データセンターの騒音対策 工事現場並みの騒音も
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は海鮮にしよう。
JR上野駅から南に向かって徒歩3分。
築地○鮮市場 上野アメ横店だ。
美味い刺身を食べたいということで訪問。早速乾杯!(終わりの始まり)
注ぎ方が下手なのは見逃して欲しい(笑)それでも赤星は安定の旨さ。
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データセンターの騒音対策についての記事があった。
※参考。データセンターの静寂守る 消音機器メーカーのワタナベテクノス
https://www.nishinippon.co.jp/item/1394492/?utm_source=yahoo_relation&utm_medium=external_delivery&utm_campaign=ver01
そもそも皆さまデータセンターとは何かご存知だろうか。
簡単に言えば各種サービスを提供するサーバやラックがビル群のように陳列された良く言えば近未来的な建物。悪く言えば無機質で不気味な建物だ。
※参考。データセンター
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC
映画やドラマなどを含む映像などでご覧になったことがある方もいらっしゃるかも知れない。配線がところ狭しと前面を埋め尽くしてたり、意味は分からないけど何やら色々な小さいランプが激しく点滅してるアレだ。
↓サーバが納められてるラックがところ狭しと並ぶ。
(引用:ウィキペディア)
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a0/Datacenter-telecom.jpg/330px-Datacenter-telecom.jpg
コンピュータは稼働すると発熱する&冷えた環境の方が実力を発揮できるため、データセンターは真夏でも肌寒いくらい冷房がガンガンに効かせてある。
私も機会があり小さめなデータセンターに設置のお手伝いをしにお邪魔したことがあるのだが、蒸し暑い日だったにも関わらず入室から数分で汗が引き、重たいサーバを持ち上げたりしてるのに暑くなるどころか少しでも負荷が減ると鳥肌が立つほどの寒さに驚いたことを今でも強烈に思い出す。
↓このような長袖の作業着だったのに肌寒さを感じたのが忘れられない
また整然とした配線に「自分だったらこんな綺麗に配線できる気がしないな。。」と感心したものだ。芸術的ですらあると言っても過言ではない。え?この配線だらけのラック入れ替え作業を手伝え?丁重にお断りさせて頂きます(白目)
そんなデータセンターは空調もとんでもなく電力を食うがサーバ類もとんでもない電力が消費される。
何せ理論上は1ラック辺り90アンペア利用可能なのだ。
(↓この記事によると60アンペアを上限とすべきだそうだが)
※参考。1ラック60A以上使用してはいけない
https://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20071126/287900/
60アンペアと言えば一般的な世帯の契約アンペア数ではなかろうか。
そんなラックが無数に立ち並ぶのだ。
消費電力&発熱の凄まじさをご理解頂けることだろう。
サーバ類は基本的に24時間365日稼働することが求められるので、サーバ自体の安定性だけでなく障害発生時も影響を抑える耐障害性も備えられている。
※参考。サーバーに求められる条件
https://biz.techvan.co.jp/tech-is/blog/infra/002459.html#index_5
しかしながら動力源である電気の供給が止まってしまえばいかにサーバが高性能だとしても威力は発揮できない。また常に電気が流れてくることが前提なので、必要な手順を踏まずいきなり電気の供給が停止されるとデータの正常性を担保することが難しくなってしまう。
オンライン通販で買い物中にサーバが落ちて「購入したハズなのに購入記録が残ってない」などが発生したら大問題であることは容易に想像できるだろう。利用者はもちろんサービス提供側にとっても死活問題である。
とは言え何らかの理由で停電するなどトラブルがあることも事実。たまにニュースで聞く「○○により停電が発生しました」はデータセンターに取っては脅威と言っても過言ではない。
なので通称UPSと呼ばれる無停電 電源装置も併設されてることが多い。
※参考。無停電電源装置
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E5%81%9C%E9%9B%BB%E9%9B%BB%E6%BA%90%E8%A3%85%E7%BD%AE
こちらは停電発生時に自動的にサーバ類に電気を供給する装置だ。
ただメーカーや機種により異なるが基本的に数分しか供給できないので「継続してサービス提供するための装置」ではなく「安全にシャットダウン出来る装置」と考えた方が良い。
停電中も安定してサービス提供することを目的とするのであれば、非常用ディーゼル発電機などを利用する必要がある。いわゆる軽油(ディーゼル燃料)で発電する装置だ。
※参考。データセンター向け発電機
https://www.secjapan.jp/data_center_generators.php
理論的には燃料の軽油さえある限りずっと発電できるので、停電中であっても電力を安定供給できるのだが問題は騒音である。
ディーゼル発電機がどのくらいうるさいかと言うと、お祭りで照明などに使用するためディーゼル発電機を回してる屋台があるだろう。お祭りでガヤガヤしてるのに結構うるさく感じるアレの数百倍以上の規模なのだからその騒音たるや推して知るべしというヤツだ。
もちろんデータセンターの建物自体も防音対策はしてるだろうが限界がある。
そこで登場するのが冒頭の消音機器メーカーが提供する消音機器というワケだ。
本題に入るまでが長すぎる?その指摘は甘んじて受けよう。
一口に非常用ディーゼル発電機と言っても「工事現場や高架下と同程度の騒音」を発する機種もあるそうで近隣への騒音対策が不可欠になってるとのこと。
最近だと駅前にデータセンターの建設計画が浮上したニュースもあったくらいだ。より近隣に配慮した騒音対策が欠かせないのだろう。
※参考。駅前の一等地にデータセンター計画
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250425-OYT1T50156/
どの程度騒音が軽減されるかは記事では分からないが、数千台のサーバーを収容する巨大なデータセンター向けに消音機器を国内で初めて納入した。という話だから相当な消音効果があるものと想定される。
業績も右肩上がりだそうなので今後も活躍されることをお祈りする今日この頃だ。
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ちょっと何言ってるか分からない?安心しろ。私もそう思う。
頼んだメニューはこちら。
・なめろう
・特上おまかせ刺身盛り合わせ
・サンマ
お通し
切り干し大根で嬉しい。温かいのも良いが若干冷めたのも旨い。
なめろう
新鮮かつ色々な魚がゴロっと大き目サイズで提供されるので食感も含めて楽しめるのが嬉しい。ぺろりと食べられ箸が止まらない。旨い。
特上おまかせ刺身盛り合わせ(マグロ、活タコ、海老、生サバ、サーモン)
相変わらず全てが新鮮プリプリで旨い。
サンマ
まだ脂がイマイチ乗り切って無いが久しぶりに食べられて感激。旨い。
総じて大満足。猛暑続きで全く秋を感じないがもうサンマが食べられる季節になったのかと時の移り変わりの速さに目を細めてしまう。気になる方は是非チェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。