表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
193/405

上野で 大衆居酒屋

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日は快復後の立ち飲みにしよう。


上野駅の南側、JR高架下の「アメ横商店街」と線路を挟んで反対の東側。

飲み屋街を歩いて3分。大衆居酒屋 か○や 上野本店だ。


ようやく快復したので飲み歩きを再開しようと言うことだ。健康とは何と素晴らしいのだろうと改めて思う。


こちらも昼飲みを楽しめるお店で一度来店したことはあるのだが数名での飲み会で正直なところ味を覚えてなかったので再訪したということだ。早速瓶ビールで乾杯!(終わりの始まり)


外観からは串揚げも同じ店のように見えるが店内に入ると壁で仕切られており別の店な様子。前回は左側の串揚げの店の方にお邪魔したが本日は右側の大衆居酒屋を訪問した形だ。メニューを見てもごく一般的な料理および値段が並んでおり大して惹かれるものが無いのが正直なところ。もしかしてココは外れなのだろうか?


前回飲んだ時は全く不満に思わなかったのに。。左側のお店を訪問すれば良かったかなと思ったところで考え直した。そうだ。前回は皆と飲んだから味を気にせず楽しめたのだと。


皆さんも経験ある方がいらっしゃるのではなかろうか。味覚は環境にも左右されるということを。


分かりやすい例がイベントなどでの屋外で飲み食いすることだろう。最近は食に力を入れる屋台が多いので普通に美味しい料理も増えてきたがお祭りで出る屋台は大した味ではないことは万人の知るところではなかろうか。


しかしながら大事なのは味だけではないということも知れ渡るところだろう。特別感というか非日常さも味わいの一部として楽しめるのが屋台メシの良いところと言って良いだろう。


同様に誰かと一緒に飲み食いするというのも味覚に影響を及ぼすと言って良いと思う。当然盛り下がるようなメンツと一緒では食事も不味くなるのは想像に難くないがプライベートで一緒に飲みに行くようなメンツであれば楽しく飲み食い出来るのは当然と言えるだろう。


ということで前回の飲み会が楽しかった記憶はあるのだが味の印象は薄いというか全くないのだ(笑)もちろん酷いレベルの料理であればさすがに気付くが一定以上のレベルであれば問題なく飲み食い出来てしまうのも飲んだくれのイチ側面のひとつと言って良いだろう。


孤独のグルメは主人公が一人で味わう描写が特徴だがまさに純粋に料理そのものを味わうのであれば一人で静かに飲み食いするに限る。その結果外れの店に当たることも少なくないがそれはそれで良い経験と言えるだろう。(フラグ)


頼んだメニューはこちら。


・たこぶつ

・豚ハツ串(塩)

・砂肝串(塩)

・なんこつ串(塩)

・ねぎま串(塩)


たこぶつ。グーグルマップのレビュで割と好評だったので注文してみたが物凄く普通。不味くはないが決して旨いとは言えない。冷蔵庫から出したばかりで身が固くなっている旨味が抜けきった切り身という感じ。一昔前というか昭和や平成初期の刺身はこの程度だったなと思い出すレベルで苦笑を禁じ得なかった。なぜあんなに高評価なのか不思議に思うくらいだ。まさかとは思うがサクr(深淵をのぞくとき深淵もまたこちらをのぞいているのだという謎の言葉を薄れゆく意識の中で聴いたのが最後と証言してるようです)


豚ハツ串(塩)。食べた瞬間ハツではなくレバーの間違いでは?と思う食感に驚いた。うーん。コレもイマイチ。


砂肝串(塩)。こちらはまぁまぁだった。及第点と言ったところ。


なんこつ串(塩)。いわゆる普通のヤゲンなんこつ。胡椒がたっぷり振り掛けられているが辛さはそこまで感じず普通。


ねぎま串(塩)。こちらも普通。


最初に提供されたたこぶつと豚ハツ串があまりにもドイヒーだったのでガッカリしたが昔はこんなモンだったよね。と言われればその通りだなと思うレベルだった。しかしながら令和に入って久しいにも関わらずバージョンアップせず昭和や平成初期のレベルのまま停滞してるのはいかがなものだろう?と思ったのも事実。


周囲には人気店が立ち並び味のレベルも総じて高いことから考えると良くこのレベルでやっていけてるなと言うのが正直な感想だ。かなり辛口なレビューとなってしまったがそう感じてしまったのだから仕方ない。一人で静かに味わうということはお店のレベルが露呈することに他ならないなと改めて感じる出来事だった。


味としては積極的に選ぶ店ではないと感じたがグループで飲み会をするなどの需要には充分応えられる店と言って良いだろう。気になる方はチェックして欲しい。気が向いたらまた来ます!


ごちそうさまでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ