6月なのに 猛暑
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日はいつもの格安立ち飲みにしよう。
JR御徒町駅から北西に向かって徒歩2分。
やきとん まる○だ。
いつもの安心安定なお店というヤツだ。早速乾杯!(終わりの始まり)
生ビールメガジョッキ
暑さも吹き飛ぶ旨さ。さてさて何を注文しようかな。
***
昨日は6月なのに全国的に突然真夏並みの暑さとなったようで、この暑さは明日まで続くようだ。
※参考。日本全体が熱い風呂に入ったかのようなカラーリング。
https://news.yahoo.co.jp/articles/27abf7829897f53f56fea3fd729a67e458d4e35e
場所により35℃以上の猛暑日だそうなので熱中症対策が必須なのは間違いない。
それにしても6月に35℃以上となる地域が複数発生するなど異常気象極まりないと言って良いだろう。なお「猛暑日」などの用語は以下の通りとのこと。
35℃以上:猛暑日
30℃以上:真夏日
25℃以上:夏日
夕方~朝までの最低気温が25℃以上:熱帯夜
※参考。当たり前だがきちんと定義されてるようだ。
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq3.html#:~:text=最高気温が35℃,を冬日といいます。
記事によると今の時期であれば日本近辺に延びてるハズの梅雨前線が気圧配置図から消えてるらしい。料理で言えば強火で沸騰させすぎて鍋の上に存在してた冷たい空気が押しのけられた状態ということなのだろう。
昨日は甲府市で38.2℃まで気温が上がるなど6月としては記録的な高温となった場所もあるようだが、体温で言えば高熱で休息必須な温度である。異常すぎるにも程があるだろう。
そう言えば同じ温度とは言え気温だと猛暑を通り越して酷暑と感じるのにお風呂だと丁度良いどころか温くすら感じるのは何故だろう?
結論から言えば「外部の温度と皮膚温の差が大きいほど熱さ(暑さ)を感じる」そうだが、その結論に至るまでの仮説→検証を経て真実と思われる事象に迫る様子が興味深いということで文部科学大臣奨励賞を受賞したようだ。
※参考。中学生なのにユニークかつ鋭い視点、行動力に将来性を感じる。
https://www.shizecon.net/award/detail.html?id=15
簡単に言うと(例えば同じ38℃の場合)外気温だと汗をかく→蒸発して体温と共に肌の温度が下がる→外気温と肌の温度の差が大きくなる→暑さを感じる。
というプロセスに対しお風呂では(厳密には汗をかいてるが)水は熱伝導率が高いので入浴後それほど時間を置かずにお湯と肌の温度に差がなくなる→熱さを感じなくなる。ということらしい。
(人間に限らず発汗する生物すべて同じと思うが)外気温に暑さを感じると脳みそが体温を一定に保つために発汗して体温を下げる仕組みは知ってたが、その仕組みが故に皮膚温度も同様に下がることで外気温との差が広がる→結果的に体感温度が上がるという連動性は面白いと思った。彼方立てれば此方が立たぬの典型例と言えるかも知れない。
最近は異常気象が普通になってきたので毎年のように熱中症対策が呼びかけられてるが、熱中症になると辛いだけでなく医療機関のお世話になるレベルとなるそうなので皆さまクーラーや水分・塩分補給、日傘、適度な休息など万全な熱中症対策をして頂ければと思う今日この頃だ。
***
脱線した。元に戻ろう。
頼んだメニューはこちら。
・らっきょ
・純レバ
・炙りカツオ
・黒カシラ
・お好み風がんも
らっきょ
間違いない旨さ。たくわんも良いがこちらも良い。
純レバ
安定の旨さ。こんなに旨いメニューを安定して出してくれるなんて感謝しかない。
炙りカツオ
火の通し加減が絶妙なだけでなくポン酢にも抜群に合って旨い。
黒カシラ
安定の旨さ。絶妙な柔らかさとタレの相性が良くてたまらない。
お好み風がんも
お好み焼きとゆー感じではなく(名称は忘れたが)色々な具材を玉子で固めるアレに似てる。けどアレと違ってフワッと空気を含んでるので軽やかに食べられるのがありがたい。割とアッサリしてるのも嬉しい。旨い。
水府自慢(すいふじまん) 特別本醸造生酒。茨城県 明利酒類のお酒
安定のスッキリ爽やかさ。旨い。
総じて大満足。もはや定番のひとつだが料理が旨いだけでなく居心地も良いので何度でも通いたくなるのだ。気になる方は是非チェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。