御徒町で 北海道を満喫
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は北海道を満喫しよう。
JR御徒町駅から南東に向かって徒歩2分。
北海道マル○酒場 御徒町一号店だ。
都営 大江戸線 上野御徒町駅
東京メトロ 銀座線 上野広小路駅、日比谷線 仲御徒町駅
からも同様だがアメ横とは反対側の通りかつ御徒町の通りより南側なので立地は良いものの観光客はあまりおらず少々寂しい印象を抱くかも知れない。
実は本日はこちらの店を目当てに来たのではなく別のジンギスカンのお店に行く予定だったのだが臨時休業で途方に暮れ彷徨ってたところ発見。北海道を看板に掲げてるくらいだからジンギスカン気分を味わうことが出来るだろうということで事前情報ゼロの状態で訪問したということだ。正直ドキドキしてる。
私はお店を訪問する場合、動画サイトまたは食べログやグーグルマップで事前に軽く下調べしてから来訪することが多いのだが本日は下調べゼロの状態で訪問したので味や値段、メニューの詳細が全く分からない。北海道を標榜するお店って結構外れが多いけど大丈夫かな。。と思いながら恐る恐る入店するも外観より更に居心地の良い感じの内装にホッとする。さてさて何を注文しようかな。
まずは生ビールで乾杯!(終わりの始まり)
平日昼間に入店したのでランチメニューを紹介されたが普通に全メニュー注文できるとのこと。ランチメニューの豚丼やジンギスカン丼も旨そうではあるが丼を食べるとすぐハラ一杯になるのとどうせなら居酒屋らしいメニューで楽しみたいということでメニューを眺める。むむ。ジンギスカン気分だったが豚も牛もホルモンも魚介類も全て旨そうではないか。コレはもしかして大当たりの店を引き当てたのではなかろうか。
散々迷ったがメニューに書かれてる「全国丼グランプリで金賞を飾ったお肉を堪能あれ!」に惹かれて焼肉三種盛りを注文することに。
頼んだメニューはこちら。
・焼肉三種盛り(ふらの豚、彩美牛、ルスツ豚)
・酒場キムチ(自家製)
・醤油漬けたこザンギ
焼肉三種盛り(ふらの豚、彩美牛、ルスツ豚)。提供された時点の見た目からもう美味そう。ふらの豚を口に含んだ瞬間に豚自身も旨いのだが味噌ダレの味付けが絶妙で物凄く旨い。あと豚の脂がとろけるような甘さでビールが進む。コレはご飯にもベストマッチではなかろうか。
この時点でこちらのお店は大正解だと思ったが彩美牛も柔らかくて牛の旨味が口中に広がって旨い。こちらは味噌では無いが甘口タレがまた牛に合って最高に旨い。
ルスツ豚がお店のイチオシだそうだが確かに豚も味付けも旨いし何なら三種全部が旨い。夢中で食べ進めてしまった。絶対コレは注文した方が良い逸品。
酒場キムチ(自家製)。焼肉を食べるということはお口直しも必要だろうということで注文したがこちらも大正解。自家製キムチだそうだが物凄く自分好みの味で旨い。札幌にいた頃は北日本フードのスーパー極上キムチという商品が大好きで定期的に購入してたのだが似た方向性の味わいでこちらも箸が止まらない。
醤油漬けたこザンギ。たこザンギも提供されてたら注文せざるを得ないということで頼んだのだが想像の倍くらい載ってて驚いた。だいたいのお店では四~五切れあるかどうかというケースが多いのだが少なく見ても倍以上ある。だがしかしボリュームで胡麻化しておらず中はプリっと外はサクッとしており旨い。使ってる油が良いのか胃もたれする気配も感じないのも素晴らしいと感じた。
札幌にいた頃や帯広観光した際も含めここまでのクオリティの肉や味付けにはなかなか出会えないことを店員さんに伝えたところ本物を提供したいとのこと。北海道を掲げるお店は大体ガッカリすることが多いが元道民としてそれが北海道品質と思われたくないという矜持のもと頑張っているのだとか。素晴らしい心意気なので是非今後も頑張って頂きたいと心から応援する次第だ。
豚丼と言えば帯広のイメージだったが実はルスツの方が美味しい豚を食べられるとのこと。ルスツと言えばスキー場か遊園地のイメージしか無かったので驚いたが実際に旨かったのでそうなのだろう。あまりにも旨すぎたので来月飲む予定の飲み仲間に写真付きで連絡したところ次回は是非こちらの店で開催しようということで合意。かなり先の予定となるが予約までしてしまった(笑)善は急げである。
平日昼間なので空いていたがかなりの人気店らしく予約した方が確実とのこと。近隣に二号店もあるので満席の場合そちらを訪問するのも良いだろう。下手に北海道旅行に行くより手軽に美味しく北海道らしい料理を味わえるこちらのお店。気になる方は是非チェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。