表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
316/406

日本語検定が 意外と難しい

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日は格安立ち飲みにしよう。


ほていち○んだ。


蒸し暑い日が続き面倒なので近場で済ますことが多いが気にしてはいけない。

ということで早速乾杯!(終わりの始まり)


挿絵(By みてみん)


いつ飲んでも赤星は旨い。


***

皆さまは「日本語検定」という試験をご存知だろうか。私は初めて知った。


※参考。日本語検定のトップページ。

https://www.nihongokentei.jp/


ゆる言語学ラジオという動画で紹介されてたことをキッカケに知ったのだが、母語が日本語の人向けの検定で、日本語への深い理解が問われる試験とのこと。


その日本語検定で「難易度が高いと言われる1級でも辞書を読む言語オタクであればノー勉強でも合格できるのか?」と言う企画の動画だ。毎回思うが面白い動画はニヤリとさせられる企画が多いなと改めて感じる。


※参考。即答できない&選択肢に迷う問題が多いと感じた。

https://www.youtube.com/watch?v=68Lqr6Wiw9Q


なお似たような名称で「日本語能力試験」という試験もあるのだが、こちらは母語が日本語ではない日本語学習者向けの検定らしく、日本語の習得度合いを測るための試験だそうだ。名称は似てるが全くの別物なのでここでは話題にしない。


彼らが挑戦した結果は上記動画を観て頂ければと思うが、言うても私も社会人経験は長いし割と文章は鍛えられた方だと自負してるので軽くチャレンジしてみよう。受験や問題集は物々しいので日本語検定のページでチェックしてみることに。


なお難易度はザックリ以下のようだ。


1級:社会人上級レベル

2級:大卒~社会人中級レベル

3級:高卒~社会人基礎レベル

4級:中卒レベル

5級:小卒レベル


※参考。さすがに小4以下の6~7級は子供向けだろう。

https://yolo-work.com/9642#toc12


級を選んだ後に領域(敬語、文法、語彙、言葉の意味、表記、漢字、すべて)を選ぶのだが、総合的にチェックした方が良いかな?ということで「すべて」で挑戦。さてさてどの程度の難易度なのか。掛かってきなされ。←謎の上から目線


※参考。日本語検定の難易度が実際どのくらいのレベルかチェック出来る。

https://www.nihongokentei.jp/check/


配点が分からないので単純に問題数で採点したところ以下の通りだった。


5級:96%(28問中、1問不正解)

4級:91%(35問中、3問不正解)

3級:88%(33問中、4問不正解)

2級:84%(32問中、5問不正解)

1級:68%(34問中、11問不正解)


・・・ふっ。思ったより歯応えがあるではないか。

今日のところはこの辺で勘弁しといてやろう。(満身創痍になりながら)


1級になると難易度が跳ね上がるのは間違いなく、○×で回答する設問だから正解しただけの際どい問題も多数あり「正しい漢字で書け」「正しい文章で書け」などと言われたら正答率はもっと低かったことは言うまでもない。


難易度が高い一例を出すと「勇■邁進」「換■奪胎」などがあるのだが、■に入る漢字を書くのと同時に、四字熟語と意味が合ってる文章を選ぶという設問なのだ。正直2つとも初耳なので漢字も意味も全く分からず完全にお手上げである(笑)


興味がある方はチェック頂ければと思う。


以前職場か酒の席でネイティブの人に「母語なのだからTOEICみたいな試験とか余裕で満点取れるでしょ?羨ましい云々」と話したことがあるがとんでもない。普通に勉強しないと高得点は難しいと言われたことを思い出した。


素朴に理由が分からなかったので何故?と追加で質問したところ「なら貴方の母語である国語で満点取れる?」と返されぐうの音も出なかったことは記憶に新しい。まさに日本語検定は彼の言っていた国語に当たるのだろう。


日本語検定は開始されてからまだ20年未満の新しめな試験らしく検定内容は国語学者・研究者である故大野晋氏が監修したそうだが、個人的には「日本語として正しくはあるものの現在一般的に使用されてる文章とは少々離れてる可能性がある」ことを念頭に置いた方が良いように感じる。(端的に言えば死語と紙一重)


何せ言葉・言語は時代と共に変化するのだ。日本語だと古語・古文が有名だろう。


日本語検定はあくまで守破離の「守」である(日本語の)型を学ぶ・検定する部分であり、それを如何に現代へ応用していくか?が重要であるように思う。


※参考。「守破離」は千利休が発祥のようだ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%88%E7%A0%B4%E9%9B%A2


「やばい」「すごい」しか語彙力が無いのは流石に厳しいと言わざるを得ないが、表現力が上がることはネット時代では特に有用なスキルと言えるだろう。


考えや思いを言語化する能力は一生の宝となることは間違いない。


インプットだけでなくアウトプットにも励むことで言語化能力を向上し、意思疎通の質をより高め、満足度や幸せを追求頂きたい今日この頃だ。

***


ちょっと何言ってるか分からない?安心しろ。私もそう思う。

頼んだメニューはこちら。


・ところ天

・ガリサバ

・訳あり(貝割れ・小粒)ホタテのバター醤油焼き


挿絵(By みてみん)


ところ天

シンプルだがポン酢の酸味と和辛子がところ天と絶妙にマッチして旨い。


挿絵(By みてみん)


ガリサバ

こちらも定番の一品。ガリが酸味抑え目で優しい甘味があるので夏バテ気味でもサッパリ食べられる。旨い。


挿絵(By みてみん)


訳あり(貝割れ・小粒)ホタテのバター醤油焼き

こちらもメニューから消えても不思議ではないので注文したが間違いない旨さ。


バター醤油だけでも充分なのだが、もしかしたらニンニク風味も足してるのかも?味だけでなく風味も芳醇で贅沢な逸品。


総じて大満足。言うても飲み屋なのでガッツリ系メニューも沢山あるが胃腸が弱体化したオッサン&夏バテ気味なので注文するのはサッパリ系中心になるが選択肢が多いのがありがたい。気になる方は是非チェックして欲しい。また来ます!


ごちそうさまでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ