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原価で 日本酒

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日は日本酒はしごしよう。


JR御徒町駅から南西に向かって徒歩2分。

日本酒原価酒○(げんかさかぐ○) 上野御徒町店だ。


こちらは以前から気になってた店のひとつ。近隣にある中華の羊料理を頂いたのでついでに訪問したというワケだ。口コミを見ると低評価なコメントも散見されるので少々怖くはあるが、実際のところはこの目で確かめないと分からないだろう。


ということで早速乾杯!(終わりの始まり)


挿絵(By みてみん)


獺祭(だっさい) 純米大吟醸。山口県 旭酒造のお酒。


言わずと知れた超有名なお酒。海外でも人気らしく一時期は品薄となったり4万円を超えるプレミア価格が付いたりと話題に事欠かない日本酒のひとつだ。


なおこちらの店では100ミリリットルを小瓶に詰めた状態で提供される。どうやら風味が飛ぶことを予防するためこのような提供形態としてるとのこと。一升瓶から注がれる楽しさは無いがコレはコレでありだと思う。かなり久しぶりに飲んだがやはり旨い。香り味ともに高レベル。


挿絵(By みてみん)


赤武(あかぶ) 岩手県 赤武酒造のお酒。


基本的にQRコードで注文する形式だが一部のお酒は店員さんに直接注文するスタイルとのこと。こちらのお酒もそのひとつだ。


香りは控えめな感じ。口に含むと米の旨味が広がって旨い。辛口寄り?


どうやら三陸沿岸で創業したが東日本大震災で酒蔵が全壊したそうで、2013年に盛岡に新生・赤武酒造を再建。翌年に農大、酒蔵、酒類総合研究所で研鑽を積んだ息子を杜氏(とうじ)に任命し赤武が誕生したとのこと。比較的というかかなり新しいブランドのようだ。


わずか22歳で杜氏となるのも凄いが任命した親もなかなか度胸があるなと思う。今後も精進して頂きたいと思う。


***

ひるがえって私が同じ歳の頃を振り返ってみると飲んだくれてラーメン食べてゲーセンではしゃいでた記憶しかない(笑)あまりの違いに愕然とするがコレが私なので仕方がない。え?今もほとんど行動が変わって無いではないかって?ふふふ。よく気が付いたねチミィ。三つ子の魂百までということわざの素晴らしさを噛みしめてくれたまへ。


そう言えば当時は免許取得と同時に中古車を購入したのが嬉しくてよくドライブしたものだが、現在と異なりガソリン価格が異常に安かったことを思い出す。


何せレギュラーガソリンはリッター80円台が当たり前。店によるがレギュラー80円未満。ハイオク90円未満なところもあったほどである。現在の半額以下と言って良いだろう。


水で薄めてるのではないかと冗談半分で言ってたが今となっても何故あれだけ安かったのか不思議なほどだ。今さらあそこまで安くすることは難しいだろうが現在のガソリンが高すぎるのも事実。


政府や役所は屁理屈を述べのらりくらりとかわしてるが二重課税の解消および暫定税率の廃止を強く求めたい今日この頃だ。

***


挿絵(By みてみん)


作(ざく) 純米吟醸。三重県 清水清三郎商店のお酒。


香りほぼ無し。辛口までは行かないがスッキリ系。飲みやすくて旨い。以前はかなり好みだったのに最近色々な日本酒を味わってるからか「アレ?こんなモンだったっけ?」という印象は否めない。それだけ美味しい日本酒がたくさんあるということでもあるが上を見たらキリが無いということだろう。


知らない方が幸せという言葉があるがお酒も同様なのかも知れない。


挿絵(By みてみん)


最後はいつものひむろで〆の味噌ラーメン。ネギ、もやし、ワカメをトッピングしたところかなりのタワーとなった(笑)いつもより多く見えるが週末はサービスが増えるということだろうか?相変わらず旨い。


総じて大満足。入館料が540円掛かるしツマミもそんなに安くないからリーズナブル感はそこまで感じないが、ツマミをほとんど食べずに飲むタイプの方であればお得なことは間違いない。気になる方は是非チェックして欲しい。また来ます!


ごちそうさまでした。

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