浅草で ホッピー通りデビュー
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は浅草でホッピー通りデビューしよう。
都営浅草線 浅草駅から西に向かって徒歩7分。
鐵○だ。
東京メトロ銀座線、東武伊勢崎線からも同様だし何なら首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスの方が近いが利用者数を考えたら浅草線や銀座線、東武伊勢崎線などの方が現実的だろう。通称う○こビルや雷門が近い方だ。
正確には以前ほていち○ん 浅草店を訪問したコトはあるが安心安全いつもの店に行ったところで浅草を堪能したとは言えないだろう。なので本日が正真正銘ホッピー通りデビューということになるのでドキドキだ。
いつもであれば事前に下調べをしてから向かうのだが今回は敢えてノープランで訪問することに。無謀と言えるかも知れないが良店もあればイマイチな店もあるだろう。口コミが当てにならない場合もあるので気になるお店を手当たり次第訪問する作戦というヤツである。早速乾杯!(終わりの始まり)
珍しくエビスが置いてあるので注文したがやはり旨い。
いつもながら赤星も旨い。
こちらのお店はオープン直後だからかガラガラだったので訪問したというまさに行き当たりばったりな選択方法だ。さてさて何を注文しようかな。
***
メニューを眺めてみると軒並み結構値段が高めなことに驚く。。いや違う。いつも訪問してる上野~御徒町近辺が安すぎるのだ。そもそも今は21世紀となってから四半世紀近く経つし元号も令和なのだ。百円台からツマミがある方が異常だと考えた方が良いのだろう。
しかも浅草は日本でも有数の観光地と言っても過言ではない。
そう言えば東京出身の割に浅草のこと全然知らないなと思い調べたところ、浅草寺は約1400年ほどの歴史を持つとのこと。はるか昔の飛鳥時代が起源のようだ。
有名どころで言うと源頼朝が戦勝祈願したり足利尊氏や北条氏などによる庇護を受けたり徳川家康も関ヶ原の戦いの直前に頼朝と同じ古式の戦勝祈願をするなど歴史と共に歩んできたらしい。
仲見世通りも1685年頃(徳川綱吉の時代)に形成されたようで浅草寺の境内や参道の清掃の役目が課せられていた地元住民に対し参道上で出店する営業特権が与えられたのが起源とのこと。綺麗にしておけばお寺もイメージが良いし参拝客も増えるだろうし道中のお店に立ち寄る客も増えるだろうからウィンウィンと言ったところだったのだろう。
残念ながら第二次世界大戦の東京大空襲で本堂も含め全焼したらしいが戦後天皇陛下からの金一封および信徒の協力により1958年に再建。仲見世通りは関東大震災後に鉄筋コンクリート造りとなっていたので内部は焼失してたもののいち早く復興。松下幸之助による寄進で雷門が復興したり大谷重工業の大谷米太郎夫妻による寄進で宝蔵門が再建されるなど現在の形へと復興したようだ。台無しにするのも人間だが復興するのも人間というところに面白さを感じる。
年間約3000万人が参拝してるようなので一大観光地と言って良いだろう。
なので値段が云々と野暮なことを言ってはいけないのだ。まぁ言うのだが(笑)
***
頼んだメニューはこちら。
・牛もつ煮込み
・塩から
牛もつ煮込み
旨い。珍しいことに竹の子が入ってるがシャキシャキして美味しい。味噌だがくどくないので飲み干しても爽やかで旨味だけが残り後を引く。かなり好み。
塩から
かなり塩味が強めなのでチビチビつまめてしまう。旨い。
このまま同じ店のままでも良いのだがせっかくだから違う店も味わってみようということで河岸を変えることに。居酒屋 大○(だいし○う?)だ。
こちらも値段高め。まだ2軒目だが軒並み観光地価格なのかも知れない。
早速乾杯!(終わりの始まり再び)(写真撮り忘れた。。)
頼んだメニューはこちら。
・自家製キムチ
・豚バラ焼
自家製キムチ
うーん普通(笑)豚バラと一緒に食べると美味く感じたので脂と一緒に食べるのがオススメの食べ方なのかも知れない。
豚バラ焼
こちらはまぁまぁ。単体で食べるにはくどいので前述のキムチなどと一緒に食べるのが良いのかも。
総じて満足。本日は2軒はしごしたワケだがあえて推すなら1軒目かな?と言ったところだ。まだホッピー通り探検は始まったばかりなのでこれから良店に巡り合えるかも知れない。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。