久しぶりの ビフテキ
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日はビフテキにしよう。
上野駅から南方向に向かって徒歩4分。
ビーフキ○チンスタンド アパホテル上野店だ。
今回は通常料金でメガサイズに変更出来るクーポンを使うため訪問。初回限定とは言えお得なことは間違いないので再訪を促す意味ではアリな施策だと思う。
早速乾杯!(終わりの始まり)
やはり最初はビールでしょということで注文したが大正解。旨い。
お通しは枝豆。お代わりし放題なのでかなりお得なのではなかろうか。
枝豆をつまみながらメニューを眺める。QRコードから注文する形式だがやはり紙のメニューの方が見やすいことは間違いない。
何を差し置いてもまずはビフテキだろうということで注文。
頼んだメニューはこちら。
・名物ビフテキ
鉄板がジュージュー鳴ってる状態で配膳される。
焼き加減はご自由にどうぞスタイルだ。
店員さんに焼いて頂く時はミディアムレアで注文するのだが、自分で焼く時は生焼けが怖いので出来るだけ火を通すようにしてしまう。本当は火を通しすぎない方が柔らかくジューシーで旨いことは理解してるのだがここでも小心者のムーブをかましてしまう。だがそれで良いのだ。かのゴルゴ13で超人として有名な彼も作品中で言っている。生き残るのに重要な要素のひとつとして臆病さがあると。
あれだけあらゆる分野で超人的な能力を持つにも関わらず慢心することなく臆病さが大事と自覚してる辺りが超一流と呼ばれる所以でもあろうが、逆に考えると臆病であるが故に病的な用心深さをはじめ準備や後始末、鍛錬などを怠らないということでもあるのだろう。
あれは漫画だし到底真似できない領域であることは間違いないが慢心せず臆病な心を持ち続けるという考え方は参考にしたいと思う。
脱線した。元に戻ろう。
まずはそのまま頂いてみる。うん。前回も感じた通り全く味付けされてない(笑)おそらくステーキソースを掛けて食べる前提なのだろう。3種類あるのでひとつずつ試してみる。
丸ごと玉ねぎステーキソース。醤油感強め。悪くはないが塩味が尖っており折角の玉ねぎを生かしきれてないのが気になる。
ブラックペッパーソース。醤油ベースで黒胡椒風味。どちらかと言えばこちらの方が好み。
ハイパーガーリックステーキソース。塩ダレベースでガーリック強め。うーん。どれも一長一短という感じ。シンプルに塩と胡椒で味付けするのが一番なのではなかろうか。
ビフテキと言えば私の中ではスネ夫が旨そうに食べるシーンが未だに印象的で記憶に残ってるのだが、個人的にはあれだけ旨そうに食べるほどビフテキが美味いと感じたことは無いのが実情だ。
牛を一番美味しく食べるのであれば焼肉だと思ってるし、どうせ焼肉を食べるならホルモンの方が好みだし、肉の種類で言うならジンギスカンの方が好きだし、肉全体の好みで言えば豚>ジビエ(鹿など)>羊>鶏>牛の順だ。
しかも思い返してみればしっかり味付けされてる料理が好みだし柔らかめな食感の方が好みであることに気付く。つまりそもそも私はステーキがそんなに好みではないという結論に至ってしまうのだ(笑)もしかしたら本当に美味いステーキを食べれば評価も覆るのかも知れないので機会があれば試してみようと思う。
デュワーズハイボールのメガ。サイズが凄いが氷を抜いたら激減した(笑)かさ増しが凄いと思ったがまぁそんなものだろう。薄めだが私には丁度良い濃さで良い。
普通の冷奴。あまりのコンパクトサイズで笑ってしまった。味は普通に旨い。
大山鶏のアヒージョ。ぐらぐら煮立った状態で提供されるので冷めるまで待つ必要アリ。少ししょっぱ目だが旨い。
バゲット。アヒージョに両面浸けて頂くと旨い。
総じて満足。チャージ料として450円ほど掛かるが枝豆食べ放題なことを考えると決して高すぎるとは言えないだろう。平日昼間ということもあるかも知れないが、どちらかと言えば裏通りで観光客もかなり少な目なためいつ来ても空いてるのも魅力のひとつだ。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。