大通の西側改札出てすぐ 海鮮居酒屋
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は海鮮居酒屋にしよう。
札幌市営地下鉄南北線大通駅から西に向かい徒歩1分。
北のうまいものや 一松 魚○だ。
西側改札口を降りて右にある地下街直結ビルなので好立地と言って良いだろう。
どうやらこちらはビルの取り壊しに伴い閉店済みのようだが現在は別の場所に移転してるようだ。正直立地以外に良い点があるかと言えばうーんとしか言いようがないが気になる方はチェックして欲しい。
こちらのビルは地下街直結で地下からは非常にアクセスが良いが一応地上からも来訪することは出来る。のだが非常に分かりづらい。初見だと迷う確率が高いので素直に地下街から来訪することをオススメする。
こちらと同じビルに入ってる千円カットのお店にはよくお世話になっていたので馴染みの場所だった。
いつ頃からかは覚えてないがいわゆる普通の街の床屋さんに行かなくなって久しい。髪を切ってくれればそれで良いのでシャンプーや髭剃りなどは不要なのだが、今考えれば顔剃りは何だかんだ言っても結構気持ち良かったことを思い出す。
とは言え一度短髪にすることに慣れるとその快適さを手放せなくなるので丸刈りにすることがスタンダードとなった。丸刈りならば千円カットで良いだろう。細かい毛が気になる?自宅に戻ってシャワーを浴びれば良い話だ。この点女性はケアが大変だなと思う。
悪いワケではないが散髪も店員さんとの会話が気になる要素のひとつではなかろうか。千円カットの店員さんも結構喋るタイプだったので割とどうでも良い世間話をしてたのだが黙って散髪して欲しいお客さんもいるだろう。その辺り節度をわきまえてる店員さんだったので立地の良さも手伝い結構混雑してる店舗だった。
店員さんとの会話で有名なのが洋服店ではなかろうか。
私は服に無頓着なのでユニクロやGUなどの安い店しか行かないのであまり体験していないが、洋服屋さんでは接客に辟易して足が遠のくのはよく聞く話だしよく分かる。放っておいて欲しいし必要ならこちらから話しかけるので気配を消しておいて欲しいくらいだ。
気配を消すで思い出したが飲み仲間が帝国ホテルに宿泊した際に利用したレストラン(個室?)は素晴らしかったと絶賛していた。彼女と二人で喋ってる時は全く気配を感じさせないのに注文を取る際はすっと近寄ってオーダーを取ってくれたり、会話がひと段落した際に次の料理が運ばれてくるなど全般的にホスピタリティに溢れていたとのこと。さすが帝国ホテルと感じさせるエピソードだなと感じるとともに私には一生縁が無い世界だなと遠い目になったのは良い思い出だ(笑)
「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」で有名な映画評論家の淀川長治が晩年ホテル暮らしをしてたことは有名だろう。帝国ホテルではなく東京全日空ホテルだったようだがジュニアスイートと呼ばれていた部屋だったからこそ快適に過ごせたことは間違いないと思う。
私も出張でビジネスホテルに連泊したことがあるが1ヶ月で音を上げた。都心の一級品ホテルのジュニアスイートと郊外の安ビジネスホテルを比べること自体がおこがましい話なのだが淀川長治もホテル暮らししてたと聞くし掃除もしてくれるから案外快適かも?と出張前は楽観視してた。
しかしその考えは甘いことを早々に知ることとなる。
連泊の場合、室外のドアノブに「掃除してください」「掃除は結構です」のような札を掛けるのだが私物を出しっぱなしにしたままにするのもセキュリティの面で少々不安だし掃除にも支障が出るだろう。なので基本的に洗濯物はゴミ袋にまとめてテレビ裏に保管。電子機器のケーブル類もコンビニ袋にまとめて目立たない場所に保管するなど、自宅なら気にしないようなことに気を使う必要があり精神的な疲労感を覚えたのだ。
洗濯も共用の小さなコインランドリーで他の宿泊客が使用してない時間を狙って使用する必要があるし何と言っても休日が辛いのだ。
普段あまりアクティブに出掛けないタイプなので基本的に部屋で過ごすことが多い。しかしながら部屋は掃除して欲しいというか新しいタオルに交換して欲しいし出来ればベッドメイクもして欲しい。だがそのためには強制的に朝10時頃退出して15時頃まで外で時間をつぶす必要が発生するのだ。コレが地味にキツかった。
どこか行きたい場所があるとかやりたいことがあって外出するならともかく、特に出掛ける気分ではない時に室内清掃してもらうためだけに外出するのは苦痛に感じた。とは言え妥協して掃除を諦めたとして部屋にこもっていても室外から聞こえてくるスタッフによる清掃その他の生活音が気になりリラックス出来ない。また部屋が狭いので一日中過ごすには閉塞感が凄く落ち着かない。ほんの数時間だけ過ごして寝るだけならともかく長時間過ごすには向いてない作りなのだ。
出張なので宿泊費は全額会社負担だし駅や職場からも近いとは言え耐えられなかったのでウイークリーマンションに移動させて貰った。駅も職場もかなり遠くなったし、言うても大したアパートではなかったので不満は残るものの解放感は比べ物にならなかったのでとりあえず満足。ホテル暮らしというのは資金に余裕がある上流階級な面々の遊びでありイチ小市民がするものではないと学んだ一幕だった。
脱線した。元に戻ろう。
もちろん飲み放題一択。乾杯!(終わりの始まり)
海鮮を中心に注文。悪くは無いがまぁこんなものかという印象。接客の質も店員さんによりバラバラだったがおばちゃん店員は結構良い印象を受けた。地下街直結で天候を気にしなくて良いのが一番の売りと言って良いだろう。気になる方はチェックして欲しい。気が向いたらまた来ます!
ごちそうさまでした。