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すすきので こじんまりとした回転寿司

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日は回転寿司にしよう。


札幌市営地下鉄東豊線(とうほうせん) 豊水すすきの駅から西に向かって徒歩2分。

回転寿司 ぱさ○るだ。


看板には回転寿司と書かれているが回転しておらず注文用紙に記入し板前さんに渡すことで握ってくれるシステムだが今どきどの回転寿司に行っても個別注文を受け付けてるところがほとんどなので馴染みがあるシステムだろう。


こちらの店はすすきのかつ36号線沿いにある割にこじんまりとしてるのと看板は出てるものの他のお店のギラギラにかき消されて今ひとつ存在感が無いことが特徴と言って良いだろう。しかしながら地味に人気があるのか並んでる光景を見ることも少なくない。


この日は行列してなかったので訪問。早速ビールで乾杯!(終わりの始まり)


店内はコの字型のカウンター席のみ。だいたいのお客さんは〆で寄ったような感じの方ばかりで親近感が湧くのも素晴らしい(笑)さてさて何を注文しようかな。


すすきのの中心街に近い割にはリーズナブルなのだがネタやシャリが小さいのと味も物凄く旨いというほどでもないのでハードルを上げ過ぎない方が吉なお店だ。どちらかと言えば普段使いに適した肩肘張らないお店と言って良いだろう。ふらりと寿司を食べに立ち寄るなど大人になったものだと実感する。


お寿司と言えば江戸時代から続く元祖ファストフードのひとつだが初期は押し寿司だけだったとのこと。それが江戸前の海で採れた魚介類および海苔をネタとして使ったいわゆる現代に通じる握り寿司が江戸前寿司として流行していったらしい。


更に当時のお寿司はシャリが現在の2~3倍近くの大きさでちょっとしたおにぎりのようなサイズだったようだ。ただそれだと食べにくいということで半分に切って提供されるようになったのが現在の二貫ずつ提供形式の始まりと言われてるとのこと。なぜ当たり前のように二貫ずつ提供されるのが不思議だったが歴史に裏付けされてると知ると浪漫を感じる。


屋台で提供されてたのも驚きだが当時は立ち食いが当たり前だったらしい。巡り巡って当時の姿に立ち戻ってる感じがしなくも無いが冷蔵や運送技術の進歩から考えたら当時とは雲泥の差があるのだろう。タイムマシンがあったら当時のお寿司も味わってみたくはあるが思いを馳せるに留めておくことにしよう。


頼んだメニューはこちら。


・まぐろ

・ねぎとろ

・活ほっき

・活つぶ

・いくら


まぐろ。うん旨い。ネタは小ぶりだが旨味をたっぷり感じる。


ねぎとろ。まぐろと被ってると言われようがねぎとろが好きなのだ。旨い。いつも思うのだが正直下手なまぐろを食べるより美味いと感じる。


活ほっき。新鮮シャキシャキで旨い。


活つぶ。こちらもコリコリで旨い。


いくら。必ず頼んでしまう一品。旨い。


総じて大満足。札幌には他にも安くてボリュームあって旨い店がたくさんあるのでこちらのお店を目当てに来るほどではないのが正直なところだが飲んだ後の〆として軽く寄って食べるということであれば立地の良さもあって選択肢としては悪くないと思う。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!


ごちそうさまでした。

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