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懐かしい 駄菓子

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日は格安チェーン店にしよう。


○高屋だ。


2軒目なので軽くということで訪問。早速乾杯!(終わりの始まり)


挿絵(By みてみん)


ホッピーセット

安定の旨さ。


***

駄菓子の「糸引き飴」が販売終了したらしい。


※参考。駄菓子の数々が懐かしすぎる(笑)

https://news.yahoo.co.jp/articles/36d1d5de21632f0d1cd1e30c9c0b1e7409b91b36


糸引き飴と言われてもピンと来ないがどのような駄菓子だろう?と検索したところ下記記事に写真が載っていた。あぁ。円錐形(えんすいけい)の飴に長いヒモが付いてるアレか。と懐かしさを覚えた。


※参考。こちらの記事ではメーカーにインタビューしてた。

https://mainichi.jp/articles/20250711/k00/00m/020/183000c


どうやら糸引き飴は国内唯一のメーカーである耕生製菓が製造してたそうだが、駄菓子屋の減少、原材料の高騰、工場の老朽化、社長の体調不良も重なることで廃業を決断したとのこと。戦後間もなく創業したそうなのでおそらく2代目社長というところだろう。長年お疲れ様でしたと労いの言葉を掛けたい。


駄菓子屋の減少は私も気になってはいたが仕方ないと思う。


何せ私が子供の頃ですら古い民家かつ年金暮らしのような老人が老後の生き甲斐のような感じで営業してたのだ。中身は商売というよりボランティアに近かったのではなかろうか。それでは継続することは難しいだろう。


「懐かしい」と枕詞のように使われることが多い駄菓子だが、大人が自分のために購入しても良いとのこと。そうすればメーカーも事業継続出来るし文化も継続できるという話なのだろう。


しかしながら現実的にそれは難しいのではないかと個人的に思う。


確かに懐かしさやエモさを感じながら酒のツマミにすると言った使い方も出来なくは無いだろう。実際私も懐かしさを感じぶち上がるテンションに任せ大人買いしたことがある。ネタとしても美味しいと思ったからだ。


しかし実際に食べてみると「こんなレベルで子供の頃喜んでたんだっけ?」と驚くほどのクオリティの低さだったのだ。申し訳ないが大人になってから食べる駄菓子の味はまさに子供騙しの味と言っても過言ではない。


もちろん全部がダメというワケでは無かったが、個人的には半分以上「二度と買わない」と思うレベルだった。美味いモノに溢れた現代には合ってない商品と言って良いのかも知れない。(大人になり舌が肥えたというのも大きいと思うが)


値段で考えたらそこまでのクオリティを求めてはいけないのだろうが不味いものはまずいのだ。安ければ何でも良いという人なら良いのだろうが、私は金を貰っても食べたくないと思う商品が多い印象を抱いた。(個人の感想です)


小学校の頃は毎日のように学校帰りに友達と寄って楽しんでたが、子供の溜まり場でありワイワイした雰囲気も含めて美味しいと感じていたのかも知れない。


小金持ちの子がおまけのカード欲しさに大量買いし、本体のポテチを「要らないからあげる」と周囲に配ってるのを「へへぇ旦那。ありがとうございやす」と()()で貰うことで小遣いを節約してたのは懐かしい想い出だ(笑)(いや)しいのは認める。


そもそも駄菓子屋が激減してる昨今、駄菓子を買おうと思ったらコンビニの小さなコーナーまたはお菓子専門店くらいしか選択肢が無いのではなかろうか。


検索したところ通販もしてるようだが「わざわざ通販で買う?」と思ってしまう。


駄菓子の楽しみは数ある中でどれを選ぶか?と商品選びのワクワクも醍醐味なのではなかろうか。平面である画面から選ぶのは何かチガウのだ。ところ狭しと立体的に陳列されたあのゴチャゴチャ感が良いのではないか。そう考えてみるとドンキは駄菓子屋イズムが継承されてる気がする。行かんけど(笑)


一言で駄菓子と言っても「うまい棒」のようにクオリティが高い商品は今でも売れ続けてるし新商品も次々とリリースされてるのだ。事業の継続性を担保しつつ愛される商品作りを進める姿勢。これこそが目指す姿と言えるだろう。


「懐かしいで終わらせず買って欲しい」と懇願するのではなく、積極的に買いたくなるような商品作りに邁進して欲しいと思う今日この頃だ。

***


ちょっと何言ってるか分からない?安心しろ。私もそう思う。

頼んだメニューはこちら。


・マカロニサラダ

・そら豆


挿絵(By みてみん)


マカロニサラダ

まさに「こういうのでいいんだよ」という味。旨い。


挿絵(By みてみん)


そら豆

定番すぎて何度注文したか数え切れないほどの一品(笑)旨い。


それにしても枝豆を出す店は数多(あまた)あるのにそら豆を出す店は数少ないのが不思議で仕方ない。原価が高いのだろうか?個人的にはそら豆の方が好みなので今後も注文しようと思う。


総じて大満足。こちらのチェーン店は駅前または駅近にあるのも嬉しい。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!


ごちそうさまでした。

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