上野で 安心安定の立ち飲み
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は立ち飲みにしよう。
上野駅の南側、JR高架下の「アメ横商店街」と線路を挟んで反対の東側。
飲み屋街を歩いて3分。立飲み たき○かだ。
こちらも何度も訪問してるお気に入り店舗のひとつだ。私は昼しか訪問したことが無いが朝7時から23時半まで営業してるようだ。もしかしたら郊外のコンビニより営業時間が長いのではなかろうか。
郊外や田舎を訪問した際に困るのが営業時間を過ぎたコンビニだが、ガソリンスタンドも代表格のひとつと言っても過言ではないだろう。
コンビニなのに24時間営業じゃないんかい。とも思うが需要の少なさから考えたら無理もないのだろう。昨今の人手不足も相まって益々縮小していくことは避けられないことなのかも知れない。
しかしながらガソリンスタンドが閉まってると困るのは私だけではないだろう。
困る前に給油しとけと言われたらその通りなのだが、ついついキリの良いところまで走りたくなってしまうのだ。また昨今はセルフも増加の一途を辿っているので「田舎とは言えそれなりに名の通った町であれば24時間営業のガソリンスタンドがあるだろう」という甘い考えもあることは否めないところだ。
幸い私は今までガス欠で困ったことは無いが、真夜中にガス欠で重たそうなバイクを延々と押して歩いているお兄さんに遭遇したことがある。
話を聞いたところ、どうやらリザーブタンク(ガソリンの予備タンク)が残ってると思ってたのだがコック(レバー)をリザーブから戻し忘れてたようで完全なるガス欠となってしまったとのこと。助けてあげたかったが私のカブも残り少ない状態であったし、そもそもガソリンを移し替える道具を持参していない。
申し訳ないと思いつつそのまま1キロほど行けば24時間営業のガソリンスタンドありますよと伝えお別れしたが、今考えてみると前回もリザーブを使ったということはもしかして常習犯?ある意味自業自得では?と思ってしまった。他山の石とする出来事だなと改めて感じる今日この頃だ。
あとセルフで思い出したが最近のセルフは複雑になりすぎではなかろうか。
以前はお金を入れてノズルを絞ればガソリンが出るレベルの単純さだったのに、最近はガソリンスタンドのカードの種類から始まりガソリンを入れるまでにタッチパネルを操作する手順が複数ある上、単純にノズルを絞ってもガソリンが出ない。
ガソリンを入れる手順が貼ってあれば良いのだがどこを見てもそんなモノがなく、タッチパネルに操作手順が表示されることもなく不親切極まりない。
困り果てて店員さんを呼ぼうと思うも休日だからか誰もいない。途方に暮れて事務所とガソリン給油システム?をウロウロ往復してたところ事務所2階から店員さんが降りてきた。
説明してくれたが複雑すぎて正直覚えられなかった。UI設計が悪すぎる事例のひとつと言えるだろう。
あとノズルを絞ってもガソリンが出なかった理由はタイムラグがあるせいらしい。どうやらタッチパネルで選択し終わったらすぐにガソリンが出るワケではないらしく、どうやら数秒待つ必要があるらしい。給油システムがガソリンを出す予備動作が終わるまで待ってからでないと給油できない仕組みとのこと。何だそれは欠陥システムと言っても過言ではないのではなかろうか。
100歩譲って許容するとしても、そのようなシステムであることを明示すべきだし手順を分かりやすい場所に掲示するか画面上に表示すべきだろう。不親切極まりないシステムに憤りを隠せなかったが折角の旅行が台無しになるのは本望では無かったので広大な海を眺めることで気持ちを鎮めることに。
いつ見ても海岸に打ち寄せる波と音は心を浄化してくれる。。
自分はちっぽけな人間だなと思うと同時にやはりアレは欠陥以外の何物でもないからシステムを作り直すべきだなと海を見つめながらそう思う狭量な私であった。
熱くなりすまない。元に戻ろう。
早速乾杯!(終わりの始まり)
頼んだメニューはこちら。
・肉豆腐
・里いも煮
・なめろう
肉豆腐。豆腐がアツアツ。肉の旨味が染み出たピリ辛スープが旨い。
里いも煮。柔らかくて味が染み込んでおり物凄く旨い。
なめろう。格別に旨い!というほどではないが安定の旨さ。
いつも通り大満足。こちらの店は混んでることが多いので隣のお客さんとの間隔が狭いことが多いのと、お世辞にも綺麗とは言えない店内だし接客も決して良い方だとは言えないが、それらが気にならないのであれば気楽にサクッと飲めるのでオススメである。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。