに注文時に確認したところ「ソース多めですね。承知しました。」と快諾。
そんな簡単にソース多めにカスタマイズ出来るとは知らなかった(笑)
期待通りたっぷりのソースと共に提供され感激。旨い。
エスカルゴのオーブン焼き
イカ墨パスタと和えて食べたらコラボ効果でより美味くなるのでは?と思い注文。
予想通り旨かったのだが「イカ墨パスタ側は若干エスカルゴ風味&オイルが加わり美味い。しかしながらエスカルゴ自体の良さがイカ墨パスタでかき消される。。数で例えるなら1+1が3になるどころか2ですらなく1.2くらいまで減る印象。なのでイマイチかな。。」という結果となり少々勿体無かったので単体で食べることに。うん。単体で食べた方が旨い。
イカの墨入りセピアソース
エスカルゴを絡めても美味いのだが絡めなくてもそんなに変わらないレベルだったので単体で食べることに。旨い。
ポテトのグリル
安定の旨さ。ハッシュドポテトは味だけでなく食感が特に好きなので機会があれば2皿注文してみようと思う(笑)
ランブルスコセッコ
こちらも間違いない旨さ。
そう言えば赤ワインを飲むと唇が赤ワイン色に染まることに最近気が付いた(笑)なので最近はこまめにナプキンで拭いたり水でゆすぐようにしてるが、もしかしてワイン好きには当たり前の光景なのだろうか。
トッピング野菜ソース
ツマミが尽きたが追加で注文するにはお腹いっぱいだったのでこちらをチビチビ食べることに。うん。大正解。旨い。
総じて満足。トッピング野菜ソースは単品、付け合わせどちらでも活躍する万能な一品と改めて感じた。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。