快復後の 上野で日本酒と海鮮
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は日本酒にしよう。
上野駅から南側のアメ横沿いに御徒町方向に向かって徒歩3分。
呑める魚屋 ○草だ。
こちらも久しぶりの訪問である。何せ土日はいつ来ても行列が出来ており並ぶ気が失せてたのだがさすが平日。わずか二名待ちであるからこれは並ぶしかない。
病み上がり十日ぶりの立ち飲みをたき○かで実施したがもちろんそれだけでは物足りないということで来訪したがラッキーだ。さて何を注文しようかな。
頼んだメニューはこちら。
・いかの肝あえ
いかの肝あえ。久しぶりに食べたけどやはり旨い。肝を和えてるにも関わらず生臭さが一切無いのも素晴らしい。なのに肝のコクと珍味ぶりは堪能できるという出来栄えに箸と日本酒が止まらない。さすが呑める魚屋を標榜するだけのことはあると唸るばかりだ。当然冷酒との相性もバッチリである。
頼んだ日本酒はこちら。
・信濃鶴(しなのつる) 頑卓(がんたく) 純米吟醸 生原酒無濾過
・町田酒造(まちだしゅぞう) 特別純米
信濃鶴(しなのつる) 頑卓(がんたく) 純米吟醸 生原酒無濾過。長野県 酒造長生社のお酒。待ちに待った信濃鶴。相変わらず旨い。味よし。香りよし。ふくよかな旨味という印象。
町田酒造(まちだしゅぞう) 特別純米。群馬県 町田酒造のお酒。こちらも間違いない旨さ。近所で雪の茅舎が手に入るようになったのでそちらばかりを飲むようになってたがやはり町田酒造も旨いと感じる。
飲みながら店員さんと話したところ最近土日祝はもう並ばない方が珍しいくらい大混雑してるとのこと。アメ横の通りを塞ぐ形となって迷惑なので出来ればなるべく行列しないようになって欲しいんですけどねぇと話されてたが大人気なので仕方ない部分はあるだろう。
近隣に姉妹店の○塚がありそちらでも本店と同じメニューが味わえるそうだが日本酒はやはり本店と異なるとのこと。もちろん新鮮かつ旨い魚介類も目当てのひとつではあるがこちらで提供される日本酒を何より楽しみにしてるのだ。
魚介類だけでも様々な仲卸業者さんと付き合いがあるようだが日本酒も負けじと様々な仲卸業者さんと取引されてるようだ。それらの業者さんからオススメとして紹介された日本酒から厳選して提供してるのだろうが最終決定する担当者の方の目利きも本当に素晴らしいと感じる。
飽きるほど通ってるので定番商品については私も味と好みが分かってきたが未だに初めて見る日本酒も提供されるのが侮れないところだ。常に開拓し続けるチャレンジ精神を見習いたく思う。
自宅用に買う場合一升瓶ではなく四合瓶となるが、とは言え決して安いものでもないことは間違いない。今後も利き酒というか飲み比べを進めることでより自分好みの日本酒を広げて行きたいと思う今日この頃だ。
快復後の病み上がり飲みであることを完全に忘れ海鮮および日本酒の旨さに没頭してしまった。何ならこの後さらに別の店でも軽く飲んだ後に〆のラーメンを食べて帰りの電車で爆睡し寝過ごしたことは言うまでもない(笑)
平日に来れるようであれば比較的空いてるのでオススメですよとのこと。土日祝に来訪する場合行列に並ぶ覚悟をした方が良いだろう。気になる方は是非チェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。