格安チェーンで ニラキムチ
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は格安チェーン店でニラキムチにしよう。
○高屋だ。
気乗りしないまま1軒目を訪問したが飲んでしまえば気分も上がる。飲み足りないので同じく気楽に訪問できるこちらにお邪魔したということだ。
早速乾杯!(終わりの始まり)
いつ飲んでもビールは旨い。
***
最近AIが流行って久しいが皆さまも利用されたことはあるだろうか。
私もご多分に漏れずチャットGPTと画像生成AI、動画生成AIを試したことがあるが今の技術はここまで進歩したのかと感心したと同時に末恐ろしさも感じた。
AIが発展することで人間の知能を上回るいわゆるシンギュラリティによりどのような変化が起きるのか?という点には当然興味は尽きないが、それ以上に懸念するのは人間が一次情報の発信を躊躇することにより人間の幸福とは見当違いな方向に文明が進むのでは?ということだ。
ちょっと何言ってるか分からない?安心しろ。私もそう思う。
もう少し噛み砕いて説明しよう。以下のコラムでは焼き畑農業で例えていた。
※参考。生成AI市場に関するコラム。
https://wa3.i-3-i.info/column110.html
完全ではないが私も概ね同意だ。要するに一方的にAIに学習され成果を奪われるだけで見返りが無いのであれば、一次情報やその他成果物を発信する人が減るのは自明なことだろう。
いくら個人が「自分が先に発信したオリジナルだ」と主張したところで有名なAIが学習結果としてアイデア・文章・映像・音楽などでそれらしく表現した場合、一個人の主張など無力に等しいことは想像に難くない。
学習元となった何某かに見返りがあれば別だろうが現時点では見返りを払うどころか学習元・情報源が何か?ソースは何か?を明らかにしないのが当たり前となってるのではなかろうか。
その結果バカらしくなり情報発信を止める人が増えても不思議ではないだろう。
するとどうなるか?学習元が減る=AIが別のAI結果から学ぶ機会が増加するということだ。もしかしたら既にその片鱗が見え隠れしてるのかも知れない。
まるでタコが自分の足を食べるような状況だが、そうなるとAIはどのように進化していくのだろう?
人間が発信する情報は(玉石混交があるとは言え)少なくとも人間に役立つまたは快適に思う、総じて人間に役立つ文化の発展の一助となると考えられるが、AI同士で学習し合った結果は果たして人間にとって有益なのだろうか?文化発展に寄与するのだろうか?人間の感性を真に理解してるとは思えないので正直疑問に思う。
あと最近AIで生成された文章や画像、動画、音楽などが席巻し出して久しいが、検索汚染も甚だしいと感じ個人的に大変辟易している。
アイデア出しに行き詰まりAIに助けを求める程度ならまだ良い。
その生成結果をそのまま垂れ流すような行為が許せないのだ。自らの力で生成するクリエイターとしての能力が無いのであれば大人しく引っ込んでろと言いたい。
(自戒含む)
AIはあくまで「それっぽい」ものを生成する機能であり正確さは現段階では保証できないと考えてた方が良いだろう。試しに自分が得意な分野で質問してみるとそれが良く分かるハズだ。それらしい文章でシレっと不正確な情報を混ぜるので信用ならないことが分かると思う。
そんな正確性に欠けた情報がネットに蔓延したらどうなるか?汚染である。
ワイン樽にスプーン1杯の汚水を入れればそれは樽一杯の汚水となるという言葉があるがそれに近いのではなかろうか。悪貨は良貨を駆逐すると言い換えても良いかも知れない。
集合知である、または目指すハズのネットが集合愚となる可能性が高まるワケだ。
AI自体は賢いかも知れないが利用運用する人間が愚かなせいで各種創作物で散々語られたようなディストピアな世界が現実とならないよう祈るばかりだ。
***
盛大に脱線した。元に戻ろう。
頼んだメニューはこちら。
・そら豆
・餃子
・豚骨ニラ南蛮ラーメン
そら豆
大好物のひとつ。チビチビ行けるのが嬉しい。旨い。
餃子
そうそう。このくらいの量で良いのだよ。普通に旨い。
〆の豚骨ニラ南蛮ラーメン
前回食べてお気に入りとなったひとつ。ニラキムチが効いて旨い。
総じて満足。口頭注文の店も残ってるもののタブレットを導入する店も増えてるので気軽に注文できるのも良いところだろう。気になる方はチェックして欲しい。
また来ます!
ごちそうさまでした。