自宅で ジンギスカン
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は自宅でジンギスカンにしよう。
春のわずかな期間しか売られない行者ニンニクが手に入ったので一緒に焼くことにする。乾杯!(終わりの始まり)
本当はジンギスカン鍋で焼いた方が気分が上がるし美味しく食べられるのだろうが何せここは自宅だ。やはり煙が気になるので極限まで煙が出ないと評判のイワタニのやきまるで焼くことに。
そう言えばなぜ煙が出ないのだろう?肉から出た脂が直接火に落ちない作りとなってるだけで実現できたということだろうか?それとも脂を受け止めるドーナツ状の皿に水を入れることが秘密の鍵なのだろうか?
開発担当者の方へのインタビュー記事によるとプレートの表面温度を250度以下に抑えることで煙が出にくくなるとのこと。ほほぅそれは全く知らなかった。
しかしながら210度より温度が下がると肉の水分が抜けてしまうらしく美味しさを保つことが難しくなるとのこと。そこでプレートのサイズやバーナーからの高さ、火力などを試行錯誤することでプレート全体に熱を均一に行き渡らせることと表面温度を210~250度の一定温度に保つことに成功。
脂を受け止めるドーナツ状の水皿も煙を出さない工夫のひとつらしく、徹底的に火に脂が落ちないよう設計したとのこと。おかげで煙が出ないのに美味しい自宅焼肉を手軽に楽しめるというワケだ。企業努力に感謝しかない。
インタビュー記事の詳細はプレジデントオンラインに載ってるので気になる方はチェックして欲しい。(「やきまる 煙が出ない理由」で検索)
とは言え焦げ付きなどが出てくると煙は出てくるし火を使う以上換気扇は回した方が良いだろう。部屋に臭いがこもるのも嫌なので私は換気扇の下で焼きながら食べるスタイルだ。コロナ禍の時は焼肉を食べながらネット飲みをするのがマイブームだったが現在は出番が減ってしまった。
やきまるに限らないが災害に備えてカセットコンロとカセットガスは常備しておいた方が良いだろう。カセットガスは安物を買うとすぐ空になったり火力が弱かったりするのでイワタニのように信頼できるメーカー製をオススメする。
脱線した。元に戻ろう。
行者ニンニクは焼いて肉と一緒に食べるのも良いが漬けにするのもたまらない。醤油漬けが一般的なようだが私はめんつゆ一択。マイルドな塩辛さが丁度良いのだ。料理上手な人によると食べ終わった後のつゆも別の料理に使えるらしいが私は面倒なので豆腐にかけるくらいだ。手軽なのにひと味違う豆腐になるので気になる方はチェックして欲しい。
ちなみにスーパーで売ってる行者ニンニクは「ヒトビロ」としか書かれてないこともあるので注意が必要だ。
他にも「アイヌネギ」「キトビロ」「ヤマビル(山蒜)」「ウシビル」「エゾネギ」「ヤマニンニク」「エイザンニンニク」「キトビロ」「キトビル」「キトピロ」「ヒトビル」などの別名もあるらしい。いくらなんでも別名が多すぎではなかろうか。訛ったので変化したというのもあるだろうが相変わらずアイヌ語は何を指してるか分からない名前が多いのだなと改めて感じる今日この頃だ。
自宅で焼肉やジンギスカンをする際は個人的に生のキャベツと合わせたいのでパックに入ってる千切りキャベツと一緒に肉をいただく。こうすることでサッパリ食べられるし胃腸も整えられるという一石二鳥な組み合わせ。食物繊維も取れるしハラも膨れやすいのでダイエットにも良いと言えるだろう。気になる方はチェックして欲しい。
そう言えば昨今はキャベツも高騰が酷いと聞く。パックで売られている千切りキャベツは規格外品を使ってるからか比較的安く売られているのでオススメだ。
総じて大満足。コロナ禍明け以降は外食しに行ってるが外に出るのが面倒だったり安く食べたい時には丁度良いと思う。気になる方は是非チェックして欲しい。また食べます!
ごちそうさまでした。