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苗穂で ボリューム満点の中華

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日は中華にしよう。


JR苗穂駅から東に向かって徒歩24分。

中華食堂サウスヴ○ラだ。


JRな上に徒歩二十数分掛かるのだからアクセスが良いとは言えないがこちらはいつ来ても混雑してるし駐車場はいつもほぼ満杯。大人気店と言って良いだろう。


こちらの売りは安いのに旨くてボリューム満点であること。小食な私としてはボリュームは正直いらないのだが安くて旨いというのは惹かれる要素だ。以前の来訪時は自転車で来たので飲めなかったが今日はアルコールを楽しむため徒歩で来訪したというワケだ。缶ビールしか提供されてないがそれでも良いのだ。早速乾杯!(終わりの始まり)


外観はとても町中華とは思えない、どちらかというと登山用品を扱ってるお店のような印象を受ける。正面上部に掲げられている中華食堂の名称が無ければ普通にピッケルやコッヘルなどが店内にズラリと取り揃えられているような見た目なのだ。なぜそう思わされるのだろう?レンガ造り風な上部のタイルがそう思わされるのだろうか。それとも木枠かつガラス張りの外観がそう思わされるのだろうか。不思議なところだ。


登山と言えば私自身は好きでも嫌いでも得意でも無いのだが漫画や小説で楽しむのは好きだ。


その中でも干支一回り以上前に完結済みの「岳(がく)」という石塚真一が描いた漫画が大好きで何度も読み直したほどの愛読書なのだが主人公である島崎三歩が超人すぎるのが気になる人も多いらしい。確かに私も「さすがに無理やろ」と内心ツッコミを入れるところも多々あるのだが所詮読み物だし漫画なのだ。楽しめればそれで良いと個人的に思っている。


結構深刻な事態に遭遇することもあるし山の怖さや厳しさを描写するシーンはあるものの、軽快なタッチやテンポで描かれるのであくまで読後感は爽やかでむしろ備えや用心が大切なのだなと勉強になったことに感謝するほどだ。


1巻で岸壁に張り付いたまま雷雲に遭遇するエピソードがあるのだが、このシーンに登場した人物の恐怖には心の底から同意した。まだ車の免許を持ってない頃に友達と原付で出掛けていた際に、山間部近くで豪雨に見舞われることとなり辟易としながら連なって走行してたのだが、山頂近辺は何度も光が瞬き激しい雷鳴が聞こえてきたのだ。


最初は濡れることに嫌気がさして早く帰りたいという気持ちしか無かったが雷鳴が轟くのを聞くようになってからは恐怖心で濡れるのも気にならなくなるレベル。当時はGPSどころか携帯さえなく紙の地図しかない状態だし結構適当に走行してたので現在地はおろかこの道がどこに続いているかも不明な状態。


まさか今まさに光またたいてる雷雲の中に突っ込んで行くのではなかろうか?と恐怖心は募るばかり。う○こを我慢してる時と同様に普段は祈りもしないのに神様仏様に無事を祈ったのは言うまでもない。


結果としては雷雲に突っ込むこともなく無事帰宅できたのだがそれ以降、原付での遠出は敬遠するようになってしまった。軽いトラウマとなったということだろう。


山中とはいえ離れた距離から雷雲の光瞬く姿を見ても恐怖するのだ。雷雲と同じ高さで逃げられない状況となればその恐怖は想像を絶することだろう。登山には危険が付き物とはよく聞く話だが雷雲に巻き込まれることもあると聞けば私はこの先も登山にハマることは無いだろうと改めて思う今日この頃だ。(頭から布団を被って震えながら)


脱線した。元に戻ろう。


こちらの店は外観こそ登山用品を扱うお店のように見えるが中身は至って普通の町中華だ。それほど広いとは言えない店内はお客さんでほぼ満席状態。さてさて何を注文しようかな。


頼んだメニューはこちら。


・麻婆麵セット(麻婆麺、ライス、から揚げ、漬物)


麻婆麵セット(麻婆麺、ライス、から揚げ、漬物)。から揚げが大きいことで有名なので食べきれないことを考慮しライス抜きで注文。1つで普通のから揚げの2個分あるのでボリューム満点。旨い。麻婆麵は本格的な四川麻婆豆腐という感じではなく昔からよくある町中華のマイルドな麻婆という感じ。これはこれで美味い。ビールとの相性も抜群で夢中で食べ進めたが案の定食べ過ぎで完食は出来たもののしばらく動けないレベルにハラいっぱいになってしまった。


味が凄く美味いというより手頃な価格でハラいっぱい食べたい欲を満たしてくれるお店と言って良いだろう。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!


ごちそうさまでした。

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