表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/403

たまに食べたくなる ケ○タッキー

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日はケ○タッキーにしよう。


言わずと知れたケ○タッキー。食べたことない人の方が少数派ではないだろうか?しかしファストフードの中ではややマイナー寄りというか、普段使いにはあまり適さない部類なのではないかと推測される。何故ならば手が汚れるからだ。


普通のハンバーガーと違いむきだしのチキンには表面に脂がまとわりついている。そんなの気にしないとばかりにチキンを豪快に手で掴み食べるスタイルは、手のべたつきや汚れを気にする人には少々ハードルが高いことは想像に難くない。気持ちは良く分かる。ケ○タッキー側もそれは理解してるのか、特にお昼の時間帯はハンバーガーのようにバンズで挟むタイプを全面に押し出してアピールするようになってきた。チキンをそのまま食べるのが好きな私としてはハンバーガー形式は違和感を覚えるところだが好みの問題なので仕方ない。今後も美味しいチキンを提供してくれればそれで良いのだ。


チキンと言えば日本で一番メジャーな食べ方は唐揚げではなかろうか。北海道ではザンギと呼んでおり厳密には異なるらしいが唐揚げの一種と呼んで良いだろう。また亜流と呼んで良いか不明だがタルタルソースがたっぷり掛けられたチキン南蛮や衣がサクサクの竜田揚げも含めると唐揚げが鶏料理の代表と言っても過言ではないだろう。油淋鶏含め唐揚げ亭一門というヤツだ。


その中でもケ○タッキーは唯一無二と言って良いだろう。


ケ○タッキーのチキンが食べたい。と思った場合、他の鶏料理では代替できない。いくら美味しい唐揚げ等を食べてもチキン欲は満たされないのだ。ペヤングソ○ス焼きそば。カ○プヌードル。チキンラ○メン等と同じように「ソレ」を食べたいというご指名メニューのひとつなのである。


ケ○タッキーと言えばクリスマスが一番有名ではなかろうか。


元々アメリカではクリスマスには七面鳥ターキーを食べるとのこと。しかし日本では七面鳥を食べる習慣が無いので、来日した外国人が七面鳥の代わりにケ○タッキーのチキンを食べることから、ケ○タッキーの営業担当が「クリスマスにはケ○タッキー」を世間にアピールしたところ浸透したそうだ。(諸説あり)


そもそもクリスマスケーキも全世界共通ではないらしく、日本も不○家が発売したケーキを70年ほど前からクリスマスセールを開催したことで広く浸透するようになったそうだ。バレンタインもそうだが、企業側のイベントとして売り出したものが当たり前のように習慣として根付くのもひとつの文化として面白いと思う。私は未だに違和感を覚えるがハロウィンも割と日本にも浸透したひとつなのではなかろうか。他人に迷惑を掛けない範囲で楽しんで欲しいものだ。


脱線した。元に戻ろう。


ケ○タッキーと言えばオリジナルチキンは代表格な存在だし、レシピが秘匿されているのも有名な話だ。コカコ○ラのレシピも門外不出で、知っている人は二人しかいないという都市伝説のような噂が有名だが、ケ○タッキーも同様だ。バイトしてた人に聞いたのだが、スパイスは本社?セントラルキッチン?から送られてくるものをマニュアル通りまぶして揚げるだけだから配合比率は知らないとのこと。なるほど。だからどの店舗でも同じ味なのか納得。スパイスだけでなく、専用に育てられた鶏と油の温度そして圧力鍋?すべてが揃ってあの味となるとのこと。巷に色々ケ○タッキーのチキンとほとんど変わらない!と標榜してるレシピもあるが、どれも「何かちょっとチガウ」と思うのは、いずれかの要素が不足してるからなのだろう。最近値上がりしてるとは言え自分で苦労して作るよりは色々な意味で安上がりなのは間違いないので素直に食べに買いに行った方が良いだろう。


とオリジナルチキンについて語ってきたが、今回はそちらではない。

期間限定レッドホ○トチキンなのだ。


2004年に発売されてから今年で20周年。2023年11月時点で累計販売数2億7千万ピースを突破したらしい。私も微力ながら貢献してる次第だ。


普通のオリジナルチキンも好きだが、レッドホ○トチキンは格別に大好きなのだ。ケ○タッキーと言えばビールなので、店内で食事するのではなく持ち帰ってビールと一緒に頂くのが常なのだが、レッドホ○トチキンは夏と冬の期間限定商品のため販売期間中は出来るだけたくさん買いに行くようにしている。酷い時には1週間に5日通うこともある。いくら何でも食べすぎ?おっしゃる通りだ。


人生で一番太ってた時期は1食で5ピース食べていたが、さすがに今ではそんなに食べられない。2ピースでハラいっぱいになってしまう。しかしながらレッドホ○トの期間は無理して3ピース買ってしまうこともある。2ピース食い終わった時点で調子に乗ってしまったと少し後悔するのは秘密だ。


先ほどビールと言ったが、今では家で飲む場合ハイボールを飲むようにしている。以前はダンボールで箱買いしてたのだが、尿酸値が上がって来ただけでなくカロリーもバカにならないので、外で飲む場合はビール。宅飲みする場合ハイボールにするようにしている。強炭酸で飲むと満足感があるのでハイボールでも不満が無いのが有難い。


それではハイボールと一緒に頂きます。乾杯!(終わりの始まり)


オリジナルチキンと違ってレッドホ○トチキンは割と衣がカリっとしている。チキンを衣ごとかみしめると溢れ出る肉汁。脂と合わさったピリ辛チキンにハイボールが止まらない。


オリジナルチキンほどではないが手が若干汚れるのは提供されたペーパーで拭き取ればOK。ペーパーが無くなることもあるが、自宅の場合ティッシュが自由に使えるのが強みだ。うん。美味い。


宅飲みする場合、電子書籍や動画サイトを見ながら飲食するのだが、飲みながら観ると翌日覚えてないことが多いのが難点だ。一応翌朝に履歴を観るが記憶に無い。なので素面の時に観直すことになる。何度同じことを繰り返してるのだろうと自問するがこれが私だ。反省はするが後悔はしない。これで良いのだ。


なおこれだけケ○タッキーを食べまくってるにも関わらず部位の呼び方と形を自信を持って指し示せるのはドラムしかない。いわゆる脚だ。ウイングは羽なんだからウイングも分かるだろうって?否。衣で覆われてるしキュッと縮まってるから何となくしか分からない。「コレが・・・ウイング?」と疑問形で聞くようなレベル。名前なぞどうでも良い。美味しければそれで良いのだ。


というわけで完食。美味しかった。また来ます!


ごちそうさまでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ