上野で 格安ビフテキ
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日はビフテキにしよう。
上野駅から南方向に向かって徒歩4分。
ビーフキ○チンスタンド アパホテル上野店だ。
御徒町駅からもほぼ同じ距離なので好立地と言って良いだろう。大通りの昭和通り沿いではなく1本西側の細い道路沿いのホテル入口横に立地してるのでご注意を。上野~御徒町間の飲み屋街から一本外れた道沿いなので混雑度もそこまでではないと言って良いだろう。
こちらも某飲み動画で紹介されていたお店だ。動画サイトは見知らぬチャンネルをオススメとして表示することが多くなったように思うがたまには役立つものだと思う。サ☆ポロ赤星の瓶ビールが置いてあるのも地味に嬉しい。早速乾杯!(終わりの始まり)
最初の注文は店員さんが取ってくれるのだが次回以降はQRコードから注文するスタイルとのこと。日本語がかなり拙い店員さんで正直何を喋ってるか半分くらい分からなかったがQRコードから注文することさえ分かればそれで良い。母国語以外の場所で接客業をするのは大変だろうなと改めて感じる。
しかしQRコードを読み込んだらブラウザから注文するスタイルかと思いきやLINEで友達登録した後、同じくLINEのミニアプリから注文するスタイルらしい。人手不足解消や注文漏れ・聞き間違い防止、売上管理など様々な観点から便利なのだろうが利用者のリソースを当てにする営業姿勢はいかがなものかと思うのも事実。その分安く提供できると言われればその通りなのだろうがモヤモヤするのは私だけなのだろうか。
特にそう思ってしまうのは先月スマホが突然壊れたからだ。
撮りためた写真をインスタにアップしようとしたところアプリが落ちて何回起動し直しても不具合が解消しなかったので困った時のスマホ再起動を実施。すると延々と再起動を繰り返すループに突入。・・・え?・・・嘘・・・だよね?
具体的には再起動後、PIN入力すればホーム画面は開くのだが数秒しないうちに再起動してしまう。何なら再起動後のPIN入力画面のまま十秒ほど放置しても再起動するのだ。
助けて!グーグル先生!!最近あまり検索精度が良くないけど!!SEO対策された中身の無いページばかり表示されて辟易することが多いけど!!多少は役立つページもヒットするでしょ!!!
混乱もあって辛口にディスりながら検索するといくつかヒット。記載されてる内容を元に以下を全て試すも改善する気配なし。ウソだろ。。何の予兆もなく突然お亡くなりになるモノなの・・・?
▼試した内容
・再起動
・強制再起動
・電源落として数分たってから起動
・セーフモードで起動
・電源落としてSIMカード抜いてから再度刺し直して起動
せめて電池持ちが極端に悪くなるとか動作が信じられないくらい遅くなるとか、あらかじめ分かりやすい挙動を見せてくれてれば心とスマホ買い替えの準備が出来たというのに。。
ちなみに「リカバリーモード」という方法で起動することも出来るようだが素人が見たところで解決すると思えなかったのでパス。大人しく修理に出すことに。
近所のスマホ修理をしてるお店を訪問し状況を説明。実際の症状および私の実施した復旧手順を把握した上で「そこまでされてるのであれば基盤修理に出す形になります」とのこと。
どうやらスマホ再起動がループする症状は一概にコレ!という原因は無いらしく、物理的に基盤その他が破損してたり千差万別のようで、工場に郵送して1ヶ月程度掛かる上料金も五万円ほど。更に修理依頼に出したところで直るとは限らないとのこと。そっそれは買い替え一択やん。。
データは基本的にSDカードに入れてるし電話帳も現在はほぼ未使用。各種アカウントのIDやPWもPCで管理してるのでまっさらなスマホを購入しても良いかと言うことで諦めることに。その店はスマホの販売や契約の代理店もしてるので色々キャリア乗り換えやセット料金などのプランをお勧めされたがその気は全く無いのだ。すまない。
丁重にお礼を述べ帰宅するが一応セカンドオピニオンということでスマホ修理の専門店にも行ってみよう。ということで御徒町にGO。その専門店でも同様の説明をしたところ「スマホ内部に保存されたデータ移行する必要が無いのであれば修理はお勧めしません」とのこと。ん?どーゆーコトだろう?
どうやらスマホ再起動する現象は修理するジャンルの中でもかなり深刻な状態らしく、修理後にそのまま使い続けるのではなく、復旧させたことでスマホが無事稼働してる(ように見える)間にデータを移行するためだけに修理する。というスタンスとのこと。一度再起動を繰り返した個体はいつお亡くなりになっても不思議ではないらしい。
一応段階として電池交換して起動するか確認しダメだったら基盤修理というルートもあるらしいが電池交換するだけでも費用発生するとのこと。仮に電池が問題だったとしてもそのまま使い続けることはオススメしませんとのことだったのでキッパリ諦めることに。詳しい事情を教えてくれて感謝である。
仕方ないのでその足でスマホを購入。わずか2年半弱しか使ってないのに。。短命すぎるにも程がある。その後知ったが過充電もスマホの寿命を縮める一要因とのこと。充電ケーブルを繋ぎっぱなしで使用してるそこの貴方。ご注意あれ。
帰宅後そのスマホにSIMやマイクロSDカードを刺して設定開始したのだがその時の私は気付いていなかった。そう。アンドロイド端末はグーグルアカウントの登録(ログイン)が必須だと言うことを。
勘の良い方はお気付きかも知れないが二段階認証の壁に阻まれたのだ。
三種類くらい認証手段が提示されるのだが、ことごとく以前使用してたスマホが使用できることが前提の手段なのだ。
「機種変前のスマホで”設定”アプリから○○してください」
⇒以前のスマホがお亡くなりになったから新機種を購入したのだが。。
「機種変前のスマホに表示された確認ボタンを押してください」
⇒同上
「電話番号宛にショートメールを送るのでそのコードを入力してください」
⇒同上
細かいところは間違ってるカモだが概ね上記のような感じだ。
仕方ないので問い合わせのような選択肢をタップしたところ、gmail宛に24時間後に認証コードを送付するとのこと。セキュリティが固いのは良いことだがこーゆー時は不便なのだな。。と感じた。
そんなこんなで色々進めて行くうちに無事ホーム画面が表示されひと安心。契約してるキャリアのページを見ながら設定することで電話とショートメールも疎通確認が完了。やれやれ最低限の機能は使えるようになったからよしとするか。
LINEだけでもインストールしようとしたがグーグルアカウント未登録の状態ではプレイストアすら進めなく何もインストール出来ない。不便だな・・・と思ったところで遅ればせながらピンと来た。電話やSMSが使えるようになったのだからこのスマホ自体に認証コードを送って確認すれば良いではないかと。
プレイストアからログイン実施の際にSMSで認証コードを送信する選択肢を選んだところ数秒のタイムラグ後に無事受信。散々苦労したがようやくグーグルアカウントでログインすることができ各種アプリもインストールすることが出来た。
残念ながらLINEのトーク記録はバックアップしてなかったので消えてしまったが多少はPCに残ってるので良しとする。私のように突然スマホがお亡くなりになる可能性はゼロではないので皆さまも定期的にバックアップすることをオススメする今日この頃だ。
盛大に脱線した。元に戻ろう。
そんなワケで利用者のリソースを当てにする姿勢に疑問を覚えつつもメニューを参照していく。スマホからもメニューは参照できるがラミネート加工された紙のメニューもあるし、むしろそちらの方が見やすく工夫されてるので何を注文するかは紙のメニューを見るのがオススメだ。
頼んだメニューはこちら。
・名物ビフテキ
・人気の煮込み
・生ハムサラミ盛り
・きのこのアヒージョ(バゲット追加)
お通りは枝豆。食べ放題らしいがそんなには要らないかな。味は普通に美味い。
名物ビフテキ。何と税抜290円という激安ぶりで看板メニュー。一口サイズと聞いていたが成人男性の指を含めない手のひら半分くらいのサイズがあるのでそこそこの大きさと言えるのではなかろうか。暑さも2センチほどあるので噛み応えも抜群。美味い。ソースが掛かっておらずシンプルなのだなと思ったがテーブル上にステーキソースが三種類も準備されてることを後で知った(笑)次回は三種類すべて挑戦してみたいと思う。
人気の煮込み。トマトベースのじんわり染み渡る優しい味。旨い。
生ハムサラミ盛り。生ハムは若干乾燥してて固めだが悪くは無い。サラミは・・・正直かなりイマイチ。不味いとまでは言わないが無料でも要らないと断言するレベル。化学的な添加物の酸味を感じる。サラミは二度と頼まないと心に誓った。
きのこのアヒージョ(バゲット追加)。オリーブオイルは悪くなさそうなのに塩味が強すぎてバランスを崩してる。バゲットに付けて食べてもしょっぱすぎて食べられたものではない。残念。
デュワーズハイボールも注文してみたがアルコールが薄すぎてほぼただのレモン味の炭酸水だった。色々残念なところはあるがビフテキや煮込みなど当たりの料理もあるようだ。アルコール含め結構注文したので三千円半ばとなったがメニューを厳選すればサクッとせんべろを楽しめるだろう。気になる方はチェックして欲しい。また来ます!
ごちそうさまでした。