時間潰しの予定が 長時間滞在へ
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は24時間営業の居酒屋にしよう。
JR御徒町駅から西に向かって徒歩2分。
居酒屋釧○だ。
前回訪問時に釧○らしさは感じなかったものの普段使いに丁度良いと思いローテに組み込んだお店のひとつだ。本日は別の店に行こうと思っていたがいつもより遅い時間に合流予定となっていたため、こちらの店でゆるりと時間潰しをしようと思い訪問したというワケだ。早速乾杯!(終わりの始まり)
生ビールが250円なので気兼ねなく注文できるのがありがたい。
頼んだメニューはこちら。
・冷奴
・お新香盛り合わせ
お通しはハムサラダ。相変わらず辛子が効いて旨い。
冷奴。普通に旨い。
お新香盛り合わせ。手前の生姜は酸味が強めでクシャミが出た(笑)が悪くない。たくわん、キュウリ、白菜すべて丁度良くビールが進む。
***
そう言えば飲み会までの時間が多少空いている場合、時間潰しにゼロ次会と称してサクッと飲みを始めてから久しい気がする。
それまでは本屋さんだったり適当な空きスペースで携帯を弄ってたり余裕があればカフェで時間を潰すことが多かったが、気軽にサク飲みできる店が増えてからは丁度良い時間潰しとして利用頻度が上がったように思う。
何と言っても飲んでると時間があっという間に溶けるというのが一番である。
普通であればカフェなどで時間を潰すのが定番なのだろうが、私はどうも喫茶店やカフェで長時間居座ることに居心地の悪さを感じてしまうのだ。
もちろん店側としては常識の範囲内である程度の時間、滞在することを想定されてるのだろうが、どうにも飲み物ひとつで長時間滞在することにリラックスとは真逆の感情を抱いてしまうのだ。罪悪感を覚えると言っても良い。
それがアルコールであればお代わりすることが前提なのでそのような心理的障壁が全く発生しないと言っても過言ではない。またビールを水やスポドリのようにガバガバ飲む人間からするとコーヒー1杯をゆっくりじっくり時間を掛けて飲むことに難しさを感じてしまう。
居心地の悪さを感じずどのくらい滞在できるのだろう?と思い小説を片手に小洒落た喫茶店で優雅な時間を過ごしたことがあるのだが、1時間どころか40分弱でギブアップ。自分の中では優雅な時間を少なくとも2時間以上楽しんだつもりだったので認識との乖離に愕然としたのは良い思い出だ。
本屋さんや携帯を弄って時間を潰すのも限度があると言って良いだろう。
それに比べてゼロ次会の何と気楽なことよ。
何せこちらは呑んだくれなのだ。アルコールさえ与えておけばご機嫌な人種なので楽しみながら待てるのだ。いや。むしろ時間潰しにも関わらず「もう少し飲みたいからもっとゆっくり時間が流れても良いぞよ?」と遊びの時間に対する小中学生並みのメンタルになると言っても過言ではない。
そのような理由からこちらの店で時間を潰していたのだが、合流後すぐ目当ての店に移動するのではなく一旦こちらで引き続き飲もうということで乾杯!(終わりの始まり再び)
追加で頼んだメニューはこちら。
・刺身盛り合わせ
・釧○サラダ
・こまい焼き
・銀鮭ハラス焼き
刺身盛り合わせ。手前からツブ、マグロ、サーモン。物凄く旨い!という程ではないが値段から考えたら充分な旨さ。
釧○サラダ。店名を冠する料理なら間違いないだろうということで注文したがボリュームの多さに笑ってしまった。ボリュームだけでなく味も含め旨かったので大満足。注文した方が良い品のひとつだと思った。
こまい焼き。普通に旨い。定番として他店でも出して欲しい。
銀鮭ハラス焼き。こちらも旨い。
総じて大満足。時間潰しの予定が結局3時間弱滞在したのはご愛嬌だろう(笑)こちらの店はアルコールが安いだけでなく料理もレベルが高いのだなと改めて感心した。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。