北24条で 町中華
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は町中華にしよう。
札幌市営地下鉄南北線 北24条駅から東に向かって徒歩8分。
東1丁目通りを超えたところにある熊○だ。
少々駅から離れたところにあるお店なのだがこちらは何を頼んでも美味しい町中華という地元にあったら重宝するお店なのだ。どうやら先月リニューアルオープンして内外装ともに美しく生まれ変わったようなので近隣に立ち寄る際は寄ってみようと思う今日この頃だ。
私が通ってた頃はそれはもう昭和の頃からの香りを色濃く残す昔ながらのザ☆町中華という佇まいでそれはそれで味があって良い雰囲気を醸し出していた。何しろ店名からして熊○である。町中華だが親父さんはなかなかロックな名称を付けたものだと内心ニヤリとしてしまう。
今でこそパン○の漢字は普及したと言って良いだろうが出店当初は戸惑いを隠せないお客さんも多数いたのではなかろうか。私がパン○の漢字を初めて知ったのは確か高橋留美子による漫画らんま1/2で学んだと記憶している。
連載一回目が1987年リリースと38年も前の作品なのかと驚くばかりだが私の中では未だに名著のひとつとして心に刻み込まれている逸品だ。古すぎて未読の方もいらっしゃるかも知れない。ギャグやラブコメ系がお好きな方には是非オススメしたい作品なので気になる方はチェックして欲しい。
高橋留美子は数々の伝説を残してることで有名だが2017年にコミックス2億冊突破した上、現在進行形で記録更新中のようだ。まさに生きる伝説だし凡人には真似できないことは間違いないだろう。もちろんご本人の苦労や努力は当然あるだろうがデビューから四十数年間も最前線で売れ続けるなど天才としか言いようがないと改めて感じる。
以前はコミックスを所持していたが引っ越しの際に手放して久しい。これを機会に電子書籍で買い直そうと密かに誓う今日この頃だ。
脱線した。元に戻ろう。
こちらの店は以前から気になっており、ふらりと立ち寄ってみたところ大当たり。何を食べても美味いと言う近所にあったら通うこと間違いなしのお店なのだが私の自宅からは遠いため残念ながらアルコールと一緒に楽しめないことだけが心残り。それを今日はリベンジしに来訪したということだ。地下鉄で来たのでどれだけ酔っ払っても無問題。さてさて何を注文しようかな?
とりあえずビールで乾杯!(終わりの始まり)
くー!いつもは飲んだら乗るなを徹底してるので横目で羨ましそうに眺めるしか無かったビールが旨すぎる。アルコールを楽しむためにハラに溜まりにくい点心系でお茶を濁すというのも無くはないがやはりここは初志貫徹。やりたくてもやれなかった通常のメイン料理と組み合わせることとしよう。
頼んだメニューはこちら。
・五目あんかけラーメン
五目あんかけラーメン。看板メニューのパン○麺と迷ったのだがパン○麺は見た目に比べ結構サラッとしてるので今回はパス。ドロッとしたあんかけと一緒にビールを楽しみたかったので選んだのだが大正解。間違いない旨さ。五目あんかけラーメンはどの店で食べても大体美味いからわざわざこちらの店で選ぶのもなぁと思わなくも無かったが仕方ない。
ビールを注文するとおまけとしてザーサイが出てくるのでそれと合わせて4杯も飲んでしまった。居酒屋ではないので長居しすぎるのも場違いだろう。サクッと飲みということでお会計。結果的に大満足な体験だった。
近所にあったら通いたくなるレベルに軒並み美味しいこちらのお店。リニューアルオープンしたので内外装はオシャレな感じに変わってしまったが味は相変わらず美味しいとのこと。気になる方は是非チェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。