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上野で 有名な居酒屋

この物語はフィクションです。

登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。

今日は何を飲もうかな。

うん。今日は有名な居酒屋にしよう。


上野駅の南側、JR高架下の「アメ横商店街」と線路を挟んで反対の東側。

飲み屋街を歩いて3分。大○領(だいと○りょう)だ。


言わずと知れた有名店かつ大繁盛店なので訪問済みの方もいらっしゃるかも知れない。有名店だからと避けるムーブは先日の立飲み たき○かで吹っ切ったので勇気をもって訪問することに。


いつ通り掛かってもテラス席?に該当する場所まで大混雑してて気にはなってたのだが初めて来訪するので少々緊張する。割と頻繁にお客さんが出入りしており回転率は高いようだ。


今まで通り掛かる時にチラ見しかしてなかったのでてっきり立ち飲み屋かと思っていたが全て座席があるタイプらしい。入店して初めて知ったが店内に行列用の椅子が十五脚ほど置いてあり、店員さんに案内されるまでそこで待つスタイルらしい。全てが初めてで新鮮さを感じた。なるほど。繁盛店なのに道路に行列することを見ることが少ないのは店内に行列してたからなのかと納得。


平日12時半くらいにも関わらず大混雑で店内の待機人数は十名ほど。昼酒を楽しみたい酒飲みがこんなに沢山集まってるのだなと感慨深さを感じるがオッサンだけでなく老若男女幅広く分布してるのが面白い。ご夫婦やカップルで来店してる率が高いのも印象的だった。きっと日時を変えると客層もガラリと変わるのだろう。人の営みとまことに面白いものよのうと上から目線な感想を抱いてしまった(笑)


待ち時間は普段であればスマホを見て時間潰しするところだが残充電容量が33%ほどしかないのでスマホは触らず店内を観察することに。そう言えばスマホを全く見ず店内を見回すということ自体かなり久しぶりだなと感じた。


それにしてもスマホの残充電容量はアテにならないと思うのは私だけだろうか?


100~90%台まではあまり減る感じがしないのに80%台に入ってから急激に消耗が激しくなり気が付いたら60%台に突入してるなどザラにあるように感じる。さらに50%を切ってからは加速度的に消耗が激しくなるように思う。似たような状況を経験された方もいらっしゃるのではなかろうか。


もちろん使い方だけでなく機種や電池の劣化状況その他諸々の要素から影響を受けるだろうから正確な残充電容量を表示することは難しいのだろうが様々なことをスマホに依存してる昨今電池切れは致命的だ。グーグルやアップル、各メーカーの皆さま方には電池持ちの良さはもちろん、なるべく正確な残充電容量の表示を目指して頂きたいと心から願う次第だ。


スマホに依存してるで思い出したが、先日突然スマホがお亡くなりになった際に「そう言えばスマホでモバイル決済してる人ってスマホが壊れたらどうなるのだろう?」と素朴な疑問を抱いた。


モバイル決済する際に壊れたのであれば買い物を諦めれば良い話だがモバイルSUICAのように電車に乗ってる最中にスマホが故障したらどうなるのだろう?


ネットで調べたら一応解決策はあるようだが結構面倒な手続きが必要なようだし、そもそも移動中にスマホが突然お亡くなりになったら調べることも各種手続きすることも出来ないだろう。おそらく駅の窓口あたりに相談して対応するのだろうが色々面倒なことになりそうだ。もちろん普段は利便性が高いのだろうが「正常に稼働してることが大前提」のシステムは脆いものだなと感じる今日この頃だ。


脱線した。元に戻ろう。


待機用の椅子で待っていると店員さんに人数を聞かれるので指で答えていく。スマホに夢中になってたら気付かないだろうからこちらの店ではスマホはほどほどにしておいた方が良さそうだ。


十名待ちだったが回転率が良いおかげか20分ほどで案内された。ただし接客は丁寧とは言い難くどこに座って良いか分からないので空いてた席に適当に座ったところ、しばらくしてから一名様は入口の方でお願いしますと言われたので移動。座る席が一発で分からない辺りは少々不親切だなと感じた。


入口付近のカウンター席だから寒いかなと思ったがビニールの天幕?が冷気を遮ってるのでそこまで寒くはない。あと通路沿いの席より席の隙間に余裕があるのはありがたい。今回はあらかじめ予習してあったので座ると同時に早速注文。


頼んだメニューはこちら。


・大○領特製煮込み

・タン串(塩)

・ハツ串(塩)

・日向地鶏の塩焼き


まずは瓶ビールで乾杯!(終わりの始まり)

ア○ヒスーパードライだが前回で学んだ通り結構美味しい。


大○領特製煮込み。大鍋からよそうだけなので配膳が早い。そして写真を見てなかったから知らなかったが結構ボリュームがある。直径15センチくらいある皿ではなかろうか。割となみなみ注いでくれるので呑んだくれ的にはこれだけで最後まで戦えそうだ。どうやら馬モツを使用してるとのこと。メニューの紹介文にある通りあっさり系で柔らかく煮込まれており旨い。可能であればもう少し温かければもっと旨く感じるのだろうが大量にさばく以上とろ火で煮込むしかないのだろう。豆腐も半丁ほど入っておりチビチビつまむのに丁度良い。こちらに来訪したら是非頼んで欲しい一品だ。


タン串。なんと二本で180円という激安メニューのひとつ。時間が掛かるだろうなと思い最初に頼んだが十分もしないうちに配膳された。炭火の香りが残る串。味はうんまあ普通かな。


ハツ串。値段と配膳ともに同上。プリっと感が残っておりまあまあ旨い。


日向地鶏の塩焼き。こちらは二本で400円だが同じく配膳は十分ほどで早かった。こちらが一番旨かった。


瓶ビールを二本飲んで合計2340円。アルコールの種類を選べばもっと安く飲めるのでコスパは良いと言えるだろう。


無言で配膳されるし接客も良いとは言えないがサクッと飲みであれば選択肢のひとつとして良いかも知れない。店員さんがキビキビ動いてるのでボーっと眺めてるだけでも面白いし昭和の香りを色濃く残す店内も非日常を楽しめると言えるだろう。


私は並ぶのが嫌いなので中にどれだけ待ち人数がいるか不明なこちらの店は食指が動きづらいのが本音だがたまに立ち寄る程度であれば良いかなと思った。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!


ごちそうさまでした。

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