いつもの店で 気分転換
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日はいつもの店で気分転換しよう。
JR御徒町駅から北西に向かって徒歩2分。
やきとん まる○だ。
前回の焼鳥で不完全燃焼となったので安心安全のこちらを訪問したということだ。早速乾杯!(終わりの始まり)
生ビールのメガジョッキ。旨い!
一気に気分爽快となったところでいつもの定番メニューを注文。
・純レバ
・野菜串(たくわん)
純レバ
いつもながら丁寧に下処理され絶妙な味付けで物凄く旨いのにわずか250円。
激安すぎにも程がある。いつも大繁盛してる理由がよく分かるというものだ。
野菜串(たくわん)
安定の甘じょっぱさが嬉しい。旨い。
さてさて。本日のオススメは何があるのだろう?
小松菜のお浸し!イワシ丸干し!コレは頼むしかないと思い即注文したところ両方とも売り切れとのこと。マジか。ショックが大きすぎる。。
***
お浸しや煮浸し系は酒を飲むようになってからの方が好み度が上がったと思う。
年齢に伴い好みが変わったというのもあるだろうが、少量ずつツマみながら飲むのに向いてるからという側面もあるかも知れない。あとは独り暮らしをすると食べる機会が激減するのでメニューにあるとつい頼んでしまうという面もあるだろう。
幼い頃から食べて慣れ親しんでるという面も否めない。しかしながら何と言っても居酒屋のお浸しや煮浸しは大抵美味いというのが大きいと言って良い。これからも見かけたら注文しようと改めて思う。
あとイワシも大好きな食材のひとつなのだが滅多に見かけず哀しい。。
それこそ昔は庶民の味方として食卓に並ぶ頻度が高い魚のひとつだったが漁獲量がそんなに激減したということだろうか?
缶詰で有名なマルハニチロのページによると00年代半ばに比べれば回復傾向だが80年代のピーク時と比べると諸手を挙げて大漁とは言えないようだ。
※参考:分かりやすいグラフ。ピーク時と比べ激減してることに愕然とする・・・
https://umito.maruha-nichiro.co.jp/article23/
また小型のイワシは食用に向かないようでほとんど市場に出回らないのだとか。
そう考えるとグラフの数字以上に不漁が続いてると考えた方が良いのだろう。
もちろん乱獲しすぎたせいで漁獲量が激減した側面は大きいと思う。
更に昨今では他国も魚を食べるようになってきたというのもあるかも知れない。
詳細は忘れたが瀬戸内海かどこかで工場の排水が綺麗になりすぎたせいでプランクトンが育たず漁獲量が減ったというニュースを見かけたことがあった。
そう言えば一昔前は赤潮の発生がニュースを賑わせたこともあったが最近というか90年代以降耳にしなくなったなと思い出す。
食物連鎖という言葉を耳にすることはあってもあまり実感したことは無いが、もしかしたら良かれと思って改善した活動が海の生態系にまで影響してるという証拠を見せられてるということなのかも知れない。
かと言って海や空を含め大地を人間の活動で汚して良いワケは無いので有識者各位には環境保全を念頭に置いた上で改善策を進めて頂きたい今日この頃だ。
***
売り切れなのは仕方ないので気を取り直して別のメニューを注文することに。
頼んだメニューはこちら。
・今日のキノコ(しいたけ)
・ニンニク
・ウインナー
・黒カシラ
・湯豆腐
しいたけ
旨い!肉厚でジューシー。
ニンニク
ホクホクして旨い。生でも火を通しても美味い優等生。
ウインナー
パリッとした食感が嬉しい。旨い。
黒カシラ
相変わらず柔らかくてジューシー。旨い。
味噌
安定の旨さ。コレだけでチビチビ行ける。
湯豆腐
生姜が効いてるが優しい味わい。旨い。もう少し出汁感があるとより良いと思うが贅沢というものなのだろう(笑)
水府自慢(すいふじまん) 特別本醸造生酒。茨城県 明利酒類のお酒。いつもながらスッキリ爽やかで旨い。他店で飲むより旨いと感じるのは冷やし具合だろうか?それとも頻繁に注文が入り常に新しい瓶が出てるからだろうか?こちらに来訪した際は是非注文して欲しい逸品と感じる。
よもだそばのかけそば
うん普通(笑)やはり立ち食い系で一番旨いのはゆで太郎だと改めて思う。
総じて大満足。結構売り切れがあるのが残念ではあるがそれだけ厳選した食材ということなのかも知れない。気になる方は是非チェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。