庶民の味方 立ち飲み屋
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。いつもの立ち飲み屋に行こう。
何と言っても安い。そして店によるけど結構ツマミが旨い。
ココは安い上にツマミが旨く、更に何とあの赤星が飲めるのだ。
酒飲みの気持ちを分かってるねぇとしか言いようがない。
結構店舗数が多く、上野駅だけで3店舗も展開してる。
店員さんがアジア系外国人だらけなのはご愛嬌と言うかもはや定番だ。
むしろ言葉の通じない外国に来て接客業をするって相当ハードル高いハズなのに良く頑張ってるなというのが素直な感想だ。頑張って日本語を習得して通訳や日本語学校の先生、オフショアとの橋渡し役など、もっと高給を得られる職にジョブチェンジ出来るよう精進して欲しい。
というかもし英語が出来るなら英語圏に行くことをオススメする。
サンフランシスコでは世帯年収1620万は低所得者に分類されるそうだ。
ちなみに2022年の日本の平均年収は458万円。
上記は極端としても、日本はもう経済後進国と言って良いだろう。
若者よ。アジア系外国人よ。日本はもはや稼ぐ場所ではない。
諸外国の稼げる国を目指すのだ。
そして稼いだ金で日本に遊びに来てくれ。
そのくらいが丁度良い。そしてジャンジャン日本に金を落としてくれ。
まさにWinWin。手を取り合って明るい未来へ行こう。
おっと。つい熱くなってしまった。
いかんいかん。楽しい気分が台無しになってしまう。
気を取り直して今この時を楽しもう。
サッポロ赤星の瓶ビール。飲めるところがほとんど無いから、店で扱ってたら必ず注文する逸品。
そうそう。この苦みとノド越し。これですよこれ。く~たまらんね。
次点で良いと思うのはキリンのラガービール。
・・・単純にラガービールが好きなだけが気がしてきた(笑)
(赤星もラガービール)
まぁ好みは人それぞれ。自分が美味しいと思えばそれで良いのだ。
さてさて。今日のツマミは何を頼もう?
やはり定番のネギトロは外せない。これだけで結構持つんだよね。
あとカニミソ。これも良い。チビチビつまめる、まさに酒の肴。
まずはコレで乾杯!う~ん良いねぇ。
ビールと言えば小さい頃に親戚のおっちゃんから「ちょっと舐めてみるか?」と誘われ、恐る恐る舐めてみたときのあの衝撃は忘れられない。「何でこんな苦くて不味いモノ飲んでるの?コーラやジュースの方が何百倍も美味しいじゃん!」と大声で文句言ったことを思い出す。
ま、おっちゃんもふざけて舐めさせただけだろうけど、あの時はこんなに苦くて不味い飲み物を喜んで飲む大人達を心底信じられない気持ちで見てたなぁ。。
それが今や「これこれ。この苦みとノド越し♪」と満面の笑み。
味覚って変わるもんだね。
変わると言えば食の好みも結構変わったなー。
昔はナスもニンジンも不味くて食えなかった。
鍋の春菊を始め、苦い系、野菜系全般が好きじゃなかった。
それが今や進んで苦い系や野菜系を摂取するようになったからね。
品種改良が進んだってのもあるカモだけど、味覚は変わったと思う。
昔だったら間違いなくパクチーは食えなかったと思うし(笑)
む、そんなこと言ってたらツマミが無くなってしまった。
追加を頼まねば。瓶ビールは当然頼むとして。。(4本目)
「鉄板つまみ目玉焼きカレーパスタ」これにしよう。
字面だけで旨そう(ヨダレ)
玉子がトッピングされるだけで豪華になる不思議。
ゆで卵や半熟、生玉子を含め、玉子が絡むだけでお値段UP。
そしてお値段以上にお味と見た目もグレードアップ。
最強食材のひとつ。玉子。
一時期メッチャ値上がりしてたよね。最近どうなんだろう?
おっと待てよ。久しぶりに「鉄板にんにくバター炒め」も注文。
コレもまた旨い。ま、にんにくバターってだけで反則だよね(笑)
にんにくも最強食材のひとつだよねぇ。
食べた後の匂いが無ければ完璧なんだけどね。
まぁそれは仕方ない。マスクで拡散防止することにしよう。
待つこと数分でカレーパスタが到着。これこれ。この香りですよ。
香りだけでぶん殴ってくるこのわんぱくさ。まさに匂いテロ。
味わうと期待通りの美味しさが口中を駆け抜ける。旨い!
更にこのパスタを目玉焼きにくぐらせて食べると・・・
もうね。気分はもう南国の王様。ほっほっほ。よきにはからえ。
そしてにんにくバターも到着。
まだ鉄板の上でジュージュー音を立ててバターが沸騰してる。
これですよ。にんにくとバターのダブル香りが鼻中に充満。
くぅぅ。。幸せすぎる。
にんにくは火を通すと刺激が少なくなってホクホクとジャガイモのような食感になるんだよね。
にんにくがバターと相まって香りがとにかく美味しい。
舌で味わうというより鼻で味わう美味しさという感じ。
とにかく美味しいモノに囲まれて幸せだ。
入場料100円掛かるが、カウンター席は5%引きなので実質タダ。
しかもどれも料金が軒並み安い。客側が心配になるレベル。
応援する意味でもまた来ます!
ごちそうさまでした。