池袋で 原画展後のそば屋
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日はそば屋飲みにしよう。
東京メトロ有楽町線 東池袋駅から北西に向かって徒歩5分。
梟○路だ。
JR池袋駅からも同様なので好立地と言って良いだろう。池袋駅もなかなか多数の路線が乗り入れてるので予習しておかないと迷子になり兼ねないので注意が必要な駅のひとつ。私も予習済みだったにも関わらず戸惑ったのは秘密だ(笑)新宿駅、渋谷駅に次ぐ乗降客数らしいのでむべなるかなと言ったところだろう。
今回はサンシャインシティ展示ホールAいわゆるワールドインポートマートビル4階で開催されてる平野耕太大博覧會を目当てに来訪したということだ。印刷された漫画からも熱量の高さを感じさせる画風なので、原画はもっと迫力を感じることが出来るに違いない。休日は激混みが予想されるので平日昼間に来訪。楽しみだ。
平野耕太と言えばヘルシングとドリフターズが代表作と言って良いのではなかろうか。休載が多いが体調不良も多大に影響してるのだろう。健康第一で進めて頂きたいものである。
私はドリフターズしか読んでいないためヘルシングはたまにネットで見かける有名なセリフやコマくらいしか知らないが、ストーリーを全く知らないのにも関わらず惹きこまれてしまった。名画を鑑賞した時と似たような感慨を抱いたと言えば伝わるだろうか。
一体ひとコマにどれだけの時間をかけて描画してるのだろう?私であればきっとひとコマを作画するだけで丸三日近く掛かるのではないか?というほどの緻密な描写があるかと思えば、大胆にベタ塗りを多用したコマもあったりする。
それも丁寧に塗るというのではなく結構雑というか迫力を感じさせる塗り方なのだ。漫画を読んでないから実際の印刷物がどうなってるか不明だが、もしベタの陰影が反映されておらず黒一色で表現されてるとしたら勿体ないとしか思えないほどの陰影に迫力を感じた。次回のポイント還元フェア時にまとめ買いして確かめようと思う。
え?ポイント還元フェアなど待たずに買えば良いではないかって?しかも実質半額となるキャンペーンまで待つなどケチ臭いではないかって?ふふふ。甘い。甘すぎる。ベリースゥウィーツだねチミィ。違うのだよ。半額で買えるから嬉しいのではない。同じ金額で倍の量を買えるのが嬉しいのだよ。
1万円で2万円分の漫画や小説を買えるのだ。お得すぎると言えるだろう。なお確認してみたら先月だけで8万円弱ほど購入していた。つまり支出は約4万円で倍の書籍を購入したに等しい。どうだ?お得感を覚えるだろう。・・・正直買いすぎたと今では反省してる。後悔はしてない。
ドリフターズで散々外連味たっぷりの表現を味わったように感じてたが甘かったようだ。ヘルシングの方がより濃いと言って良い出来映えに気圧されながらも惹き込まれた。展示の3分の2はヘルシングからの出展だったが納得である。巻数の違いも展示数に現れたとも言えるが密度や熱量は遥かに違うと言って良い。今月13日までの期間限定開催なので気になる方は是非チェックして欲しい。
盛大に脱線したと思われるだろうが本日の主目的は原画展である。
むしろ飲みはついでだと言って良い。
密度および高すぎる熱量に胸焼け(笑)否。ハラいっぱいとなってしまったので軽いサク飲みが丁度良いと思いこちらのお店を選んだということだ。
早速乾杯!(終わりの始まり)
こちらはランチで使える普通の安いそば屋さんという側面もありつつ、しっかり飲むことも出来る珍しいお店だ。ランチを食べる場合は食券を購入。飲む場合、直接店員さんにお酒の注文をお願いするスタイルのようだ。
お酒の注文をするとアルコールおよびツマミのメニューを渡される。
頼んだメニューはこちら。
・冷奴
冷奴。冷奴が300円かぁ。結構良い値段がするけど池袋の平均価格なのかな?と思ったがまるまるデカめな1丁が出て来て笑った。冷奴をつまみながら何を注文するか決めようと思っていたがこれだけで充分である。普通に旨い。
正直ツマミがなくても飲めるのでこれだけで2時間くらい戦えるが、13時を過ぎてるとは言え周囲は昼メシを食べに来てるお客さんが多く、ひっきりなしに出入りしたり提供されたりと忙しそうだったので軽く2杯だけ飲んでおいとますることに。本当は最後に〆蕎麦を注文しようと思っていたがあまりの混雑具合に遠慮してしまった。まさにサク飲みと言えるだろう。
総じて大満足。近隣のサラリーマンなどに愛用されてるのだろう。混雑を避けるのであれば14時以降に来訪した方が良さそうだ。気になる方は是非チェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。