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狸小路で 中華

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日は中華にしよう。


札幌市営地下鉄南北線すすきの駅から狸小路に向かって徒歩3分。

中華料理香○(かし○)だ。


狸小路のアーケード沿いではないが好立地と言って良いだろう。


味だけで言うなら二条市場の北東側にある天○(てんぼ○)やバスセンター前駅そばにある五修○(ごしゅうど○)など美味しい中華料理屋さんは他にもあるのだが、中央区に引っ越して周辺を調べた頃はそれらのお店を知らず口コミ評価でしか判断出来なかったのだ。あと同僚からもこちらのお店はそんなに悪くないという話を聞いていたので訪問したということだ。早速ビールで乾杯!(終わりの始まり)


それにしても口コミ評価も全面的に信頼できるかと言えば首を傾げるところだろう。もちろん評価と内実が合っている店もあるのだが疑問に思う店も少なくない。申し訳ないがこちらのお店もそれに該当すると言って良いだろう。


いや。いわゆる昭和くらいの基準で考えるなら高評価だったのかも知れない。しかしながら現在はどんどん味がレベルアップして相対的にアレ?こんなモン?と感じることも少なくないと言った方が正しいのかも知れない。


私も経験があるから分かるのだが継続して通っているとゆでガエル理論ではないが味が他店と比べ相対的に落ちてたとしても気付かないのだ。むしろ「何でこんなに美味しいのにランキング上位になったり来客数が激増しないのだろう?」と思うほどだ。ファンである贔屓目線もあるのかも知れない。


あと昔から通ってる店だったりすると当初受けた感動や蓄積された思い出なども蘇るというエモさポイントも高評価となる一要因ではないかと思う。思い出補正という表現をしても良いかも知れない。


飲食もそうだが音楽などが顕著なのではなかろうか。


多感な時代に触れたり親しんだ歌手や曲が一番馴染み深いのは当たり前だしカラオケで歌ったり演奏したことがある方もいらっしゃるだろう。最近は若者を中心にテレビを視聴する習慣が激減してるようなのでどのように最新の曲を仕入れたりお気に入りを見つけてるのか不思議で仕方ないがSNSや動画サイト、サブスクを始め色々仕入れるルートがあるのだろう。その辺りに詳しい方がいれば是非ご教示いただきたい今日この頃だ。


私も学生時代に聴いてた歌手や曲はもちろん好きだし働き出してからはカラオケが全盛期だったのでその当時に流行ってた曲を反復練習して盛り上がることも日常茶飯事だった。いま聞いても懐かしくてニヤけてしまうほどだ。


しかし特に昭和の頃の曲が顕著なのだが、最近の曲と比べるとこんなにシンプルなコード進行や楽器だけで演奏してたのかと愕然とすることも少なくない。しかしながらそれはその曲がショボいというワケではなくむしろそれだけ貧弱な楽器環境でよくここまで売れ線な曲を作れたなと感心するくらいだ。


とは言え古臭いことは間違いない。当時だから何も疑問に思われなかっただけであり現代に同じレベルの楽曲を披露したら見向きもされないだろうし嘲笑の的となっても不思議ではないかも知れない。おそらく当時の彼らが現代に似たような曲を作るとしてもレトロ風味は残しつつ今の技術を利用してより良くアレンジするのではなかろうか。


何を言いたいかというと長年活躍する方々は当初の売れ線のまま立ち止まるのではなく時代の変化に合わせて進化し続けるのではないかと言うことだ。


変化し続けるで思い出したが「強いものが生き残るのではく変化に敏感なものが生き残る」というダーウィンの言葉が有名だが、どうやらダーウィン自身はそんなことは言っていないらしい。へーそうなんだと思ってただけに衝撃を受けた(笑)


どうやら環境に合わせてその個体が変化したというより、遺伝子のミスコピーにより生まれた突然変異種がたまたま周囲の環境にうまく適応できて生き残れたということが進化であり単なる結果に過ぎないとのこと。とは言え一代で終わってしまえばただの突然変異種で終わるが何世代も突然変異した遺伝子がそのまま受け継がれた場合、進化した「新種の生物」と呼ばれるようになるのだろう。


実に興味深い話ではあるが脱線しすぎにも程があるので元に戻ることにする。

頼んだメニューはこちら。


・餃子

・青椒肉絲


餃子。皮が分厚めでモチモチと言えばそうなのかも知れないがうーん。油っぽいしあまり好みではなかった。


青椒肉絲。中華料理と言えばの基本なので注文したのだが味が薄いというかぼやけてる。。悪くは無いけどという印象。


口コミが高評価なので期待値が高かったからかも?とも思ったが天○(てんぼ○)五修○(ごしゅうど○)は期待値が高い状態で訪問しても美味いし時計台ビル地下の順○(シュンシ○ン)も同様だ。おそらくオープン当初から昭和の時代くらいまでは他の追随を許さないレベルの旨さだったのだろう。立地が良いことは間違いないので気になる方はチェックして欲しい。気が向いたらまた来ます!


ごちそうさまでした。

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