表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
175/402

代々木公園で 魚ジャパンフェス

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日は魚ジャパンフェスにしよう。


JR原宿駅から西へ徒歩9分。代々木公園イベント会場とケヤキ並木を両方使用して開催されている三連休限定イベント魚ジャパンフェスだ。


東京メトロ千代田線、副都心線 明治神宮前(原宿)からも徒歩9分。


東京メトロ千代田線 代々木公園からは東へ徒歩11分。

小田急線 代々木八幡駅からも徒歩13分と好立地な場所だ。


発見!ふくしまお魚まつりも同時開催されている比較的規模の大きいイベントと言って良いだろう。風は強めの予報だったし独りなので買い物の不自由度はあったが気になっていたので来訪したというワケだ。さてさてどこを巡ろうかな。


最終日のオープン時間頃にお邪魔したのだがどうやら大きな声で何か喋ってる人がいるご様子。まだオープンしたてなのにもう酔っぱらってるのか?と怪訝に思いチラ見したところグルメリポーターとして有名な彦麻呂がロケを実施してた。


テレビでしか見たことが無かったがとにかく声が大きいことに驚いた。アメ横でダミ声で呼び込みしてるおっちゃんの倍近い声量があるのではなかろうか。なるほどこれくらい声を張り上げないと元気さが伝わらないのだなと勉強になった。


また久しぶりに見たけど太りすぎでは?とも思った。下手したらまいうーで有名な石塚より太ってるのではなかろうかとも思ったが仕事が仕事なので仕方ない部分もあるのだろう。健康には重々気を付けて欲しいと思う今日この頃だ。


一応候補は考えてはいるもののまずは一通り屋台を見回ってから決めるとしよう。まずはビールを飲みたいが軒並み700円とは強気だなと思うもイベント価格なので仕方ないのだろう。上野に慣れてる身からするとかなりお高めに感じる。


どの店も談合したかのように一律700円なのでもう仕方ない。どこでも良いから買おうと思ったが一応銘柄くらいは選びたい。だがしかし銘柄を明記してる店の方が少ないことに少々悶々としながら巡ったところ大吟醸飲み比べセットを打ち出してる屋台を発見。これはいきなり日本酒から行けという天啓ではなかろうか。


こちらは福島を応援するエリアなので提供される日本酒も全て福島のものばかり。しかしながら福島と言えば様々な日本酒があることでも有名だろう。期待せざるを得ないということで飲み比べセットを購入。大吟醸だけではなく純米・純米吟醸セットも提供されてたので、どうせならということで両方とも試してみることに。


本当であればどちらか片方だけを購入し、空いた片手でツマミを購入するところだが日本酒というのは酔いが回るのが早いのも特徴なことは身をもって体感している。なので一度に全部飲み比べしたいということで同時に購入。独りの方が自由度が高い意味では良いのだが、さすがにこのような時は二人以上で来訪することの利便性を感じざるを得ない。


ツマミに左右されず純粋にお酒の味わいを楽しめると考えるとしよう。

飲み比べセットは以下の通り。全て福島のお酒だ。乾杯!(終わりの始まり)


■純米・純米吟醸セット

・ササ正宗(ささまさむね) 辛口 純米吟醸


・いわき郷(いわきごう) 中口 純米酒


・生粋左馬(きっすいひだりうま) うすにごり生酒 純米吟醸


■大吟醸セット

・寿々乃井(すずのい) やや甘口 大吟醸


・七重郎(しちじゅうろう) やや辛口 純米大吟醸原酒(黒ラベル)


・雪小町(ゆきこまち) 辛口 純米大吟醸 限定醸造


まずは純米・純米吟醸セットから試してみる。


ササ正宗(ささまさむね) 辛口 純米吟醸。笹正宗酒造のお酒。香りは薄く爽やかな香り。口に含むと米の旨味が広げる。日本酒苦手な人には少し向かない味わいだが旨い。辛口寄り。


いわき郷(いわきごう) 中口 純米酒。四家酒造のお酒。いかにも辛口という香り。中口と書いてあったが辛口に感じる。コレは魚介類と合わせるべきだと思ったが独りなので追加の買い物に行けないのが悔しいところ。旨いのだが醸造酒っぽさが気になる。


・生粋左馬(きっすいひだりうま) うすにごり生酒 純米吟醸。有賀酒造のお酒。にごり酒。かすかに甘酒のような香りがする。甘さ控えめな甘酒って感じ。純米の中では一番好みに感じた。


お次は大吟醸セット。


・寿々乃井(すずのい) やや甘口 大吟醸。寿々乃井酒造。香りはそんなに感じないが口に含んだ時の清涼感が凄い。明らかに純米セットより旨く感じる。


・七重郎(しちじゅうろう) やや辛口 純米大吟醸原酒(黒ラベル)。稲川酒造のお酒。かすかに香る。味は飲み比べセット全体を通して一番好み。甘口寄り。


・雪小町(ゆきこまち) 辛口 純米大吟醸 限定醸造。渡辺酒造のお酒。ほとんど香りがしない。口に含んだ時の感想が「ん??」という感じ。正直一番方向性が見えないとゆーか、コレはイマイチと感じた。


ツマミを一切食べないで飲み比べたのでツマミと組み合わせるとまた違う感想となるのかも知れない。瞬間的に強めな風が吹いてプラカップが倒れる危険性があったので残りはぐびぐび飲み干す形となったがさすがに一気に1合半近くを飲むと酔いが回って来る。


のどぐろの塩焼きが気になっていたのだが隣の席でカップルが食べていた大ぶりなイカ焼きの方が食べたくなったので屋台へ直行。想定通りのどぐろの塩焼きは行列が出来ているがイカ焼きはすぐ購入できる。道中に生ビールも購入し本日初めての食事タイムに突入。うん旨い。


最初に日本酒を飲んだからかビール二杯ほどで結構酔っぱらってきた。風も徐々に強くなってきたし〆ラーメンと行こうではないか。


これまた気になっていた常磐煮干し濃厚味噌中華そばの行列に並ぶ。味噌ではなく醤油の方が良かったが何と言っても福島ならではの手もみちぢれ麺が食べたかったので些細な違いは無問題である。


一番安い中華そば1000円を購入したがしっかりチャーシュー二枚とメンマ、きくらげ、ネギ、針生姜と結構豪華にトッピングされて提供されたのは嬉しい誤算だった。そうそうこの手もみちぢれ麺が食べたかったのだよ。予想以上にもっちりしながらもコシがありスープと絡んで旨い。スープは基本的に残す派だがあまりの美味さにほとんど飲み干してしまった。


この時点で結構酔っぱらってたので大道芸を見学したり屋台を流し見したりして終了。NHKが近いからなのか都心でアクセスしやすいからか不明だが一般人とは異なるレベルに綺麗な女性をちらほら見かけたのも特徴のひとつだったかも知れない。そう言えば彦麻呂とは違う芸人らしき人もロケをしてたことを思い出した。


テレビを手放して久しいので芸能人だったとしても分からない可能性の方が高いし興味も無いのでそれは別に良い。それよりは普段見てる動画サイトの人を見かける方が興奮するかも知れない(笑)会う頻度が高い方が好感度が高いということなのだろう。


総じて大満足なイベントだった。天候に左右されるのが難点だがやはりイベントは実際に参加してなんぼだと改めて思う一日だった。皆さんも気になるイベントがあれば是非チェックして欲しい。また来ます!


ごちそうさまでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ