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上野で 気分直しの日本酒

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日は気分直しの日本酒にしよう。


上野駅から南側のアメ横沿いに御徒町方向に向かって徒歩3分。

呑める魚屋 ○草だ。


先日の投稿をご覧になった方であればお分かりであろう。御徒町のジンギスカン屋さんで気分を害したので気分転換しなければモヤモヤが収まらない。ということで行きつけの良店で飲み直しというヤツだ。このような時に良店のストックが沢山あると本当にありがたいなと改めて感じる。


今回の対象は飲食店だが人間関係でも似たような傾向はあるかも知れない。


職場や学校、色々な組織、団体、コミュニティなどに属していると残念ながら衝突や対立その他望まない事態に遭遇することもあるだろう。


しかしながら問題が発生してるコミュニティとは別の場所やコミュニティであれば何ソレそんなことあるんだ状態で完全に別世界である。私もあんな狭い世界でのグダグダなどちっぽけなものなのだなと思い知らされたことは何度あるか数え切れないほどだ。


別に各コミュニティごとに濃密な関係を築く必要は無いと思う。何ならご近所さんに軽く挨拶する程度の関係でも良いくらいだ。


動物園の猿山で猿同士が毛づくろいしてる様子を見たことがある方も多いだろう。


どうやらアレはゴミを取り除くだけでなく親愛の挨拶であり、両者とも不安が和らぎリラックスしてるように見られるとのこと。いわゆるスキンシップの一種のようなものではなかろうか。


人間の場合、一見何の益にも害にもならないような雑談が猿の毛づくろいに相当するのではないかと思う。


大昔から人間は集団を形成して勢力を伸ばしてきたが、それは人間は武器を持たない個としては動物の中では極めて弱い存在だからこそ強い集団に属することが生存戦略として有効だったことは容易に想像できる。


逆に言えば集団に属してないと生命の危機にされされる可能性が爆上がりということだ。そう考えると集団から排除されることへの恐怖を覚えても仕方ないと言えるだろう。


もちろん集団に属するということは貢献や協力など様々なことが必要だと思うが、日常生活の中で集団に属してることを簡単に確認できるのが毛づくろい(雑談)なのではないかと思う。


雑談できる仲=敵ではないと確認できる意味もあるだろうし、雑談できる=少なからずその集団に受け入れられていることを確認および安心できる意味合いもあるのかも知れない。ぜひ色々なコミュニティで毛づくろい(雑談)して安心できる場所を出来るだけ増やして欲しいと思う今日この頃だ。


盛大に脱線した。元に戻ろう。


本日は平日昼間ということもあるが珍しくすぐ入店できた。幸先が良くてこれだけで気分が上がる(笑)またメニューが見えない位置だったのでどうしようかと悩んでたところ、即座に店員さんがメニューの写真撮りますよとのこと。もうこれだけで一軒目で生じた悪感情は全て浄化されたし大満足かつ感謝しかない。


挿絵(By みてみん)


頼んだメニューはこちら。


・肝なめろう


挿絵(By みてみん)


肝なめろう。日替わりで食材は変わるそうで本日はウマヅラとのこと。相変わらず旨い。間違いなく日本酒に合うのが素晴らしい。


頼んだ日本酒はこちら。


・澤屋まつもと 守破離 五百万石


・まんさくの花 神力70


挿絵(By みてみん)


澤屋まつもと 守破離 五百万石。京都府 松本酒造のお酒。香りはしない。口に含むと辛口な風味と共に米の旨味が広がる。きめ細かやかと言うより粗めな印象。だが旨い。海鮮と合わせるとマイルドになってより旨い。


挿絵(By みてみん)


まんさくの花 神力70。秋田県 日の丸醸造のお酒。残りわずかとのことで写真の通りコップのフチギリギリまで注げなかったということで百円引きして頂いた。誤差のような量だから別に良いのに。。と思ったがせっかくなのでご厚意に預かった。もはや黒い気持ちなど微塵もなく寺社や教会などの清浄な空間にいるかのような気分である(笑)こちらも香りはほぼ無し。やや辛口と言った味わい。若干の酸味もあり好みの味ではないが旨い。


隣にいた女性が香水の香りをプンプンまき散らしてたので繊細な日本酒の香りや鮮魚の旨味や香りを存分に堪能出来なかったのが残念だったが総じて大満足。やはりお店は味だけでなく接客も大事なのだなと改めて実感した次第だ。


最近はさすがに若干値上がりしたとはいえ安いものは未だにワンコインから楽しめるので気になる方は是非チェックして欲しい。また来ます!


ごちそうさまでした。

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