御徒町で 蔵元が提供する日本酒
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は日本酒にしよう。
JR御徒町駅から南東に向かって徒歩2分。
蔵元居酒屋 清○ 上野二号店だ。
こちらはグーグルマップの口コミ評価が高かったので来訪。線路の反対側には越後の地酒で有名な味○笛もあるし、もしかして御徒町近辺は日本酒が売りの店が多いのだろうか。軽く探してみたところ日本酒を売りにした店が付近に結構あるようなので機会を見て来訪してみようと思う。
どうやらこちらは蔵元が直接販売するので安く提供できるとのこと。最近そのような形態のお店が増えてきてるのだろうか?安く旨いお酒が飲めるのは大歓迎だ。
お寿司屋さんを居抜きで流用したのだろうか?それともお寿司屋さんのような雰囲気をコンセプトとして作り上げたのだろうか?詳細は不明だが店内はカウンターにガラスケースが設置されており中に鮮魚などを陳列するスペースが確保されており天井付近には軽く軒先のような屋根がしつらえられており雰囲気が良い。これは鮮魚も期待出来るのではなかろうか。
一番安いお酒から注文しようと思ったがどうせなら原酒から頂く方がより満足度が高いだろうということで注文。
頼んだ日本酒はこちら。
・清龍 原酒
清龍 原酒。埼玉県 清龍酒造のお酒。徳利に入れて提供されるので自分でお猪口に注いで飲むスタイル。香りほぼ無し。口に含むと日本酒らしい刺激はあるが悪くない程度。甘口?旨口?よく分からないがキレを感じずあまり好みではない。期待しすぎてハードルが上がったせいか格別に旨いと感じないのが残念だった。。
頼んだメニューはこちら。
・桜ブリと平貝の二種盛り
お通しはしいたけの天ぷら。コレは旨い。数あるキノコの中からしいたけを選ぶのは良い選択肢だと思う。
桜ブリと平貝の二種盛り。平貝(たいらがい・タイラギ)は初めて食べたが物凄く旨くて驚いた。レモンと挟んだ形で提供されたがレモンをかけた方がより旨いのだろうか?下手に手を加えて味が落ちたら嫌だったのでそのまま食べたが好みの貝が増えて嬉しさを感じた。
桜ブリも物凄く旨い。寿司屋さんスタイルを貫くのは海産物に自信がある証拠なのだなと実感した。
しかしながら日本酒と全く合わないのが残念すぎた。刺身単体で食べると旨いのだが日本酒と一緒に味わってもマリアージュというか旨味の化学反応が起きないことに驚いた。もしかしたら日本酒を飲んで初めての経験かも知れない。
何せ今まで旨い日本酒と鮮魚ばかり組み合わせて飲み食いしてきたので日本酒と海産物の組み合わせは鉄板だと思ってたのだ。そうでもないケースがあるのだなと勉強になったことが新鮮で面白く感じた。
この日は時間が遅く次の予定に差し障る形だったので一杯だけで引き揚げたがまだ他にもお酒があるので是非リベンジしたいと思う。高評価が多いからきっとお客さんに気に入られるポイントが多数あるのだろう。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。