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昼から クラフトビール

今日は何を飲もうかな。

うん。今日はクラフトビールにしよう。


札幌市営地下鉄南北線すすきの駅から西側に向かって徒歩6分。

屋上に観覧車があるノルベサの1ブロック先ににあるお店。

クラフトビア食堂 v○ltaだ。伏字になってない?うむ。私もそう思う。


36号線の裏側にあるので少々見つけにくいが、その分閑静なのが良い。

軒先にも2席だけスペースがある欧風でお洒落なお店だ。


ここを選んだのは他でも無い。この日一緒に飲む飲み仲間が私と同じく大のビール好き。昼から飲もうということになったので、クラフトビールなのに飲み放題が付いてるこの店にしたのだ。


土日祝限定とは言え昼から営業。そしてクラフトビール飲み放題。

何と言う大盤振る舞いだろうか。万雷の拍手を贈りたい。


ここは外装内装ともにお洒落なイタリアンバーのような造りとなっており、普通であればオサレな人々で賑わうようなコンセプトを目指して造り上げられたものと思われる。


しかしながら徒歩圏内でアクセス悪くはないとは言え、場所が若干すすきの中心部の繁華街から外れ気味で人通りが少なめなことも影響してるのだろう。土日祝限定とは言え昼から営業+クラフトビール飲み放題という大盤振る舞いをすることで宣伝効果の拡充および集客を図ろうとしてるものと思われる。無責任に分析してみただけなので的外れでも大目に見て欲しい。


ここ最近メジャーになったとは言え昼飲み需要は根強い人気らしく、12時開店。13時訪問だったがほぼ満席状態。自分達のことを棚に上げて「せっかくの休日なんだから昼から飲んでないでどこか遊びに行きなさいよ」と思ったのは秘密だ。


しかし何だろう。欧風コンセプトだから仕方ないとは言え、座席が高めに設定されてるのが短足日本人代表の私としては少々キツい。テーブル席はまだ良いのだがカウンター席は座ってるというよりほんのちょっとだけ腰をおろしてるという印象。バーというものはこーゆーものだと言われればそれまでだが腰を落ち着けて飲むという感じにはならない。うむ。昭和のオッサンには向かないとはこのようなことを指すのだろう。


席が高いで思い出した。初めての海外旅行はドイツだった。それまで海外はおろか国内ですらそんなに旅行はしてなかったが、東日本大震災を経験したことで人間いつ死んでも不思議ではないのだ。と自覚してから、それなら一度は本場のオクトーバーフェストに行ってみたい。と思ったのが動機だ。


私は学生時代勉強が嫌いだったのでドイツ語はおろか英語すらまともに話せない。それなのにツアーでなく単身往復飛行機予約+ホテル予約をしたのだから無謀と言っても過言ではない。トイレの場所の聞き方だけ覚えておけば良いだろう。あとはスマホに辞書入れとけば大丈夫っしょ。準備したのはその程度だ。


往路は成田空港から12時間掛けてドイツのミュンヘン空港へ。2時間以上飛行機に乗るのが初めてだったので大丈夫か心配だったが杞憂だった。なぜならば飲み放題だったからだ。最初は座席で大人しく映画を観ていたが飽きてCAさんが作業するスペースで立ち飲み開始。最初はCAさんと喋っていたがそのうちヒマを持て余した他の乗客の皆さんと一緒に飲んだくれ会場へと変貌。結局8時間近く立ち飲みすることとなった。海外旅行での一番の想い出と言っても過言ではない。


その後も切符の買い方に難儀したりホテルのトイレが同じフロアに1箇所と地下1階にしか無くて不便だったり、エレベーターが老朽化してギシギシいってることに不安を覚えたり色々あったがまぁ軒並み良い思い出だ。なおオクトーバーフェスト会場ではトイレは有料だった。無料で綺麗なトイレを利用できる日本バンザイ。


そうそう何の話しをしたかったかと言うとトイレだ。何回トイレというワードが出たか分からなくなるレベルだが話させて欲しい。


当時ミクシ○で知り合った人とドイツで合流しバーで飲んだのだが、そこのトイレの小便器が何とつま先立ちしてギリギリ届くか届かないかというレベルの高さだったのだ。外国人基準で作られてるから仕方ないとは言えコレはさすがにやりすぎではなかろうか。飲んでるから勢いが良く幸い周囲を汚すことなく終えて良かったが、成人しか使用しないバーのトイレとは言えもう少し考慮して欲しいと思った一幕だった。


そうだ。ドイツ旅行と言えば一眼レフを持参していた。オクトーバーフェスト会場でベロベロに酔っ払って外人さん達と肩組んで歌ったりしてた(当然喋れないので身振り手振りでコミュニケーション)のだが、気が付いたら屋外の教会階段で寝ており、一眼レフを入れたリュックを紛失してた。慌てて会場内にある警察の出張所のようなところに行き、辞書で翻訳しながら紛失届を書いたが見つかることは無かった。犯人さん。一眼レフはあげるからデータだけでも返してくれないだろうか。ノイシュバンシュタイン城はじめ色々な景色を収めた写真が全てパー。嗚呼無情なり。。


まぁ色々あったが全般的にドイツ旅行は大満足だった。もちろんビールはどれを飲んでも美味かった。日本でもドイツビールを飲むことが出来るが、現地で飲むビールは新鮮さが違うというか、旨く感じた。日本で言うならビール工場を見学した際に飲む出荷直後のビールがメチャ新鮮で美味しいのと似たような感じだろう。長い船旅を経て日本に到着したビールとドイツ国内で工場直送されたビールでは味に違いが出ても不思議ではない。一番美味しいのは本場ドイツ。だけど日本で飲んでも旨い。それで良いではないか。


おっと。脱線しすぎにも程がある。元に戻ろう。


クラフトビールは日替わりだが写真を撮り忘れたので銘柄は忘れた。

約十数種類のクラフトビールが飲み放題となっている。


1番目から順番に飲んで行くとしよう。乾杯!(終わりの始まり)


細かい味の違いは忘れたが軒並み美味しかった。

最近のクラフトビールはどれを飲んでもレベルが高い。

昔は地ビールと言えば外れの方が多かった印象なので彼らの努力に感動する。


頼んだメニューはこちら。


・牛ハツ刺し

・餃子

・オムレツ


お互い飲めればつまみは少量あれば良いというタイプなので頼むメニューは必然的に最小限となる。ビールの炭酸でハラいっぱいになるからそれで良いのだ。(と言いつつ〆ラーメンを食べる矛盾)


牛ハツ刺し。ごま油?が敷き詰めてある皿に綺麗に並べられたハツ刺し。万能ねぎとゴマがふりかけられており見た目がもう美しい。柔らかくぷりっとした食感。旨すぎる。ビールが進む。


餃子。イタリアンなのに何故か評判な餃子。だが食べると分かる。下手なお店より断然美味しい。肉厚でボリュームがあり、肉汁も溢れ出る。正直餃子一本で勝負してもやっていけるのではないかと言うレベルだ。是非チェックして欲しい。


オムレツ。写真には残ってるが正直食べた記憶が無い(笑)

だが見た目からふわっふわで、ソースとバジル、山椒?、削ったチーズがふりかけられている。見た目のバランスが良く美しいので美味しいと思われる。


毎回思うが十数種類もあると最後の辺りになるとほとんど記憶がない。

なので全制覇したいと思ってるが制覇したか記憶にないのだ。

動画配信者じゃないけど次回は動画を回しながら飲んでみたいと思う。


昼から飲める上に飲み放題付き。更につまみも美味しいこのお店。

是非チェックして欲しい。また来ます!


ごちそうさまでした。

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