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たまには 雑談も良い

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日は日本酒にしよう。


上野駅から南側のアメ横沿いに御徒町方向に向かって徒歩3分。

呑める魚屋 ○草だ。


こちらもド定番かつ超人気なお店のひとつだ。


いつも混んでるから久しく訪問してないなと思い通り掛かりながらチラ見したところ、行列が出来てないどころか空席もいくつかあるような状態で驚いた。珍しいなんてものではないがラッキーということで訪問。早速乾杯!(終わりの始まり)


挿絵(By みてみん)


東長(あずまちょう) 純米大吟醸無濾過生。佐賀県 瀬頭酒造のお酒。香りほぼなし。若干ざらつきを感じる米の旨味が口中に広がり物凄く旨い。飲む前は香りをほとんど感じないのに口に含んだ時および飲み終えた後にふわっと香りを感じるのが不思議。だがしかしそれがまた旨さに拍車を掛けるのが良い。


頼んだメニューはこちら。


・肝なめろう

・マグロ脳天炙り


挿絵(By みてみん)


肝なめろう。安定の旨さ。日本酒とのマリアージュも抜群。


挿絵(By みてみん)


マグロ脳天炙り。塩味が付いてるのでそのままどうぞとのこと。口に含むと噛む前にとろける柔らかさ。ねっとり系ではなくきめは若干粗め系だが日本酒との相性も抜群。旨い。


挿絵(By みてみん)


百楽門(ひゃくらくもん) 純米大吟醸。奈良県 葛城酒造のお酒。香りほぼなし。口に含むとコレもまた米の旨味が広がって旨い。東長より洗練されたきめ細かな印象。どちらも旨いが個人的には粗めながらもコメの旨味をより強く感じる東長の方が好み。


本来であれば2杯飲んだら退店のルールだが本日は空いてるからもう1杯くらい飲んでも大丈夫そうだとの自己判断で追加注文。


挿絵(By みてみん)


桂月(けいげつ) 純米大吟醸 直汲無濾過原酒。高知県 土佐酒造のお酒。若干にごり系。淡く甘い香り。米の旨味を強く感じて物凄く旨い。かなり好みの味。


本日は疲れが溜まってたこともあり難しいことを考えなくて済むチェーン店で疲れを癒したいと思ったので2軒目は久しぶりの○高屋で乾杯。


挿絵(By みてみん)


駆けつけ3杯ならぬ2杯。すぐ飲み干してしまうからこれで良いのだ。


***


そう言えば何故ビールは大量に飲めるのに水は大量に飲むのが難しいのだろう?


諸説あるようだが、どうやら発酵後のビールを飲むことでガストリンというホルモンの分泌が促進され胃袋の働きが活性化。胃袋からの排出量が多くなることで水より多く飲める結果となっているのでは?という説が有力とのこと。


その後小腸で吸収されるが、アルコールの分解には大量の水が必要という話も聞くので、ビール自身に含まれてる水分がアルコール分解用として利用されることも大量に飲める要因のひとつなのだろう。


また利尿作用によりトイレで水分として排出することも大量に飲める大きな要因のひとつと思われる。しかしながらビールは水のように飲めるが身体からどんどん水分を排出してしまうので出来ればチェイサーで水を飲んだ方が良いしそもそも飲み過ぎ注意である。(自戒含む)


***


脱線した。元に戻ろう。

これで〆るつもりなのでそれらしいメニューを選ぶ。


頼んだメニューはこちら。


・餃子

・半ラーメン


挿絵(By みてみん)


餃子。安定の旨さ。格別に旨い!というワケではないがまぁ普通に餃子と言えばこのような味だよね。という一般的な旨さ。なお身も蓋もない話だが味だけで比較すると定番の有名な冷凍餃子の方が旨いと思う(笑)がそれで良いのだ。外食というのは自炊の面倒臭さを全て丸投げ出来るところに良さがあるのだ。野暮なことを言うのは止めておくとしよう。


挿絵(By みてみん)


半ラーメン。うん。普通(笑)だが値段で考えれば充分だと思う。


〆のつもりだったが何かが物足りない。。

いつものほていち○んに行ってたまには店員さんと喋ることで物足りなさを解消することに。


3軒目の乾杯!


挿絵(By みてみん)


やはり赤星は旨い。


さすがに最後にしようと思ったので普段は避けるメニューを注文することに。

頼んだメニューはこちら。


・こってり豚ソース焼きそば


挿絵(By みてみん)


こってり豚ソース焼きそば。普段ならボリュームが凄いしこれだけでハラいっぱいになるので避けてるメニューのひとつだ。こちらは基本的に少量を出すメニューが多いのだが焼きそばは珍しいことにドンとたっぷり一人前の量が出てくる。


挿絵(By みてみん)


中太麺でもやしも入ってるのでかなりボリュームが多い。うーん。正直飲んでる時のツマミまたは〆としてはこの4分の1くらいの量で充分なのだが(笑)


最初は店員さんと喋ってたが、焼きそばが到着した辺りから隣の席の人と話すようになった。


***


話を聞くとほぼ同年代とのこと。それは嬉しい。


私と話す前は別のおっちゃんと話していたのだが知り合いでも何でもなく私と同様に初対面だったとのこと。どうやら知らない人と話すことが好きらしく、飲んでる席はもちろん素面の時も知らない人と気軽に話すのが趣味らしい。


その気持ちは私もよく分かるので心底同意。年寄りが多く住んでた古い住宅街に住んでた頃は素面かつ帰り際にも関わらず3時間ほど近所のおばちゃんと立ち話してたことを思い出した(笑)まさに井戸端会議である。


ということでその彼とは何を喋ったか詳しい内容は覚えて無いが結局2時間ほど話し込んでしまった。内容を覚えておく必要などない。楽しかった記憶だけ残れば良いのだ。


***


本当はサクッと切り上げるつもりだったがもう少しだけ。ということで追加注文。


挿絵(By みてみん)


水府自慢(すいふじまん) 特別本醸造生酒。茨城県 明利酒類のお酒。いつ飲んでもスッキリ爽やかで旨いが冷やしが足りないせいでイマイチに感じたのが残念。温度も味や風味に影響するのだなと改めて思った。


総じて大満足。物足りなさを感じたのは雑談による心の毛づくろいが足りなかったことが原因のようだ。今後は定期的に雑談をすることで心の安寧および楽しさを満喫しようと思う今日この頃だ。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!


ごちそうさまでした。

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