海外に放置 知らない言語
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は格安立ち飲みにしよう。
上野駅の南側、JR高架下の「アメ横商店街」と線路を挟んで反対の東側。
飲み屋街を歩いて3分。ほていち○ん上野4号店だ。
2軒目なので軽くということで訪問。早速乾杯!(終わりの始まり)
いつ飲んでも赤星は旨い。
***
皆さまは外国語を話せるだろうか?私は日本語しか話せない(笑)
クイズ動画が好きで特にクイズノックの動画をよく視聴するし出演者が超人ばかりなので楽しみつつ感心することが多いのだが、その中でも「東大生なら知らない言語の外国に放置されても大丈夫説」を検証する企画が面白く何度も観返してる動画のひとつだ。
※参考。東大生なら急に海外に放置されても大丈夫説
https://www.youtube.com/watch?v=k0mE0FPWQ2A
思い切りネタバレしてるので先に動画を視聴してからご覧いただきたい。
(つづきはスクロール・スワイプした先)
出演者の「とむ」は日本人ではあるものの英語とドイツ語も喋れるトリリンガルで、東大ではフランス語を学んだとのこと。
そんな彼にアイマスクを着用し連れて来られたのはオランダ。
オランダ語はやったことが無く全く分からないとのこと。
そんな彼に「オランダに関する3つのミッション」が与えられることに。
※ただしスマホでの調べ物は一切禁止。
ということで1つ目のミッションが与えられるのだが、すぐ人に尋ねるのではなく「まずは看板や街中に記載されてる文字をメモして学ぶ」という手法を採用。何故そのようなことをするのだろう?
どうやらヒアリングだけでなく文字・単語からも学ぶようで「これはドイツ語の○○に似てるから恐らく□□だろう」と推測していくのだ。
またすぐに話しかけない理由として「話しかけたら一瞬で終わる」「以降オランダ語で問題を出される可能性がある」ので今のうちに予習しておきたいとのこと。
面白くなる企画を良く理解してるようで何よりである(笑)
それにしてもいくらオランダ語がドイツ語に似てると言っても推測が凄い。否。凄すぎる。ドイツ語も分からない私からすれば「いやいや。言うほど似てないやろ」としか思えない単語でも推測するのだ。文字の読みだけでなくヒアリングでも同様の推測が出来るのが不思議でならない。
更に店員さんから色々とオランダ語を学んだことから推測してミッションのひとつである「おはよう」をオランダ語で喋り「この単語(発音)で合ってる?」と確認するのだ。それが完璧だったらしく店員さんから才能あると褒められるのだ。凄すぎて意味が分からない(笑)
ドイツ語と英語の知識を利用し推測しまくることで急速に知識を深めたそうなので一般人には不可能な芸当と言って良いだろう。
どうやら目隠しはされてるものの空港からの移動中、周りから聞こえてくる人々の発音で「おそらくGは喉の奥から破裂させるようなハと発音するのだな」という感じで学んでたそうだ。多言語話者の凄さを垣間見る思いだ。
ミッション2では予想通りオランダ語でお題が出され、更に「開始から30分経過後以降、英語での質問禁止」という縛りも付くことに。これは厳しい条件だろう。
「30分でオランダ語を喋れるようにならないといけない」&「オランダ語で質問出来るようにならないといけない」のだ。私なら即座に諦める自信がある(笑)
しかし彼は楽しそうに行動開始。どうやら知らない言語を学ぶことが楽しくて仕方ないようだ。言語学習には向き不向きもあるのだなと改めて感じた。
止まってる人の方が話を聞いてくれるだろうと質問相手を探し始める。その選択も人の心理を的確に見抜いており流石である。
話しかけた人達が難民に対する募金活動をしてたので募金した後、オランダ語のみで話せるよう学ぶことに。
「『○○はオランダ語で何と言いますか?』はオランダ語で何と言いますか?」
「『1つ聞いてもいいですか?』はオランダ語で何と言いますか?」
などを学ぶことでオランダ語で質問できる状態に。でもよく考えてみたらオランダ語で質問できても回答がオランダ語だと理解できないのでは?
と思いながら視聴したがオランダ語で返答されても理解してる様子。何故理解できるか心底理解できない。。
「いかにたくさん推測するか」がコツのようだがドイツ語、英語がペラペラだからこそ出来る芸当であり常人には真似出来ない高等技術と言って良いだろう。
とは言え推測できない単語も出るようで、その場合はその単語が何を指してるのか質問。しかしながら説明を受けてる途中で「そう言えばベルギーにある橋が多い都市名に似た単語だ。もしかしてその単語は『橋』という意味では?」と気付くことに。もはや超能力と言っても過言ではない(笑)
そんなこんなで無事ミッション2も達成。
ミッション3は移動&写真撮影である。
これまでの学習成果および推測を駆使することで割とすんなりお題を把握。ロッテルダム中央駅という大きな駅のインフォメーションセンターで目的地までの行き方を質問することに。
彼はオランダ語で質問するのだが案内人からは英語で返される。
どうやら公共交通機関で行くのは難しい場所にあるそうで、途中まで電車で移動しフェリーに乗り換えて行く必要があるとのこと。
途中までは「オランダ語で質問→英語で回答」が繰り返されるのだが、彼の喋るオランダ語がドイツ語訛りであることから案内人の回答がドイツ語にチェンジ。
「英語は禁止されてるけどドイツ語は禁止されていない」というルールの穴を突くことで以降はお互いドイツ語で話が進むことに(笑)次元が高すぎる企画である。
案内人も「英語を理解してる様子なのに何故この彼は頑なにドイツ訛りのオランダ語を喋るのだろう?」と不思議に思ったことだろう。企画を貫き通すことで疑問や不審に思われるのはユーチューバーあるあるだ(笑)
しかし普通に考えたら知らない言語の外国に放置されるとか、企画とは言えかなり無茶&無謀なロケだと思うが、どうやら彼自身が過去のインタビュー記事で「目隠しして情報が遮断された状態で『自力で日本に帰って来い』をやりたい」「出来れば自分が知らない言語の国が良い。言語を習得しながら帰るという(笑)滅茶苦茶やりたい。難しいと思うけど」と語ってたそうで、今回の企画で「夢が叶った」と喜んでいた。変態言語オタクと言って良いだろう。←褒め言葉
結果として「とむ」をオランダに置き去りにしても何とかなる説は無事立証。
超短時間での学習速度に万雷の拍手を送りたい。
そんな彼は「言語学習はそのフィールドで実践するのが一番良い」ことを確信。「間違いを恐れず沢山喋る」ことがオススメな勉強法であると述べていた。
なお驚くことに帰国子女でも何でもなく両親も日本人なのに勉強だけでペラペラになったそうだ。
※参考。どうやって英語がペラペラになった?
https://www.youtube.com/watch?v=CsP3sRYR8ys
ただペラペラになることがゴールではなく言語を習得した先で何が出来るか?何をしたいか?を考えると良いとのこと。
あくまで目的を達成するための手段としての学習であり外側(喋りたい、ニュースを見たい、映画を観たいなど)にモチベーションを持つことが大切とのこと。
語学を学習中の方は参考にして頂ければと思う今日この頃だ。
***
ちょっと何言ってるか分からない?安心しろ。私もそう思う。
頼んだメニューはこちら。
・ネギトロ
ネギトロ
安定の旨さ。チビチビつまめるのも嬉しい。
総じて満足。思いの外ハラいっぱいだったので1品だけで済ませたが気兼ねなく退店出来るのも良いところだ。気になる方は是非チェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。