「ヤバい」「大丈夫」 どちらの意味?
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は格安チェーン店にしよう。
○高屋だ。
酷暑すぎるので近場で済まそうということで訪問。早速乾杯!(終わりの始まり)
暑すぎたのでビールを注文したが大正解。火照った身体に染み渡る。旨い。
ビールを一瞬で飲み干してしまったのでホッピーセットに変更。
こちらも安定の旨さ。
***
日本語の「大丈夫」は全然大丈夫ではないという記事があった。
※参考。「ヤバい」「大丈夫」どちらの意味か分かりづらすぎる。
https://president.jp/articles/-/99277
上記はアメリカ出身にも関わらず言語学の准教授であり帰化まで果たした人物の本を抜粋・再編集したものだそうだが確かに「ヤバい」や「大丈夫」はどちらの意味を指してるのか分かりづらい問題があると思う。
特に「ヤバい」はあらゆる場面で気軽に使われすぎて辟易としてる方もおられるのではなかろうか。もちろん私はその一人だ。
特に文字だとポジティブな意味なのかネガティブなのか分かりづらいところにストレスを感じるのだ。
記事に記載されてる例も解釈により意味が異なるものも少なくないように思う。
・このお寿司はヤバい
⇒信じられないほど美味しいという意味?
⇒それとも鮮度が悪いなどで不味すぎたり食中毒になりそうで危険という意味?
・テストの点数がめっちゃヤバかった
⇒物凄く悪かった?それとも予想外に物凄く良かった?
・今日のライブ、超ヤバかった!
⇒超盛り上がり楽しくて興奮した?
⇒それとも信じられないほどつまらなかった?もしくは何かトラブルでもあった?
・あなた、ヤバい!
⇒前後の文脈が無いと意味不明。仮に失敗談だとしても、、
⇒聞いたことが無いほど面白いという意味?
⇒それともそんな失敗するなんてあり得ない。真面目に信じられないという意味?
例:「飲みすぎて帰りの電車で我慢できなくてオシッコ漏らしちゃった」
・彼の顔はマジでヤバい
⇒芸能人レベルにカッコ良い?
⇒それとも生理的に受け付けない?
対面かつ表情やイントネーションなどが伴わないと通じない時点で×だろう。
最近は多用どころか過剰に使用しすぎている風潮に危惧を覚える。若いうちは良いとしても他の表現・語彙を増やしておかないとオッサンや老人の年齢になってから苦労するぞと言いたい。いや。その前に社会人になった時点で苦労することは想像に難くない。
かく言う私も学生時代に勉強しなかったせいで社会人になってから苦労した。何なら社会人になってからの方が学生時代より余程勉強してると言って良い。図書館にこもって8時間近く勉強するなど学生時代には一度もしたこと無い(笑)し文章力や表現・語彙も社会人になってから鍛えられたと言って良い。
もっと頭が柔らかくて吸収する速度も速い学生時代にやっておけば良かったと後悔しても後のフェスティバル。学生諸君。目先の苦痛から逃れるために「何で勉強しなきゃいけないの?」とか言ってる場合ではない。
「社会人になってから苦労しないために今勉強するのだ。未来の自分への投資と言って良い」がその質問への答えだ。
(目先の苦痛から逃れたい気持ちは良く分かるが)どうせいつかは勉強しなければならないのだ。ならば一番柔軟で吸収率も高い若いうちに勉強するのが時間投資効率が良いのは自明だろう。オッサンになってからの勉強は大変だぞ。記憶力・理解力・柔軟性・吸収率・体力・体調・集中力全て低下してるので苦労もひとしおだ。
随分と年寄り臭い固い説教をかましてしまったが実際年寄りなので仕方ない。要するに私のような苦労をしないためにも若いうちに勉強しておいた方が結果的に楽ということだ。少しでも参考になれば嬉しい。
脱線したので元に戻ろう。
「大丈夫」もよく使われる言葉のひとつと言って良い。
コンビニでの箸やレジ袋の利用有無についての確認でも使われるだろうし、お誘いへの返答などでも頻繁に聞く話だ。
ただコレも肯定の意味なのか否定なのか表情やイントネーション・態度などが伴わないと判断が難しい言葉のひとつと言って良いだろう。
「結構」も同様だが、詐欺や悪質な営業を断る習慣を付ける意味でもハッキリ表現する癖を普段から付けておいた方が良いと思う。
実際昔に「結構ですね」って言ったじゃないですか!(「ね」は言ってない)もう契約は済んでるんですよ!という感じの悪質営業が蔓延り全国的に問題となってたことがあるのだ。歴史は繰り返すし悪質さはより巧妙になるだろうから自衛のためにも自分の意思をハッキリ表現する癖を付けておくことに越したことはない。
曖昧にすること自体は日本の文化や特徴のひとつと言えるが、曖昧さを逆手に取り悪用する輩がいる以上、自衛のためにも曖昧さの排除が必要な場面もあるだろう。
まさに悪貨は良貨を駆逐するの一例と言えるが善人ばかりではないので仕方ない。
私一人では微々たるものだと思うが「ヤバい」「大丈夫」「結構」などに代表される曖昧な表現はなるべく使わないよう心に刻んだ今日この頃だ。
***
ちょっと何言ってるか分からない?安心しろ。私もそう思う。
頼んだメニューはこちら。
・そら豆
・ニラレバ炒め
・コリ旨!砂肝
・半ラーメン
そら豆
安定の旨さ。
ニラレバ炒め
バクダン炒めと迷ったが久しぶりに食べたくなったので注文したが大正解。ゴマ油かは不明だが炒めた油の良い香りと相まって物凄く旨い。大好きなニラが大量に入ってるのも嬉しい。
こちらでは中華料理それも炒め物系はどれを選んでも旨いと思う。
コリ旨!砂肝
うーん。これは、、悪くはないが油で炒められた感じなので油っぽい&炭火で焼いたものとは完全に別物な仕上がりなのでオススメではないかな。。
半ラーメン
結構ハラいっぱいだったので半ラーメンにしたがうーん。多少無理してでも秘伝の辛味噌ラーメンにしておけば良かったと後悔。パンチが無く物足りなさを感じる。
総じて満足。炒め物のレベルの高さを再認識。バクダン炒め以外にも目を向けた方が良いなと改めて感じた。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。